KITAHATA URBAN DESIGN CORPORATION
三重県名張市赤目町
赤目四十八滝
平成14/10/12

赤目五瀑の1つ「荷担滝」

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清涼の旅

謎の郡山IC

赤目四十八滝の入り口
サンショウウオセンター


霊蛇滝


ぬくぬくのマッタケご飯


陰陽滝


七色岩


 いつかは行きたいと思っていて「赤目四十八滝」
言い続けていたら、どういう風の吹き回しか、歩くのが嫌なhiroさんが突然同意、
   「私がここで帰ろうと言ったらUタ−ンしてくれるんやったら、行ってもいいよ」
   「はいはい、たとえ途中でも引き返します。」

と言うことで、絶対この日は天気がいい日を選ぼうと、天気予報を見て前日に12日に行くことに決定した。
8時出発予定が、ガソリンを入れたりしている内に8時半。淀で多少渋滞したものの、順調に24号線を南下。「郡山IC」で西名阪にのる。が・・・・

hiroさんは気が付かないが、小生は気が付いた。西へ向かっている・・・・。(>_<)
   「おかしいわ、おれら大阪方向へ走ってる・・・。」
   「へ!何で、すんなり料金所からはいったやん」
・・・・入り口が1つしかないのがおかしいのだ。後で調べると死角になる一番左に東行きの料金所があるのだ。・・・・法隆寺まで6キロ往復した。(^_^;)

ちなみにJHのホ−ムペ−ジにあるインタ−の地図は間違う方がおかしい図面になっている。

名阪国道「針」で高速?を降り、最近hiroさんがファンになった道の駅に寄ることにする。10時過ぎ。ここの道の駅は、「針テラス」

 道の駅としては日本一の規模だそうで、駐車場500台、南イタリア風のデザインで統一され、飲食街、温泉、特産品ショッピング街、情報提供施設などがある。
しかし、情報提供施設には奈良県全体のパンフレットが追いてある程度で、「情報機能」は今一つ。やっぱり土佐の「道の駅南国風良里」のように”人間”が居ないとね。

そこで同じ敷地にある「都祁村情報館」に入る。こちらの方が観光情報が多い。赤目四十八滝の綺麗な地図を入手。(近鉄上本町や現地で手に入れた地図よりグッと良い)

 道の駅を出て、国道369号から榛原・室生方面に南下、「外の橋」で「地方道28号・吉野室生寺針線」に左折、突き当たりのT字路「大野」で国道165号線に出て左折。
 近鉄大阪線高架下を2回くぐり、「道の駅・室生」をやり過ごして「赤目48滝」の標識で右折、
この地図では165号の交差点にモービルGSが書いてありますが、現地には跡形もありませんので注意!)

 県道 567号を道なりにしばらく走ると、赤い酒樽を置いた「蔵元」がある。更に進むとあちこちでおっちゃんが駐車場に誘導するが、今までの経験から全て無視して直進、”ここが最後の駐車場”と書いてあってもことさら突き進み、もうこれ以上は入れない「車進入禁止」の所で駐車することにする。(駐車場が混んでいそうなときはこの行為は無謀、空いているからできることです。)どうやらここは旅館の駐車場らしい。
サンショウウオ博士


川魚の天国


姉妹滝


雨降滝
 
 「日本サンショウウオセンタ−」で入山料300円を支払う。

 歩き始めると早速「行者の滝」
座ったらちょうど滝に打たれて、修行ができそうだ。
山の中はヒンヤリしており、水も綺麗。
 
更に進むと、すぐに「霊蛇滝」

そして、赤目五瀑の一つ目「不動滝」
滝壺の表面が光線の加減でキラキラと星のように光っている。

優しげな「乙女滝」からしばらく歩くと、一つ目の休息所と茶店(ビ−ルやおでんも売っている)がある。そこから見えるのが「千手滝 」
その上が、今回一番気に入った「布曳滝 」
布を垂らしたような優しい滝だ。

