■新聞で見た滋賀県多賀町の天然記念物
河内の風穴(かわちのかざあな)
を”探検”してきました。
カルスト地帯を長い年月”地下水”が通り抜けて創られた鍾乳洞です。
おおよそ55万年前に出来たと言われています。
■その後、風穴を舞台にした小説
梟の一族/福田和代
も読みました。
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人里離れた山奥の集落でひっそり暮らす一族
梟(ふくろう)
彼らは生まれた時から、一切、眠らない。眠る必要が無い。
忍者の末裔とも言われ、並外れた身体能力も持っている。
そんな村がある日拳銃を持った一団に襲われた・・・。
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■駐車場から、橋を渡ると受付があります。
受付の少し奥にはトイレ。
水洗の綺麗なトイレです。
そこからは先は山路です。
清流沿いに
ジブリの杜
を彷彿とさせる神秘的な谷間を登っていきます。
途中、鉄製の「階段+スロープ」もあります。
写真を撮りながらですが、10分ほどそんな山路を登り切ると、
いよいよ風穴の入り口です。
風穴からは冷んやりとした風が吹いてきます。
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■河内の風穴の鍾乳洞の規模は全国三番目、総延長約10km。
現在でもその全容は不明です。
その昔、洞窟に犬を放したところ鈴鹿山脈の反対側、
伊勢市に出てきたとの伝説があります。
■入り口は高さ1m程で、
屈まないと通れないほど狭いですが、
中は三密を避けて余りある広さです。
観光エリアは風穴のごく一部ですが、
十分洞窟探検を楽しめます。
平均気温12〜3度。
55万年前の風が吹いています。
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■鍾乳洞内は、コンクリートの通路に
簡単な手すり設置されています。
山路も、風穴内も足元は濡れていますので、
滑りにくい靴の方が良いと思います。
そのため子どもさんは大丈夫ですが、
足腰の弱い方は注意が必要です。
内部の気温は12〜3度。
足元もまわりの岩も濡れていますので、
汚れ防止を兼ね、長袖がお勧めです。
■駐車場の横にある
喫茶 風緑
では、せせらぎを眺めながらの
河内の天然水を使った「かき氷」が名物だそうです。
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