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KITAHATA URBAN DESIGN CORPORATION
鳥取砂丘・白兎海岸

大国様も見上げる  
  因幡の白い落書き



白兎海岸と淤岐島  平成22/6/5

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但馬御火浦

■土木学会主催のイベント終了後、

地図を見ると”大洞門の連続”と書いてあったので、

海岸沿いの道路を浜坂へ向かいました。


ところがいくら走ってもそれらしきものが見つかりません。

それどころか、対向車が来たらすれ違いも難しいくらい道幅はだんだん狭くなり、おまけに地形に沿ってクネクネ曲線の連続になってきました。見所と言えば、灯台が一箇所有ったくらいで、海も殆ど見えませんでした。

その灯台は伊笹岬にある「御崎灯台」。昭和26年に完成し、高さは約14m。香住町のマンホールのデザインにも使われています。海からの高さが約270mあり、日本一高いところにある灯台と言われています。

天気のいい日は丹後半島まで見わたせるそうです。

    

■灯台を過ぎても完全な山道で、対向車が来るのを注意しながら緊張の運転です。

昔だったら運転していても酔うくらいです。

「但馬御火浦」と言う看板もあったので、

海岸に降りていけば、きっと名所が有ったのでしょうね。


いい加減嫌気がさしてきた頃、

餘部から半時間以上かかってようやく浜坂に到着です。

国道178号に出ましたが、さらに山を越え

鳥取県に入って何とか国道9号線にたどり着きました。

あとは、平らな道ばかり。


■夕方5時半頃、鳥取駅近くのホテルに着きました。

もう少し遅かったらホテルの駐車場が満杯の所でした。

見学会の時、先発のグループに編入したのが良かったようです。


夕飯はホテルでもらった市街地図に割引クーポンが付いていたこともあり、

駅近くの居酒屋「八六三(はるみ)」に行きました。

酒は、

    鳥取と言えばこの酒

と書いてあった「満天星」(諏訪酒造)を冷やでチョイス。

昔風の素朴な味で感激したので、翌日お土産に買いました。

帰ってきてから「諏訪酒造」を調べると、

TVでもドラマ化された「夏子の酒」のモデルになった鳥取県智頭町の酒造会社だそうです。


夕食は居酒屋「八六三(はるみ)」にて ぼたん海老
冷やで、満天星(諏訪泉・純米吟醸) 岩牡蠣

鳥取砂丘

■翌朝、駅前から県庁に通じる国道53号線を走りました。

日曜日と言うこともあったのでしょうが、広い道路に殆ど車なし。


9号線に入り、ホテルから10分程で鳥取砂丘に着きました。

学生時代に一度だけ来たことがあるのですが、

連れ合いのhiroさんの要望でもあり、今回の旅行に二つ目の目玉です。


何気なく砂丘に一番近い駐車場に車を入れました。

駐車料金400円を支払い、車を停めて周りを見回すと、

道の反対側に「無料駐車場」の看板!!
     「 あっちに”無料駐車場”あるやん!! 」

どうやら周辺の土産もんやさんの駐車場は無料のようです。

ちなみに、有料駐車場には”鳥取ナンバー”の車は殆どありませんでした。


■ちょうどイベント期間中だったのですが、

驚いたのはその内容。なんと、

    「らっきょうフェアー」

地元の方には失礼ですが、思わず、

     「 他にもっとええもんないんかなァ〜 」


■私は”海の近くの砂山”まで行きたかったのですが、

1kmくらい有りそうだし(実際には500m程)
さんが硬く拒否するので諦めました。
    (サンダルまで持って行ったのに・・・・)


