■地元の研修会で、京都府の日吉ダムを見学してきました。
流域の面積は290km2、
貯水池の広さは甲子園球場約70個分の2.74km2です。
貯水量は東京ドーム約53杯分、6,600万m3。
ダムの堤頂長は438m、堤高は67.4m、
堤堆積はコンクリート・ミキサー車約15万台にあたる67万m3です。
■ダム(躯体)の中に入るのは始めて。
堤頂からエレベータで堤内に入りました。
下流側地盤高と同じ高さのギャラリ−の大きさは高さ7m×幅7m。
想像以上に大きな空間でした。
洪水吐ゲートを見学できる他、
建設時の資料やダムの役割や仕組みを知るための展示があります。
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■洪水防止、農業用水確保等の目的のほか、
大阪府・京都府・兵庫県の水道水として利用されています。
平成25年の台風18号による洪水では、
9月15日より桂川の水量が増大し、
日吉ダム管理開始以来最大の流入量(毎秒1,694立方メートル)を記録しました。
日吉ダムでは、洪水時にダムに貯留することができる洪水調節容量以上の洪水を貯留し、
京セラドーム37杯分(4,455万m3)に相当する水をダムに貯め込むことによって、
桂川(保 津橋地点)の水位上昇を約1.5m低く抑えました。
■ダム直下流部には複合温泉施設
スプリングスひよし
があります。
温泉・プール・体育館等を備え、
広大な芝生広場は夏場の人気スポットです。
キャンプ場や公園も整備されています。
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