KITAHATA URBAN DESIGN CORPORATION 大阪府富田林市・太子町 富田林サバーファーム 近つ飛鳥博物館 平成16/6/27 ▼前のお出かけ/ちょっとお出かけ・TOP/次のお出かけ▲ |
梅雨の合間に・・・ | |||||||||||||||||||||
富田林土木事務所に営業に行った時、府民センターに置いてあった「パンフレット」をもらってきたのが「富田林市農業公園サバーファーム」。写真の花壇が綺麗だったし、6月いっぱいはラベンダーが見頃とのこと。HIROさんも何かで見て”行きたかった所”だというので、梅雨の合間の”曇り空”でしたが、ペットボトルにお茶を入れ、車で出かけました。 「イチゴ狩りができるで〜」 「毎年(実家の畑で)してるし、イイッ!!」 「芋掘りもあるでぇ〜」 「家に(おじいちゃんおばあちゃんの収穫したのが)ようさん有るしっ!」 梅雨の曇天のせいか車は空いており、富田林までは知った路だったので、思ったより早く到着することができました。ゲート前の地図を見ると思ったより狭く、駐車場には車も少なめです。人影も少なく今にも雨が降りそうなので躊躇しましたが、せっかく来たので入場することにしました。 ゲートをくぐると、お目当てのラベンダーの強烈な香り。ラベンダーの刈り取りをしたので、そのためだそうです。ところが”ラベンダー”の丘は法面が崩れて危険なため”立ち入り禁止”で入れません。がっくりです。 しかし、綺麗な草花を見ているとそんなことも忘れ、園内を散策していると、小さなテントの前で、「ラベンダーの刈り取り」と書いた手製の看板が目に入りました。荷物になるので帰りに寄ろうと思いましたが、担当のおばちゃんはこれから一旦店をタタミ、我々が来るであろう時間に、またここへ来ないと行けないようなので、先に「ラベンダーの刈り取り」を楽しむことにしました。おかげで、100円で10本のところを15本にしてもらいました。 逆さに干しておくとドライフラワーになるそうで、HIROさんがたっぷり時間をかけて15本を選定。 ラベンダーおばちゃんの言うことには、花が完全に咲いているのより、つぼみの方が香りが良いようです。また、来るタイミングが良ければ、植え替え時期の花が無料で貰えたりもするそうです。 |
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ラベンダー畑/10本=100円 |
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”もぎとりランド”のブドウ園には房の小さなブドウが沢山有ったのですが、ちと早すぎました。 ”どろんこランド”に来た頃には残念ながら雨が降ってきました。看板に、ジャガイモやキャベツ、にんじんが取れると書いてありましたが、全部我が家にありますので遠慮しました。 四阿で雨宿りをしてると、ジャガイモ掘りのアベックと、キャベツ、にんじん堀?の5人ファミリーが中に入ってきました。子供が靴のまま椅子に上がっても親とおばさん?達は知らん顔してるので唖然としてると、お父さんは狭い四阿の中でタバコを吸い出しました。 しばらくして、農園のおばちゃんが5人ファミリーの収穫したキャベツやにんじんを四阿まで持ってきました。キャベツは1個100円、にんじんは3本100円とのこと。安いですね。
後から聞いた話ですが、この時HIROさんは、 (それじゃ、私がもらっても良いですか) と言う言葉が、喉まで出かかったそうです。私に良く合った”連れ合い”ですねぇ〜。 |
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雨も小降りになったので、”どろんこランド”で写真を撮っていると、 「ミニトマト、ないんかなあ〜」 とHIROさん。 看板には、ジャガイモ・キャベツ・にんじん しか書いてありませんが、ジャガイモの向こうにミニトマトが見えます。 ここからが私と違うところです。HIROさんはさっきの(にんじん)農園のおばちゃんを見つけ、 「ミニトマト、ないんですか?」 「ああ、できますよ」 なんや、簡単やないか。できんねやったら看板に書いときいやぁ〜 で、案内されたのは、ジャガイモ畑の方ではなく、ビニルハウス。再び雨も降ってきたので雨宿り兼用でグッドタイミング。 「これにいっぱいで100円です」 と渡されたのは、10センチ角くらいの透明ケース。もちろん今回は私も参加。二人で200円。 「ちょっとくらい食べても良いですよ。(こんな事書いてもええんかな??) 無農薬ですから、洗わんでも綺麗ですから」 ラッキー!!(^_^)v 温室の中はそれほど暑くもなく、上の写真のようにミニトマトがたわわに実っていました。採取はHIROさんに任せ、HIROさんが一つケースに入れる都度、私は口の中へ・・・・。黄色い花粉が付いているのでハンカチで拭きながら頂戴しました。 「熟してるし、あもうて美味しいなぁ〜」 「あんまり食べ過ぎたら、ぴーぴーになるで!」 温室から出て、HIROさんがトイレに入っている間、さっきの四阿で雨宿りをしていると、幼稚園くらいの女の子二人を連れた4人ファミリーがやっていました。みんな手ぶらなのは、雨のせいで何にもできなかったようです。表情も何となくがっかりしているような・・・。 (ミニトマト!ちょうどそれくらいの歳の子なら面白いですよ。雨宿りにもなるし。) 