KITAHATA URBAN DESIGN CORPORATION 大津市 日吉大社 平成17/01/02 ▼前のお出かけ/ちょっとお出かけ・TOP/次のお出かけ▲ |
2005初詣 |
おけいはん | ||||||||
■平成15年末、名神高速道路「大山崎インター」が完全開通し、京滋バイパスが大山崎まで延びたおかげで、側道のような「新設国道478号線」が開通。八幡方面に、大山崎から一気に行けるようになりました。にもかかわらず昨年の正月の京阪バスのルートは、宮前橋を渡る旧ルートでの運行でした。今年は初めて、新ルート。桂・木津・宇治の三川合流を一気に横断し、JR山崎駅を出てから15分程で八幡駅に到着しました。天気も快晴、綺麗な青空です。 今年は、大津の方まで足を伸ばすつもりの所へ、バスの中で『1dayパス』の広告を見たので、駅の料金表を眺めていると、にこやかな京阪の駅員さんが、声をかけてくれました。 「ここをお参りしたら、伏見稲荷へ行って、日吉大社まで行くんですが、『1dayパス』の方が安いでしょうか?」 「う〜ん、たぶんねぇ〜」 「・・・・・・・(何のため聞いてんねん?)」 「どうする?」 「たぶん、安いやろ!買お」 窓口が全部自動販売機になっているので、改札口で、 「『1dayパス』2人分下さい!!」 すると、真剣な顔をした駅員さんが、 「中書島の駅に行ってください。売り切れて無いんですよ。中書島に有りますから・・・」 「電車賃払ってですか?」 「いえ、これ書きますから・・・・・・」 (下の写真の黄色い券参照) 「これで二人行けるんですか?」 「はいっ!!電話しときますから。」 黄色い券を貰って、二人で中書島へ行くことになってしまった。 「ま、ええか。正月で暇やし」 「そやね」 改札を入ります。 「どっちやねん?どっちのホーム行ったらええねん?」 二人とも中書島は知ってるけど、京阪沿線の住民ではないので、方向も、どれくらいの所にあるのかも知らなかったのです。 掃除をしているおじさんにホームを確かめます。八幡駅から二駅、京都寄りでした。近くて良かった。 |
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石清水八幡宮・伏見稲荷大社 | ||||||||
■電車の中にも『1dayパス』の広告があったので良く読んでみる。何と、広告には 『京阪本線1000円/大津線500円』 と書いてあります。 「京阪本線と大津線と別みたいやで」 「え?一枚で全部行けんのちゃうん!!あの駅員さん、日吉大社ゆうたら『う〜ん、たぶんねぇ〜』 ゆうてたやん」 中書島の駅長室で確かめたら、、やっぱり二種類有るようです。本当に安くつくのだろうか?でも、只券貰ってここまで来てるし・・・。おまけに大津線の『1dayパス』は三条駅でしか売って無いというし。 安くつくかどうかはもうどうでも良いので、とにかく”京阪本線の『1dayパス』”を購入しました。”おまけ”に集印帳がついています。スピードくじも有りましたが、見事に二人とも”はずれ”でした。 「こっから、八幡まで戻る料金は別として、ケーブルカーが200円。稲荷さんまでが300円。そこから三条が・・・」 「計算すんの止めとこうや」 「そやね、並らばんでええしね」 ■30分程ロスして八幡駅へもどり、ようやく例年どおり「男山ケーブル」に乗ります。参拝をすませ、いつもは徒歩で下山するのですが、今年は”京阪本線『1dayパス』”が有るので帰りもケーブルを利用することにします。参道から外れてケーブル駅へ至る道は初めて通る道で、展望台にも初めて登りました。谷崎潤一郎の碑も初めて見ました。 下の駅に着くと、さっきはガラガラだったケーブルの駅は改札までチョー満員!待ち時間は1時間以上でしょうね。帰りもケーブルを利用したおかげでロスした30分を取り戻し、伏見稲荷に向かいます。 |
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■稲荷さんはすでに満員状態。本殿にだけお参りし、一方通行の出会い頭の所にある店でお土産に”じゃこ山椒”を買いました。濃味と薄味がありましたが、薄味の方が山椒の香りが良かったので”薄味”にします。山椒とじゃこの量は同じですが醤油の量で香りが変わるそうです。 京阪本線に戻り、”京阪本線『1dayパス』”で、次は三条に向かいます。 三条駅近くで食事のあと、駅長室に”大津線『1dayパス』”を買いに行きます。 中書島駅はオッちゃんの駅員ばかりでしたが、ここは高校を出たとこ位の女の子と少し先輩くらいの娘が対応してくれました。 「こっから、日吉大社お参りして帰りに近江神宮お参りして又ここに帰ってくるんですけど、『1dayパス』とどっちが安いですか?」 「・・・・・・・・・・・・・・・」 すぐには解らないらしく、料金表が載っているらしい手帳を広げ、電卓を出し、一度足し算を間違い・・・・・。見かねた隣の先輩が計算結果を後輩に見せ、それをもう一度検算し・・・・・、『1dayパス』が安いという結論になりました。 ■今度は大津線沿線”おまけ”の集印帳を頂戴し、スピードくじ。これが今度は二人とも当たり!!おけいはんの卓上カレンダーを頂きました。正月早々”小さな運”を使ってしまいました。 |
