KITAHATA URBAN DESIGN CORPORATION

大阪・天王寺 平成12/5/9
 フェルメ−ルとその時代館展



青いタ−バンの少女

大阪市立美術館

 一年ぶりの天王寺公園です。

  例によって新聞屋さんからの頂き物の入場券で、「フェルメ−ルとその時代展」を見に行ってきました。年度末の積み残しの仕事や、連休明け提出の仕事をするために、ゴ−ルデンウイ−ク中も少し出勤したので、平日に休暇を取りました。

 天王寺公園が開く直前(9時半前)に着いたので、美術館には先頭グル−プで到着。館内もがらがらで、いつも休日に人の頭や背中越しで見ているのと比べると、雲泥の差です。こんな経験をしたらもう休日に美術館なんか行く気がしません。

 ヨハネス・フェルメール(1632-1675 Johannes Vermeer )は、レンブラントと並ぶオランダ最高の画家です。フェルメールらデルフト派は、市民生活をテーマにした絵画を描いて高く評価されています。今回の展覧会の特筆すべきは、世界中に35点しかないフェルメ−ルの作品の内、5点が日本にやって来たと言うことです。
 何でも今年がオランダ交流が始まって400年とかだそうで、(天皇陛下も5月にオランダを訪問されました)両国の”文化の架け橋”と言ったところです。

 絵画を見るときは余り物を考えないようにして、見たままを感じる様にしています。解説なんかを読むと、奥の深い違った見方が解り勉強になりますが、所詮は他人の感じ方を文章にしたものですから、作品を見た後から読むようにしています。

 今回の作品も解説では絵の中の小物に色んな”暗示”が有ると書いてありましたが、シロウトの現代人には理解の外にあります。ただただ、光の射し込む部屋がすばらしく、美しいと感じるだけでした。
 有名な「青いタ−バンの少女」は「モナリザの微笑み」のような魅力があり、深く記憶に残る作品でした。

 その他の作者の作品では、写実的なものも多く、何回か他の展覧会でも見たような作品ですが、ハエやトカゲ、蜂のいる静物は細かくてリアルな表現がすばらしかったです。

 美術館を出た後、天気も良く、公園の花が綺麗なので中を散策し、咲き始めたバラや植物温室のベゴニアなどの写真を撮影しました。写真では感じがわかりにくいので載せませんでしたが、ヒメキンギョソウは色んな色の細かい花が沢山植えてあって綺麗でした。





INFORMATION

フェルメ−ルとその時代展
大阪市立美術館

●期 間/2000年4月4日〜7月2日
●料 金/一般 1500円/学生 1200円/中学生以下 無料
●時 間/9:30〜17:00(入館16:30まで)
●休館日/月曜日
●住 所/大阪市天王寺区茶臼山町1-82(天王寺公園内)
●T E L
美術館/06−6771−4874/ FAX06−6771−4856/
実行委員会/06−6346−8391
●関連HP/オフィシャルHP:ここでは作品の紹介も見ることができます。
大阪市立美術館地図

天王寺公園

●交通アクセス/JR・地下鉄天王寺駅」、近鉄「あべの橋」下車すぐ
●所在地/大阪市天王寺区茶臼山町1-108
●TEL/天王寺動植物公園事務所 06−6771−8401
●利用時間/ 7月・8月の金・土・日及び祝日は9:30〜20:00/ その他の期間は9:30〜17:00(ともに最終入園は30分前)
●休園/月曜日(休日の場合は翌日)、年末年始
●関連HP/天王寺公園天王寺動物園



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