看板にはミニトマトのことが書いてないので、彼らに見えるようにビニル袋から”ミニトマト”を出そうか、声をかけようかと躊躇している間に温室の方に行ってしまいました。 HIROさんがトイレから出てきたので、今度は温室へ行こうと歩き出すとさっきの4人ファミリーが戻って来ました。 「すいません、ミニトマト、何処で申し込むんですか?」 (なんや、知ってたんかいな) 「さっきここにいた農園のおばちゃん言ったら、100円でケースと袋貰えますよ。それに、ちょっとくらい食べても言いそうですから。」 というと、若いお父さんはニッコリしていました。 「道路からビニルハウス見えるし、きっと、私らがミニトマト狩りしてんの見たはったんとちゃう?」 「そやな、食べてんのも見えてたやろなぁ〜」 雨も小降りになったので、次はバラ園に向かいました。 |
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バラ園を堪能した後、温室(大したことなかった)に行き、レストランで食事をしてから退園しました。 駐車場の横に「農産物直売所」が有ったので、HIROさんを誘うと 「喜んで!!」 そこでは、家に無い野菜や地鶏の卵を購入しました。 翌朝、白いご飯に生卵をかけて頂戴しましたが、黄身の色は濃い橙色で甘みがあり、美味しかったです。 |
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大阪府立近つ飛鳥博物館 | |||||||||||||||||||||
そのまま帰るのも少し早すぎるので、富田林へ来る途中”看板”を見た「近つ飛鳥博物館」へ寄ることにしました。 確か、ゴルフ場の開発計画が有った場所なのですが、地元の方達が積極的に活動して整備されたものと記憶しています。 博物館は、平成6年3月に開館、「近つ飛鳥」という呼び名は、『古事記』の中に出てくるそうで、難波の宮などから近い方の飛鳥(河内の飛鳥)と、遠い方の飛鳥(大和の飛鳥)という呼び方をしたというので、命名したそうです。 建物は安藤忠雄氏の設計で、内外壁ともコンクリート打放しで、屋根はピンコロ石貼り階段状になっています。”平成の古墳”をイメージしたそうで、第37回BCS賞(1996年)を受賞したそうです。 入り口に至るスロープの両側には、打ちっ放しコンクリートの壁があります。過去と未来、連続する時間の流れでもイメージしているのでしょうか。真ん中アタリで拍手をすると、奇妙な音になって返って来ます。 あとで知ったのですが、博物館の南には「大阪府立近つ飛鳥風土記の丘」が広がっているそうです。29万m2の丘に102基の古墳があり、そのうち40基が整備され見学できるようになっているそうです。貴重な文化財に触れ・学び・親しむ場として設置された史跡公園です。 |
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館内には、”写真撮影禁止”と書いてないので、女性職員に聞くと 展示物の撮影は一部を除いて可能 とのことだったので、貴重な資料をデジカメで撮影させてもらいました。 たっぷり展示物を鑑賞の後、帰路に就きました。 今日は良く歩きました。 |
INFORMATION |
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富田林サバーファーム | |||||||||||
■富田林市農業公園サバーファーム 〒584-0054 富田林市甘南備2300 TEL:0721-35-3500 fax:0721-34-2700 ■アクセス/位置図 駐車場/200台(無料) 電 車/近鉄天王寺から河内長野線富田林下車、金剛バス東条線サバーファーム下車 ■開演時間
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)・年末年始12月30日〜 1月 4日 ■入園料/イチゴ狩り等の農業体験や一部イベントは有料です。
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大阪府立近つ飛鳥博物館 | |||||||||||
■大阪府立近つ飛鳥博物館
駐車場/無料 電車/近鉄長野線「喜志」駅下車→金剛バス「阪南ネオポリス」行き終点下車 ■入館料(常設展/高校・大学生:200円 大人:300円) 小・中学生、65歳以上は無料 ■開館時間 AM10:00〜PM5:00(入館はPM4:30まで) ■休館日 月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)・12月28日〜1月4日 ■位置・展示概要 ■オフィシャルホームページ |
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路のり | |||||||||||
★往路/島本/9:20−→R171−→R170−→R309−→11:30/富田林市農業公園サバーファーム/13:30−→14:00/大阪府立近つ飛鳥博物館/15:00 ★帰路/大阪府立近つ飛鳥博物館/15:00−→南阪奈/羽曳野東IC→阪和→近畿/摂津北IC<高速代 計1300円>−→島本/16:00 ★全走行距離/130km |
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