KITAHATA URBAN DESIGN CORPORATION
 御室・嵯峨野・化野
京都市
平成13/11/24



化野念仏寺


御室・仁和寺


 仁和寺(にんなじ)は昔々の思い出がある。学生時代、夜、タクシ−で女性を送って行き、二人とも車から降りたところで”さよなら”をし、彼女が見えなくなって、気が付いたら
  ”ここは何処や?”
  ”どうやって帰んねん!?”
乗ってきたタクシ−はもういない。彼女の家も知らない。勿論、当時は携帯も無い。しばらく歩いたが、太い道路も駅も無い。後で解ったことだが、そこが仁和寺だった。

 TVで「仁和寺の紅葉が綺麗」と言っていた。ミ−ハ−なので、懐かしさも有って久しぶりに行くことにする。

 阪急の”西院(さい)”で下車、京福(けいふく)電車を探すが見あたらない。大宮と北野白梅町のイメ−ジをここへ当てはめてしまったようだ。失敗! 西大路四条交差点の交番で丁寧に教えてもらい、京福”西院”へ向かおうと交差点を横切っていると、”御室(おむろ)行き”のバスが行くではないか! 親切なお巡りさんには悪いが、バスに乗ることにする。HIROさんと二人でバス停まで走る。

 西大路を北進し北野辺りで左折。そこからはバスがやっと一台通る路を進み仁和寺に至る。
御室仁和寺は”遅咲きの桜”で有名である。仁王門を入って直ぐ左にある”旧御室御所”には”宸殿”や”南庭””北庭”が有り、ここの1級ポイントだが、有料なので入るのをやめた。

■仁王門より中門を望む

■仁王門(重要文化財) ■朱塗りの中門(重要文化財)
■鐘楼(重要文化財)

■金堂(国宝) ■五重塔(重要文化財)
■金堂左手の紅葉 ■御影堂(重要文化財) ■境内の紅葉

 
 


嵯峨野


 仁和寺から嵯峨野まで歩こうかとも思ったが、HIROさんは、
  「歩くのは嫌い」
なので、バスに乗ろうと門前のバス停に行った。が、相当待たなければならないようだ。そこで、御室から京福に乗ることにする。京福御室駅(無人駅)は仁和寺の直ぐ近くにある。

 京福電車に乗るのは久しぶりだ。古都の町並みにはどう考えてもマッチしない車体のデザインが”田舎”を感じさせる。

 帷子ノ辻(かたびらのつじ)で乗り換えて嵐山駅に到着、食事をしようと思ったが何処も超満員!まるで梅田のようだ。歩道をはみ出て人々が歩いているから、車もゆっくりしか走れない。ま、京都へ観光で車で来る方が間違いなのだ。

 結局、新丸太町通手前のコンビニで”おにぎり”と”お茶”を買い、”嵯峨児童遊園”という嵯峨野唯一の公園で地べたに座って食べるハメになってしまった。

 HIROさんは、先日”嵯峨野トロッコ列車”に乗りに来て、嵯峨野は歩いたとこである。食事後、相談の結果、化野(あだしの)に足を伸ばすことにする。落柿舎・二尊院前を通って念仏寺に向かう。

■京福電車嵐山駅
素敵?なデザイン
これが古都の町中を走っている

■嵯峨野の竹藪
島本や長岡の竹藪の方が
手入れが行き届いており美しい。



■落柿舎
人が多くて入れそうもない
■お土産屋
変わった飾り物もある
 
 



化野・念仏寺


 HIROさんは”念仏寺”に来たことが無いという。有料(500円)だったが仕方がない、せっかくなので入ることにする。

 念仏寺は8月23・24日の”千灯供養”(予約制 1000円/先着3000名)で有名である。

 水子地蔵奥の竹林を抜けた墓地の横に”六面体地蔵尊”がある。六道、つまり地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道に対応する六体の地蔵尊に向かい、「オン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカ」を唱えながら時計回で回るとよいそうだ。最初にどのお地蔵さんから拝むかも決まっているらしい。



■8000体余の石仏 ■六面体地蔵尊
 
 
 帰りは、人通りの多い今来た路を嵐山まで戻り、新しくなった渡月橋を渡り、満員の阪急電車に乗って帰路に就いた。



INFORMATION

仁和寺
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