椎尾神社 |
■毎年、年の初めは地元の氏神さんへ。
サントリーウイスキー山崎蒸留所の建物の間を抜け、
北へ向かって上り詰めた谷あいにあります。
近年、氏子さん達の努力で大分整備が進み、
今年は多くの”やまぶき”が目に付きます。
開花の時期が楽しみです。
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離宮八幡宮 |
■JR沿いに京都方向に戻り、
山崎駅の下をくぐる”わんぽ”を越えると離宮八幡があります。
荏胡麻(えごま)油発祥地で、油の製造と販売の中心「油座」として栄えていました。
そのため、大河ドラマ『国盗り物語』(1973年)では
斎藤道三が油の小売商から身を起こしたことが取り上げられ、
一瞬だけブームとなりました。
現在は油の神様として親しまれています。
■また、平成22年4月には、”創建1150年祭”の一環として、
離宮八幡宮の分御霊をお祀りする、松山朝日八幡神社(愛媛県)より
地域の繁栄を願い神輿同士を激しくぶつけ合う”けんか神輿”が奉納されました。 |
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水無瀬神宮 |
■阪急電車と新幹線が平行に走っている横を東へ進むと、水無瀬神宮があります。
後鳥羽天皇、土御門天皇、順徳天皇を祭る神宮です。
境内にある離宮の水は、井戸から汲み上げられており、古くから名水とされていました。
その源は、清流・水無瀬川の伏流水であり、
昭和60年、大阪府下で唯一環境庁認定の「全国名水百選」に選ばれました。
また、神門には石川五右衛門がつけたといわれる手形が残っています。
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石清水八幡宮 |
■二日、恒例となっている石清水八幡宮へ。
私が子供の頃は、山崎に渡し船がありました。
その名残か、今でも正月三ヶ日のみ、
JR山崎駅から八幡行きの京阪バスが出ています。
ちなみに土日には淀競馬場行きのバスが出ています。
石清水八幡宮と、淀川を挟んだ山崎の地との結びつきは古く、
離宮八幡宮は石清水の離宮です。
さて次は、京阪電車で伏見に向かいます。
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伏見稲荷大社 |
■伏見稲荷大社は、五穀豊穣・商売繁盛の神で、
全国に約4万もあるといわれる稲荷社の総本社です。
以前、厄除け祈願をして以来、
最近は毎年参拝することにしています。
■京阪伏見稲荷で下車、正月は一方通行なので、
一旦JR稲荷駅前まで進んで、表参道からの参拝になります。
正面が桜門、その奥に本殿があります。
さらに、稲荷山を登り、今回も奥の院(奥社奉拝所)まで進むことにします。
■奥の院からさらに登ると
三つ辻、四つ辻から一之峯、二之峯、三之峯と参拝することができますが、
今年も奥の院でUターンです。。
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若一神社(にゃくいちじんじゃ) |
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楠の御神木
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■大河ドラマ「平清盛」人気を先取りして、
今年、パワースポットとして、
きっと流行りそうな”若一神社”にお参りしてきました。
「若一神社(にゃくいちじんじゃ)」は
京都西大路八条交差点の北東にあり、
平清盛公の別邸「西八条殿」敷地内の鎮守でした。
紀州熊野の御祭神、若一王子(にゃくいちおうじ)の御霊が祭られ
以降、清盛公が率いる平家の勢威が伸びたことから、
開運出世の神として今も地元の人に愛されています。
■樹齢800年以上と言われる楠の御神木は、
太政大臣に任ぜられた感謝を込めて、
平清盛公お手植えのものといわれています。
以前、この木を工事の際どけようとすると、
工事関係者に次々と不幸が訪れ工事を断念したとか......。
そのため、西大路通りはここで大きく曲がっています。
■また、境内には清盛公が熱を冷ますのに使われたという
”ご神水”もあり、開運出世の水として、
新生児誕生に際しての産湯としても有名です。
今でも水を汲む人々が次々とやって来ます。
水は持ち帰り自由となっていますので、ペットボトルに頂戴致しました。
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西大路から若一神社を望む |
本殿 |
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平清盛公の別邸「西八条殿」 |
楠の神木(右の木立周辺)を迂回する西大路通り |
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御神水
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