 ここで少々早いが、入り口の売店で買った「マッタケ弁当」と「おにぎり」で滝を眺めながら昼食とする。なんと、注文してから弁当箱へ入れてくれたのでぬくぬくだ。

 昼食後、「竜ヶ壺 」「釜ヶ淵」と名付けられた淵を左に見る。
次に、これまた大きな滝壺のある「陰陽滝 」。

 「百畳岩 」では皆さんお弁当を広げている。不釣り合いだが売店もある。

 売店を過ぎて川を渡って直ぐに「七色岩」がある。岩の上には、マツ・モミ・カエデ・サクラ・アカギ・ウメモドキ・ツツジの7種類の植物が自生している不思議な岩だ。

 そして直ぐに「姉妹滝 」、右を姉滝、左を妹滝と言うそうだ。
 
 「柿窪滝」をすぎ、頭上からしたたり落ちる「雨降滝 」、滝の横の岩が髑髏のような「骸骨滝」、斜に構える「斜滝」

 急な階段の途中で絶景「荷担滝」が待ちかまえる。下流から見ると2つの滝が岩を挟んで荷を担っているように見えることからその名が付いたそうだが、上流からの眺めも圧巻! 縦に長い岩で渓流を堰き止め、深い滝壺を持った姿は、まるでダムのようである。

 所々、人一人しか通れないところもあるハイキングコ−ス。そこからそれた遠方に「夫婦滝」、階段状の「雛壇滝」、小振りの「琴滝」を過ぎると、赤目五瀑の最後の滝、高低差15m、滝壺の深さ10mの「琵琶滝」が待ちかまえる。

予定変更

散策路


雛壇滝


岩窟滝

 予定ではここで引き返すはずだったが、相棒が、
   「この調子やったら行けそうやから、行こ!」
というので 「岩窟滝」 まで足を伸ばすことにする。
もちろん、その前に、
   「行かへんねやったら、ここで一人で待っとけや」
と言ったのだが・・・。

 今までの調子だと、10分も有れば十分着くはずが、何と途中散策路が工事中。
鉈で木を切り倒しただけの仮設の道を一山越えなければならない。手すり代わりのロープを伝って、急坂を登り、工事中の水平な散策路を眼下に見て、今度は登っただけ下る。おまけにぬかるんでいて足場が悪い。

 ようやくたどり着いた 「岩窟滝」は中程に岩窟があるらしいがわからなかった。白人の若い男性が三脚を立てシャッターチャンスを待っている。滝の直ぐ近くまで人が入っているので、居なくなるのを待っているらしい。
小生が写真を撮ろうとすると、場所を譲ろうとしてくれた。ありがとう。

 2人で河原に降り、腰を下ろして水面を眺める。ゆったりまったりした時間が流れる。しばらくして、滝の真下にいた若いグループが居なくなったので、先ほどの場所へ登り写真を撮る。外人さんは諦めたのか居なくなっていた。もう少し待ってたら良かったのに・・・。

 ここでUターン、帰路に就く。

 帰りにゆっくりと「日本サンショウウオセンタ−」を見学する。ヤモリのおおきなのがいっぱいと思えばいい。
   「質問のある人はノックしてください」
と研究室の入り口に書いてある。どんな研究員が出てくるのか???サンショウウオのような顔の博士を想像すると、ノックする勇気は無い。


 空気もひんやり涼しげで、水も澄んでいて、心洗われる一日でした。
紅葉の時にまた来てみたいと思いますが、同じ様な思いの観光客がわんさか来ると思うと、躊躇します。釣りに行くつもりで早朝に入山できればシャッターチャンスが多いかも。


 赤目五瀑写真集
不動滝 千手滝 布曳滝
赤目五瀑と呼ばれる
個性あふれる大型の滝です。
荷担滝 琵琶滝



INFORMATION

 赤目四十八滝

■「日本サンショウウオセンタ−」で入山料300円を支払う/滝巡り地図

「赤目四十八滝渓谷保勝会」
それぞれの滝の特徴や名前のいわれが詳しい。
〒518-0469 三重県名張市赤目町長坂659番地の3
TEL/0595-63-3004   FAX/0595-63-8400

■アクセス/車
名阪国道「針」で降り、国道369号から榛原・室生方面に南下、「外の橋」で「地方道28号・吉野室生寺針線」に左折、突き当たりのT字路「大野」で国道165号線に出て左折。近鉄大阪線高架下を2回くぐり、「道の駅・室生」をやり過ごして「赤目48滝」の標識で右折/島本町から往復走行距離:200キロ/地図

■紅葉前の土曜日でも、細い道でのすれ違いはどちらかが待たなければならない。観光シ−ズンは大変な渋滞だろう。

■散策道は基本的に山道で、何カ所も急な階段があるため、山辺の道のように自転車で進むことは無理です。また、釣りは禁止です。



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この壁紙は弊社オリジナルです。
フリ−素材ですので、ご自由にお使い下さい。