八幡の流れ橋

■奈良の霊山寺でバラを見た帰り、

Ｒ２４を北上中に、

ふと、流れ橋のことを思い出しました。

昨年行った時には工事中でした。


■この橋は平成２１年秋の台風で、流されてしまいました。

昭和２８年以来、５６年間で１７回目です。

平成１６年以来５年ぶりに流されてしまいました。

ようやく、かけ直し工事も完了。

防腐剤の匂いも消えた頃なので、

ちょっと覗いてきました。

■”木津の流れ橋”

正式には上津屋(こうづや)橋。

時代劇で良く出てくる木製の橋です。

洪水の時は流されることがその名の由来です。


■久御山町と八幡市を結び、全長３５６．５ｍ、巾員３．３ｍ。

日本最長の流れ橋です。

欄干のない歩行者専用橋で、

増水時に水の抵抗を少なくするため、

ワイヤーで結ばれた橋げたが

浮いて流れるように設計されています。

■平成２３年９月、台風１２号の洪水により、

木津川に架かる日本最長の流れ橋、八幡の流れ橋も被害を受けました。

平成２１年秋の台風で大規模に流され、

２２年６月に”かけ直し工事”が完了したところでした。


■上流側には大量の流木が引っかかり、

下流から見ると、一部落橋していました。

大震災、台風１２号と人間の非力をしみじみと感じます。（９／１８）


■下の写真は、上流側５月→今回（9/14撮影ｂｙ携帯）→下流側５月→今回　の順です。