舞洲ゆり園 |
■今月オープンした「舞洲ゆり園」へ行ってきました。
舞洲は大阪オリンピックを開催しようとした「夢の島」です。
外周護岸により外海と遮断され、
大阪市内から発生する一般廃棄物や港湾工事・公共工事から発生する土砂等を埋め立て
平成7年に埋め立てが完了しました。
■駐車場が遠いので、
会場までは10分ほど歩かなければなりません。
私たちの前で券を買った夫婦は
「駐車場が遠くて年寄りにはしんどい」
と一くさり文句。
そのあとでJAFの割引(1000円⇒800円)で入場券を買った私の声を聞いて
「『何か割り引き無いのん』って聞いたのに『無い』と言われた・・・・・・。」
と再び文句。
JAFのカード持ってんねんやろか?
|
|
|
|
■ゆりは、海に向かって下るような斜面を利用して植えられており、
反時計方向に廻るように砂利道の順路が作られています。
途中には、トイレ、休憩用のイス、展望台もあります。
花壇は黄色や、オレンジ、ピンクなどの色毎のゾーンや
ミックス、富良野の花の絨毯「彩りの畑」を彷彿とさせる「ボーダー」もあります。
見下ろしたり、見上げたり、海とのコントラストも綺麗です。
|
|
|
|
■園を一周すると「休憩所」があり、
ゆり園限定の「いずみカリー」の他、
ソフトクリーム、ジュース、ビール、たこ焼きなども販売されています。
また、ゆりの苗や「難波津焼」の即売所もあります。
ぐい飲み、湯飲み、花瓶などの作品があり、
値段も他の名の通った焼き物よりぐっと安価だったので、
気に入ったのを一つ買い求めました。
ここでは、マンゴ−ソフトを頬ばりながら
ゆり越しに大阪湾を眺めらました。
遠く明石大橋も見る事が出来ます。
すぐそこの海面では、ボラが盛んにジャンプを繰り返していました。
|
|
|
|
■土日は8時オープンなので、 9時くらいまでに入られるのがおすすめです。
10時くらいになると、 ユニバーサルスタジオと同じICなので、高速は大混雑。
追い打ちをかけるように、ゆり園の駐車場へ入るための順番待ちも大変です。
駐車場は十分広いのですが、車の出入り口が一緒でしかも一箇所しか有りません。
おまけに入り口の幅も狭く、500円の料金徴収、歩行者の横断もあるので、
スムースに入れないのです。改善して欲しいですね。
|
|
|
|
|
新夕陽丘 |
|
|
■ゆり園の南に小高い丘「新夕陽丘」があります。
大阪湾の夕日を眺められる新名所
をコンセプトに計画されたと聞いています。
ここには 多少プロジェクトに係わった縁があるので、
是非行きたかったところでもあります。
山頂?に登ると、犬の散歩で来られた地元の方から、
「夕日が綺麗なんですよ」
と説明され、うれしいやらこそばゆいやら・・・。
|
|
「新夕陽丘」からの眺望。水平線に明石大橋、右手は神戸の山並みです。
|
|
■海と反対側の駐車場方向へ降りていくと
人工の小川や(水が流れています)、中途半端に手入れされた花壇も有り、
アジサイや菖蒲が少しだけ咲いていました。
トイレにはトイレットペーパーも備えられ、
東屋も綺麗だったのに
もちょっとちゃんとすれば・・・と残念です。
|
|
|
|
|
難波津焼 |
■関西国際空港の工事に先立つ地質調査で、
大量の海底粘土が発見されました。
そこで、この粘土が陶土として利用ができないかと研究がすすみ、
多少手を加えることにより良質の陶土となることが判明。
平成6年、試作品が完成し、海底粘土での陶器の作成に成功しました。
そして、大阪港の古称にちなんで、『難波津焼』と名付けられました。
現在使われている海底粘土は、
築港〜咲洲間に掘られた海底トンネル(OTS線)
の工事で掘り出されたものだそうです。
|
平成25年6月8日撮影
|
|
|
大阪市環境局舞洲工場
(この項は、平成27年5月25日に追加しました。) |
■ゆり園の近くには、大阪市環境局の
舞洲工場
が有ります。
建物があまりのもユニークなので、
ユニバーサルスタジオ
と見間違っている方も多いそうです。
舞洲の見所の一つですので、
是非、外周を回られたら良いと思います。
また、事前申込が必要ですが、工場何の見学も可能です。
のごみの焼却施設・粗大ごみの破砕設備などを見学出来るそうです。
|
|
平成25年6月8日撮影
|
|
|