■桜のトンネルには少し早かったですが、
びわ湖疎水船に乗ってきました。
三井寺の大津閘門から蹴上まで、
四箇所のトンネルをくぐりながら
明治のロマンに浸る船旅です。
■昨年も苦汁を飲んだこのイベント。
申込開始日を事前に調べ、
初日の「2月15日」をカレンダーに書き込み、
開始時刻の9:30、満を持して申し込みました。
今年は、暖冬だったので桜は早いだろうと、
4月第一週が満開と予想。
一週目後半は既に予定が入っているので
4月1日を狙いました。
結果、上手い具合に希望の日を確保することが出来ました。
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明治号/12人乗り |
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第一トンネル(2436m)東口
扁額は「気象萬千」伊藤博文
その上部には田邉朔郎をたたえる刻印もあります
明治時代、子ども達はこの長いトンネルを泳いでいたそうです |
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第一トンネル西口
このトンネル内には第一竪坑(47m)と第二竪坑(20m)、
中央付近右岸に扁額「寶祚無窮」(北垣国道)も有ります |
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第一トンネル西口/扁額は「廓其有容」山県有朋 |
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緊急遮断ゲート |
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疏水に最初に架けられた橋・藤尾橋の橋台 |
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四宮船溜と昭和45年に新に作られた諸刃トンネル(東口)520m |
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右岸は改修された曲線護岸、左岸は垂直護岸となっています |
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毘沙門堂の参道にかかる安朱橋
この付近は地域の方々が育てた菜の花が咲いています
この下流では疏水の下を安祥寺川が通っています |
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両岸ともに改修後の曲線護岸 |
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護国寺付近
水路幅が広くなっていますが、右岸側しか船は通れません |
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本圀寺正嫡橋 |
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■数日前から風邪気味の上に、
三寒四温の寒い方に当たったので、
防寒着無しでは震えるくらい寒いかったです。
体調、気候共に厳しい条件で望みました。
■京阪三井寺近くの「大津船場(大津閘門)」に8:30集合。
待合室で少し待ってからオリエンテーション。
ここでは、ベンチコートを借りることも出来ます。
その後、9:00出船の下り船に乗船しました。
船内ではガイドさんが見所を説明してくれます。
腰に装着するタイプの「ライフジャケット」を着けて出船です。
細かな話は別の機会に譲るとして
これから明治のロマンとその偉業を写真で紹介します。
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山ノ谷橋
日本で最初に架けられたコンクリートアーチ橋です |
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第二トンネル東口/124m
扁額は右から縦読みで「仁以山悦智為水歓」井上馨 |
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第二トンネル西口 |
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第二トンネル西口(疏水パンフレットを撮影) |
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第二トンネル西口
扁額「随山到水源」西郷従道 |
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第二トンネル西口の下流付近/左岸桜並木 |
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第三トンネル東口/850m
扁額「過雨看松色」松方正義 |
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第三トンネル東口
第11号橋/日本最初の鉄筋コンクリート橋(田邉朔郎)
近くにある石碑には「本邦最初鐵筋混凝土橋」の碑文が刻まれてます |
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第三トンネル西口
扁額「美哉山河」三条実美 |
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ネオ・ルネサンス様式の旧御所水道ポンプ室
完成時の放水テストで、防火用水が
御所の紫宸殿(高さ20.6m)の最上部以上に達した写真が残っています |
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旧御所水道ポンプ室・玄関上の亀の紋 |
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旧御所水道ポンプ室/乗下船場 |
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