KITAHATA URBAN DESIGN CORPORATION

京都市

小雨に煙る終焉の紅葉と  
     襖絵・遊鯉龍門圓


京都 善峯寺・「片岡鶴太郎特別展」
平成17/12/4

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止むと思っていた雨が・・・

ここから歩き始めます

変わってますね

 先週の日曜(11月27日)は晴天で、京都の紅葉を見るには最も良い一日でした。が、仕事のため外出できず。

紅葉は毎年見るチャンスがありますが、残念だったのは、

善峯寺で開催されている「片岡鶴太郎特別展」が27日で終わりだったこと。


 ところが、ホームページを見ていると12月4日まで延長されたとうれしい知らせ。

ギリギリの今日、ようやく夕方に時間が出来たので”ちょっとお出かけ”してきました。


 少し歩くのを覚悟で、善峯寺バス停手前の無料駐車場に車を止めました。

もう少し上の山門近くには有料駐車場があるのですが、ケチったわけではありません。

バス停からの坂道が善峯寺の見所の一つでもあるのです。

   「傘いらんかなぁ〜」

   「だんだん回復するはずやから、いらんやろ! 俺のジャンパー、フード付いてるし」

   「私のも付いてるけど・・・・ふりそうやん!」

坂道を登り始めたとたんポツポツ来ました。

   「木から落ちてくるんや・・・」


 帰る頃には結構本降りになっていました。
    
    

観音堂


バス停から歩くと、綴れ折りの参道
庭師・小川治兵衛作、善峯寺本坊庭園
本坊から、終焉の紅葉 本坊庭園からみた襖絵「游鯉龍門圖」 山  門

 「片岡鶴太郎特別展」では、彼がここ善峯寺で4ヶ月かかって作成した、襖絵「游鯉龍門圖(ゆうりりゅうもんず)」や

「屏風 般若心経」や掛け軸が展示されています。


 襖絵「游鯉龍門圖」は本坊の100畳座敷に襖25面、長さ26メートルに250匹の鯉を描いた大作です。

京都の著名な庭師、小川治兵衛作の庭園の池に泳ぐ錦鯉を題材にして、

   池から飛び出した鯉の大群が、座敷を回游してまた池へと帰り、滝を登って龍になる

という壮大な構想で描かれています。

 題名の「游鯉龍門圖」は、善峯寺の天然記念物「游龍の松」と、

   「龍門」という急流を登りきった鯉は龍になる

という伝説から、彼がつけたものだそうです。


 また、襖絵を作成するに先立ち、精進のために奉納した般若心経の屏風や、漢詩も展示されています。


 展示場の本坊内は「撮影禁止」でしたので、本坊庭園から中の様子を撮りました。

お寺の方の説明では、池の畔の紅葉は、年中紅葉していると言うことです。



      「片岡鶴太郎特別展」ポスター



INFORMATION


 オフィシャルホームページ情報

 ■ 善峯寺/京都・西山/西国第二十番札所
住 所 〒610-1133 京都市西京区大原野小塩町1372 
電 話/FAX Tel (代) 075-331-0020 / Fax 075-332-8342 
入山料 400円(大人),300円(高校生),200円(小、中学生)
※春と秋の寺宝館文殊堂特別公開時期は、100円UP
入山時間 午前8時開門〜午後5時閉門
    
駐車場 大型バス\1000- / マイクロバス\700- / 小型\500-
無料駐車場も有ります。(無料駐車場からは、坂道を登らなければなりませんが、結構楽しいものです。)
      善峯寺オフィシャルホームページ

 ■ 西山三山
   善峯寺/光明寺/楊谷寺/ホームページ



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