KITAHATA URBAN DESIGN CORPORATION


金沢市  利家とまつ 
平成14/11/10

長町武家屋敷跡

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ひがし茶屋街

 
 団体旅行で北陸へ行ったのだが、金沢で3時間以上の自由時間が有った。そこで事前に計画したとおり「加賀百万石博」は無視してぶらり歩きを楽しんだ。

 駅前で団体さんの昼食を終えた後、レトロな「城下町金沢周遊バス」に乗ろうとバス停で待っていた。しばらくするとちょっと様子は違うが、それらしきバスが来たので乗り込んだ。
ところが車内の様子も少しおかしい。場違いなところに踏み込んだようなのだ。乗っているのは観光客じゃなく、そこらの買い物のおばちゃんなのだ。

 さらにコ−スもおかしい。予定だと、近江市場で右折して香林坊へ向かうはずが・・・・。突然左折して狭い路地のような道を・・・。あわててバスの中に置いてあったパンフレットを見ると、”金沢ふらっとバス”とある。

”周遊バス”ではないのだ。道理で・・と思ったが後の祭り。
  「ま、いいや逆回りだと思えば。」
と気を取り直す。

 予定コ−スを逆さまにして、まずは”ひがし茶屋街”へ行くことにする。
尾張町2丁目でバスを降り、少し歩いたところ、浅野川沿いにあるのが”主計町茶屋街”
人気は少ないが、往時を偲ばせる町並みが復元されている。

 浅野川大橋を渡り、さらに進むと、どこからともなく観光客が増えてくる。大通りから少し入ったところが”ひがし茶屋街”
映画のセットのようだが、本物である。

 夕方ともなると、格子戸の奥から三味線や太鼓の音が漏れてくるそうだ。五木寛之の「朱鷺の墓」の舞台としても知られ、国の重要伝統的建造物保存地区に選定されている。

主計町茶屋街
落ちついた雰囲気 観光客も多い
壁は板張りでは統一されている はずれにある銭湯 この街は現役の茶屋町である


長町武家屋敷


金沢城/加賀百万石博会場

武家屋敷/土塀の町並み

野村家土塀

 レトロバスの写真を撮ろうと思い、兼六園方面に歩き出す。いくら歩いても・・待っても・・レトロバスは来ず、結局、兼六園まで着いてしまった。

 兼六園に入ろうと、石川門の坂を上って行くと、いつの間にか前に柄の悪い見知った男達が歩いているではないか。3人とも両手にお土産を持っている。 

 話によると、自由時間になってから、タクシ−で駅からここまで来たらしい。兼六園も見たかったが人が多そうだし、今まで何度か見てるので今回はキャンセルした。

 石川門の前で、4人でウロウロしていると、タクシ−の運ちゃんに声をかけられる。
   「観光のお客さんが一番喜ぶンは”忍者寺”やで、どうや一人2000円で・・・他のところも廻たるし」
ちょっと考えたら”ぶったくり”(もちろん観光タクシ−としての正規の料金だろうが)も良いとこなんで、そのお誘いは丁重にお断りし、さっき3人が乗ってきたタクシ−を呼んで4人で”忍者寺”へ行くことにする。一人2000円払うくらいなら、何回か乗り捨てた方が安いからである。

 タクシ−を待っている間にもさっきの”運ちゃん”がまたやって来て、
   「1700円にしとくでぇ〜」

 ”忍者寺”は、時間刻み(30分くらいなのだろうか)で観光客を中に入れそうで、ちょうどお客さんが入ったとこだった。待ち時間がもったいなし、ここも見たことがあるので、香林坊の”武家屋敷跡”へ向かう。

 茶屋街の格子戸とは趣が変わり、ここは土塀の路地が続く。400年以上前に作られたという用水路が流れている。足軽資料館や旧高田家跡、野村家などを見学できるが、電車の時間あるので早々に金沢駅に戻ることにする。

 駅で、北陸方面に来たときは定番の、”小鯛の笹漬け”と”ます寿司”を土産に購入する。

 思い通りには行かなかったが、束の間の小旅行を楽しめた。



INFORMATION

金沢観光用バス
■城下町金沢周遊(レトロ)バス/市内観光用のレトロバスです。
 ●料金 1回/200円(小人100円) 1日/500円
 ●関連HP/バス案内
■金沢ふらっとバス/市内観光用のモダンなバスです。段差がないのでFlatと名付けられたそうです。市民の足にもなっています。
 ●料金 大人1回 100円/未就学児は2人目から有料
■その他の観光バス/ホ−ムペ−ジ

 金沢インフォメーション
●アクセス/金沢観光地図
●金沢市/オフィシャルホ−ムペ−ジ




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この壁紙は法隆寺の土塀から作った
弊社オリジナルです。
フリ−素材ですので、ご自由にお使い下さい。