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日吉大社 | ||||||||
■昔は三条から京阪の路面電車が蹴揚を通って浜大津まで行ってたと思うのですが、地下鉄東西線が走り、今は御陵(みささぎ)からが京阪京津線となります。地下から地上に出る山科に着く頃には、車窓は雪景色となりました。 浜大津で京津線から大津線に乗り換え、最終の坂本駅に着く頃には屋根の上には10センチ程の積雪がありました。 電車が止まると、隣に座っていたお父さんが幼稚園にも行かないくらいの娘に 「着いたで!着いたで!」 どうやら寝てしまっているようです。 父娘連れのようでお母さんは見あたりません。空いているのでゆっくり立ち上がったその瞬間、 ドタン!! 何と、娘さんが座席の上から電車の通路に、顔面もろとも俯せに、ペタンコに倒れこんでいました。周りにいたお客さんも、唖然!!凍り付いてしまいました。一瞬してから、「大丈夫ですか」と何とか誰かが声をかけ、呪縛が解けてみんな動き出しました。子供は完全に寝ぼけているのか泣き声も上げませんでした。 世のお母さん方に忠告します。お父さんと子供だけで出かけた時、お父さんはどんな失敗をしてるか解りませんよ。私は子供が赤ん坊の時、風呂に入れていて手を滑らし、湯船に沈めたことがありますが、何とかすくすく育っています。 |
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■日吉大社は坂本駅から比叡山の方向に坂を上ったところにあります。境内も駐車場になっており、参道が狭くなっています。おまけに参道の雪が凍っているため危なくて・・・・ で私が滑り、HIROさんも滑り・・・・ 危ないなァ〜と言ってるところへ、 ドタン!! と青年が転けながらHIROさんの方へ滑ってきました。オッと危ない!!もう少しでHIROさんが巻き添えになるところです。 さらに本殿に上る坂が次なる障害!全面の雪。溶けたところを選びながらの参拝です。 ”行きはよいよい帰りは恐い” 下りはもっと危険です。前を歩いてる二人は、お年寄りが知らない人に手を繋いで貰ってるらしい会話をしています。ようやく坂を下ると、よぼよぼのお婆さんの周りで若い人達のグループが何やら相談事です。手を引こうとしてますが、見るからにこのお婆さんは無理やでと言えるお婆さんです。平らな道でも一人で歩くのが難しそうなお婆さんです。 どうなったと思います? 何と青年の中の一人がお婆さんを背負って登り始めました。親戚か?見ず知らずか?は知りませんが。えらいっ!! でも、・・・・下りはどうするんだろう? |
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近江神宮 | ||||||||
■日吉大社をあとに、再び坂本駅に戻り『1dayパス』を使って少し南に下り、以前流鏑馬を見た近江神宮に向かいます。ここも駅から少し歩きますが、前回はJR西大津から歩いたのでその時に比べると非常に近くに感じます。 境内に入ったところで、又!見てしまいました。というか、遭遇しました。 雪解けでビチャビチャになった、馬が走るため舗装のしてない茶色い泥沼のような参道で・・・・。 軽く坂になっているのでスピードが出たのでしょう、お正月の”よそ行き”の服を着て、走ってきた男の子が勢いよく・・・・ べちゃっ! と、泥道に俯せに転けるのを・・・。今度は声を上げて泣いていました。周りにはお父さん、お母さん、おばあちゃん、おじいちゃん、お兄ちゃん・・・・。 |
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INFORMATION |
交通アクセス等 |
■日吉大社 ●交通アクセス/JR湖西線比叡山坂本駅より徒歩15分・バス5分、京阪電車石坂線坂本駅より徒歩5分 ●所在地/滋賀県大津市坂本5-5-1 ●TEL/077-578-0009 ●関連HP/オフィシャルホ−ムペ−ジ/地図 ■近江神宮 ●交通アクセス/JR湖西線西大津駅から徒歩15〜20分、京阪電鉄近江神宮前駅から徒歩5分/駐車場有り ●所在地/滋賀県大津市神宮町1-1 ●TEL/077-522-3725 ●地図 ■石清水八幡宮 ●京阪八幡市駅から京阪男山ケーブルで10分(大人片道220円)/徒歩約一キロ ●JR山崎駅←→京阪八幡市駅/正月三ヶ日は臨時バスが出ている/一時間に3〜4本/所要時間約15〜20分/大人240円 ●所在地/〒614-8588 京都府八幡市八幡高坊30 ●TEL/ 075-981-3001 FAX/ 075-981-9808 ●関連HP/オフィシャルホ−ムペ−ジ/地図 ■伏見稲荷大社 ●JR奈良線稲荷駅、京阪本線伏見稲荷駅・深草駅から徒歩10〜15分(本殿まで) ●所在地:京都市伏見区稲荷山 ●関連HP/オフィシャルホ−ムペ−ジ/地図 |
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