KITAHATA URBAN DESIGN CORPORATION

神戸市
 インフィオラータ&
ヴィクトリアン・ヌード


平成15/04/19

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インフィオラータ

 今日の天気予報は午後から雨。先週も雨だったので終末毎に悪天候のバージョンハマってしまったようだ。
そこで雨の日のとっておきプログラム!!(^_^)v  雨が降る前に今日から始まる「インフィオラータ」へ。その後雨が降っても影響の無い「ビクトリアン・ヌード」を見に行くことにする。

 もちろん、「ビクトリアン・ヌード」の”招待券”は、事前に”新聞屋さん”さんから入手済みだ。

 今日、4月19日(土)は、流れ橋の上で”時代劇扮装者大行列”が行われるイベント「やわた流れ橋時代劇祭」 も開かれた。HIROさんと相談し、「ビクトリアン・ヌード」が5月5日までなので、「インフィオラータ」と一緒に楽しむことにしたのだ。

 「ビクトリアン・ヌード」は、イギリスを代表する国立美術館、ロンドンの「テイト・ブリテン」で、2001年からリニューアル記念展として開催され、ミュンヘン、ニューヨークの美術館を巡回、2月8日から神戸市立博物館で開催されている。19世紀・ヴィクトリア女王時代のヌード絵画、写真、映画等が100点展示されている。

 「インフィオラータ」は一昨年に初めて見に行ったのだが、その美しさは”リピーター”になってしまう程の感動もの。”インフィオラータ”とはイタリア語で「花をしきつめる」という意味だそうで、通りや広場などに花びらで絵模様を描くイベントだ。神戸では震災後”心の復興”と”街の美化”を目的に富山県砺波地方産のチューリップの花をしきつめ、道路などに巨大な花絵を描いている。今年は六つの会場で開催される。

 山崎から神戸まで、時間は少しだけ掛かるが、値段はほぼ半額の阪急電車で約1時間。11時に三宮着。

三宮東(あじさい通)

 久々の三宮。今日から始まるのは6つの会場のうち2つだけ。駅周辺は一応知ってるので事前に調べた”あじさい通り”へ。

 通り手前の信号で待っていると、お!写真を道路の上から撮れるように、仮設の歩道橋のようなゲートが設置してあるのが見える。むむ、期待がふくらむ。

 信号が青になって、商店街の入り口に近づくと、そのゲートの下に軽トラが3台程停まってる。テープカットの用意もしてある。
で、会場の商店街はと言うと・・・・。下絵にの上に沢山のスタッフが・・・・・。
早い話が”準備中”なのである。ちょいと早すぎたようだ。

 ま、準備中の写真はなかなか撮れないぞ!と思い直す。


 これらチューリップの花は富山の砺波から色分けして運んで来る。作業はまず”花”を花びらにし、段ボール箱に入れることから始まる。もったいないようだが、球根の為に作った花なので、摘んでしまうそうだ。そこでその廃物利用としてインフィオラータで利用されることになった。また、この後も花は肥料等になるそうだ。

 スタッフが、グループ毎に6色あるという花びらを段ボール箱の中から取り出して並べている。額縁に相当するのが、六甲山から持ってきたという間伐材の檜?の葉っぱである。

 ちゃんとでき上がってから又見に来ようと、市立博物館に向かおうとしたところで、雨が降り出した。

ビクトリアン・ヌード

 雨が降っているので、新しくできた地下鉄の上の空間を使ってできたと思われる地下道を通り京町通りで上に出る。
小降りだったので傘をさし、歩道を海の方へ下る。

 作品は3階と2階に別れて展示されており、3階から古い順・時代別に並べてある。ヌードの絵画や写真ばかりで、夫婦で見るのは気はずかしいが、なかなかみんな綺麗だ。

 見応えのある作品も多く、フレデリック・レイトンの「プシュケの水浴」も綺麗だったが、小生は、二つあった「生け贄にされた??」のうち、二つ目の”少し”官能的な方に目を引かれた。