よく見ると砂山に登った人達は殆ど裸足で帰ってきていました。

売店に貸し長靴がありましたが、

あれではきっと間に合わないのでしょうねぇ〜。





カーソルに合わせ画像が左右に動きます

■砂丘近くで砂の彫刻を展示する「砂の美術館」では

 「第4期展示 砂で世界旅行・アフリカ
    〜偉大なる大陸の歩みを訪ねて〜」

が開催中でしたが、有料だったので、

外からチョットだけ覗かせていただきました。


次の目的地は白兎海岸です。


白兎海岸

■白兎海岸には、鳥取砂丘から国道を走って20分程で着きました。

ハマナスの自生南限だそうですが、花の季節にはまだ少し早かったようです。


道の駅に車を停め、まず白兎神社にお参りしました。

祭神は白兎神。神話で有名な「因幡の白兔」です。

創祀の年代は不詳で、拝殿の後方に本殿があり、

その土台には、菊の花を彫刻した菊座石が置かれています。


神社の方がお二人、庭を掃かれていました。

周辺の原生林は国の天然記念物に指定されています。




白兎神社

       はまなす     
      
       道の駅         
境内から白兎海岸を望む 白兎神社・拝殿
白兎神社・本殿 菊座石


■白兎神社から陸橋を渡ると白兎海岸です。

展望台よりも、陸橋の上からの方が、一番眺望が良いようです。


海岸の沖80mほどの所には、古事記の記述通り、

ウサギが流されたという”淤岐島”という島があります。



白兎海岸と淤岐島 淤岐島もウサギの形、鳥居周辺の木の生え方もどことなく・・・
白兎海岸、鳥取方向 道の駅の「名誉駅長」さん


■古事記の解釈には諸説有りますが、

現地の案内板には、

   本土にいた白ウサギが、洪水で流されて

     淤岐島まで行ってしまった。

       そして帰るのに困ってワニをだました、

ということになっています。


■鳥取砂丘では、朝早すぎて食べなかった「梨ソフト」

ここの道の駅でいただき、余部鳥取の旅の〆としました。


参考/チョット休憩ソフトクリーム




追  伸

■帰りは鳥取道を南下しました。

鳥取ICに乗って直ぐくらいに

   河原城(愛称・若鮎城)

が見えました。

名前の通り、スレンダーなお城でした。

鳥取道は完成していないのですが、

9割がた高速規格であるにもかかわらず

作用JCまで無料でした。お得なルートです。


■おまけに途中の「道の駅あわくらんど」では昼食後、
     「えらい安いわ!一人分くらいしかない」

         「まええわ、むこうが間違えたんやし・・・」

土産を買っている時にレストランから出てきた他の夫婦連れも

    「え!まちごうてんのちがう??」

と言うささやきが耳に入りました。


レストランの入口に、小さく

    ”以下のものは半額になりません・・・・・”

と書いて有るので、半額サービス中なのだと思いそこいらを見回しましたが何も無し。、


土産物も買って外に出る時、

A4程の小さなパンフのそのまた小さなコーナーに

     6月6日レストラン半額

の記事を見つけました。20周年記念だそうです。
     「もっとデカデカと書いとけよ!!」

そしたら、もうチョット高いもん頼んだのに・・・・・・。


道の駅あわくらんど





INFORMATION


行  程
L=520km

● 行 き
自宅/5:30−→大山崎IC/名神高速/中国自動車道/播但連絡道路/朝来SA/和田山IC/7:25−→国道312号−→加都・交差点/右折−→県道136号−→山城の郷−→山道(狭いので対向車に注意)−→7:40/竹田城−→ローソン/朝食/8:40−→国道312号−→国道9号−→国道312号−→豊岡/9:50−→国道178号−→香住/10:25−→10:40/余部〜JR餘部/12:22−→12:26/JR鎧(昼食)/12:41−→12:44/JR餘部〜見学会/15:40−→浜坂/16:15−→国道178号−→国道9号−→17:30/鳥取
● 帰 り
鳥取/8:00−→国道53号−→国道9号−→8:10/鳥取砂丘/9:10−→9:30/白兎海岸/10:25−→国道9号−→国道29号(鳥取南バイパス)−→鳥取IC/鳥取自動車道−→11:25/道の駅あわくら(昼食)/12:10−→12:30/作用JC/中国自動車道/社PA/13:20−→茨木IC−→14:30/自宅

情報リンク集

●夕 食
 ■酒食楽 八六三/クーポン券/地図

 ■諏訪酒造株式会社/オフィシャルホームページ
 
●道の駅

 ■道の駅/神話の里白うさぎ
  オフィシャルホームページ
 
 ■道の駅/あわくらんど
  オフィシャルホームページ
●今回の旅行関連

天空の城、竹田城跡 ■余部鉄橋往復の旅 ■新旧余部橋梁見学会 ■鳥取砂丘・白兎海岸(本編)

●また行ってきました

鳥取砂丘と砂の芸術/2016(H28)

●地 図

■鳥取砂丘無料駐車場
   道路の左側(西側)は有料です
■白兎海岸
   道の駅無料駐車場







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