19世紀初頭のイギリスでは、裸体画がタブー視されていたが、次第に古代神話を題材としたヌードの大作が続々と登場するようになる。さらに、時代が経つにつれ、官能的、エロチックに又大胆になっていくのが伺える。また、健康的な男性ヌードや、覗き見感覚の短編映画も展示されている。

 作品の説明を見ていると、公開したり販売したりせず、家族にも見せず所蔵していたものも多い。映画や写真に至っては、もうマニアチックとしか言い様がないものもある。今見てもそうなのだから、作者達は、当時はきっと”変なおじさん”達だったに違いない。

 ”芸術”か”ポルノ”かと昔日本でも議論されたが、今となってはどうでも良いことのようだ。ちなみに、「ビクトリアン・ヌード」展の副題は、「19世紀英国のモラルと芸術」である。

元町あなもん
元町あなもん

 ゆっくりと展覧会を見た後、もう一つの「インフィオラータ」会場の「穴門商店街」のある元町へ向かう。元町駅東口の直ぐ南のハズなのだが、大丸側から行くとちょっと分かりにくいところだ。HIROさんが先に見つけた。元町駅からだったら直ぐに解っただろう。

 ところがここも準備中。みんなお弁当を食べている。掲示板を見ると、どうやら3時から始まるらしい。

 三宮センター街へ戻りパスタ専門店「RYURYU」で昼食とする。
日替わりのセット定食で、メインパスタを小生は「キャベツとベーコン」、HIROさんは「ツナと水菜の梅醤油味」にした。HIROさんのはなかなかの美味!(^_^)v。あっさりした醤油味だが、梅の酸っぱさが”しつこく無い”くらいに効いていて美味しい。気に入った彼女は、今日さっそくジャスコで”ねり梅”を買ってきた。

再びあじさい通

 お腹もいっぱいになり、セットメニューに小コップ一杯のビールも着いていたので、機嫌良く再び「あじさい通り」へ戻る。

 ほぼ出来上がっていたのだが、ガードマンのおっちゃんに聞くと、ここもやはり3時からオープニングイベントがあるとのこと。それまで、”仮設の歩道橋”には登れないと言うのだ。残念!!夕方からはライトアップされるらしい。

 でも、作品は全部完成してるし、小雨で人出も少ない(みんな3時以降に来るのだろう)ので、1つ1つを見て回る。一昨年北野坂で見たときより具象画が多くなっており、メッセージを書いたものも多い。


 ”下水道”の作品の前で写真を撮っていると、隣に立ってた人が、
    「これ私が創ったんですよ」
思わず、聞いてみた、
    「事前に、コンテストみたいなものがあったんですか?」
    「いやあ〜、空きがあったんで、いわば、かり出されたんですよ」
とのこと。でも、目的の1つが”街の美化”なので役所に務める人も積極的に協力しなくてはね。



INFORMATION

インフィオラータ

■インフィオラータ神戸2003/神戸市
 ●時/4月19日〜5月5日(会場により異なる、各会場3〜4日間、開催)
 ●所/元町あなもん/三宮東(あじさい通)/北野坂/湊川(湊川商店街)/垂水舞子/六甲アイランド(リバーモール公園)
 ●最寄り駅/三宮、元町
 ●問合せ先:/神戸国際観光コンベンション協会
 ●一昨年/インフィオラータの模様

ビクトリアン・ヌード

■ビクトリアン・ヌード/神戸市立博物館
 ●会期/平成15年2月8日(土)〜5月5日(月・祝)
 ●開館時間/午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
 ●休館日/毎週月曜日(ただし、5月5日は開館)
 ●料金/一般:1300円他
 ●最寄り駅/三宮、元町
 ●問合せ先:/神戸市立博物館
 ●関連ホ−ムペ−ジ/毎日新聞ストリート・アートナビ日通

RYU・RYU

■RYU・RYU三宮店
 ●場所/サンプラザ地下1階
 ●TEL/078-392-2576
 ●営業時間:11:00AM〜9:30PM
 ●ホ−ムペ−ジ/RYU・RYU



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