KITAHATA URBAN DESIGN CORPORATION

Junshoさん主催
  アオリイカOLM 
 和歌山県・阪村筏 

H11/12/5(中潮)


集合写真、真ん中は阪村筏のおっちゃん

また道具が増える/準備  

 仕事の加減もあり迷っていたのだが、<Junshoさん>から2度のお誘いがあり、直前になって参加を表明。幹事さん、迷惑をかけました。
 前日の土曜日まで何も準備をしていなかったので、朝からインタ−ネットを駆逐して、まずアオリイカの勉強。<Junshoさん>にも仕掛けや竿について、電話でアドバイスを受ける。午後から、フィッシュオンへ行き、仕掛の材料を購入(ついで?に竿も1本(^^;) )帰宅後、HPを参考に浮き釣りの仕掛を作り、鋭い針にちくちっく刺されながら、全部マジックで黒く着色する。おかげで手まで真っ黒になってしまった。
 そこへ息子の<たけちゃん>がやって来て、
「お父さん、また釣りかいな?今度は何や?」
「アオリイカや、和歌山へ行くねん」
「一つに絞ったらええのに!何でもかんでもやるさかい、何でもかんでも中途半端で、竿も仕掛けもいっぱい要るんやでえ〜・・・・」
「・・・・・・・・・・(-_-;)」

 結局、何やかんやで(単に遊んでいるだけという人も・・・います)夜中の9時まで掛かってしまい、慌てて布団に入って早めの就寝。聞くところでは、参加メンバ−は皆出発直前まで、Qをしていたそうだ。元気だな〜。
 11時半頃、忘年会から帰ってきた嫁さんに、安眠の邪魔をされる。12時くらいからは嬉しくて眠られず、12時半に起床。1時出発。今回はtensyuさんの家まで小生の車で行き、そこから彼の車に乗っけてもらうことになっている。

乗り合いバス/大阪組

 AM1:30に<tensyuさん>宅着。荷物を積み替え再出発。半時間ほどで吹田の<gochan>のマンションに着いたが、電話がかからない。悪いことに、二人とも<gochan>の”本名”を知らない。表札にも<gochan>とは書いていない。最悪だ! 順番に「ピンポン」鳴らそうかという案も出たが・・・・夜中だし・・・・。

 デモでも、ウロウロしているうちに電話でアクセスが出来た。よかったあ !(^^)!!(^^)! 
 駐車場では、溝蓋の「がちゃん!」と言う音に<tensyuさん>と小生だけが機敏に反応し(参考資料/相差バ−スト事件)<gochan>は(?_?)、マンションを出発。次はバサ-の<いまさん>

 全然ちゃうとこで国道を外れた。<tensyuさん>が勘を頼りに左折したのだが、当然の事ながら全く違う道であった。
      教訓=シックスセンスは普通の人間には無い。
その後は、<いまさん>作成の地図を頼りに、待ち合わせ場所のコンビニの駐車場に無事到着。荷物を積み込む。おにぎりや飲み物までいただく。みんな気が利くなあ〜 どっちが年上かわからへん?
 縁石がないか十分注意しながら(参考資料/相差バ−スト事件)バックして駐車場を出て、次に<Junshoさん>を拾い上げに向かう。

<Junshoさん>は良いところに住んでる。コレだと海のすぐ近くではないか。いいな〜良いな。参加メンバ−のため彼が用意した予備の竿や仕掛け等を積み込む。前回のように100キロ単位の荷物ではないのが幸いだ。

全員集合/紀ノ川SA


 時間もバッチリ、集合場所の紀ノ川SAの自動販売機の前に大勢の男達が・・・。<kurosioさん>の顔が見えるので間違いない。既に皆さん勢ぞろい。
関東からは、
■イカ専門のHPを主催。埼玉から来阪の<Kokusokuさん>
■楊枝の彫刻師、最年長?静岡の<とっちゃま>
■三島のアオリイカ師、静岡の<ryoushiさん>
■痩身ながら芯の通った、ヤエンにはまった<足立さん>
中部地方からは、
■岐阜から「いつもニコニコめざせ10目釣り!」のASTROさん>
■一番背が高い、アウトドアと釣りの<C_RAN_Eさん>(クレ−ンさん)
奈良からは、
■ハネにはまっている、繊細そうな<siuさん>
合計13名である。

 <Junshoさん>のレクチャ−が始まる。これからの予定、仕掛けの内容、アジの泳がせ方、ヤエンの善し悪し・入れ方、当たりのあったときの待ち方、引き上げ方、取り込み方。実に丁寧に教えてもらう。
 しばし歓談のあと、筏の割振り(アオリイカ専門1号筏/五目釣り可能6号筏)と席順を、恒例の”じゃいけん”で決める。勝ったモン順である。
「最初はグ−じゃんけん!ほい!  ああ〜」
「最初はグ−じゃんけん!ほい!  ああ〜惜しい」
「最初はグ−じゃんけん!ほい!  ああ〜あ?」
「最初はグ−じゃんけん!ほい!  ああ〜う〜」






夜が明けてしまう〜。
小生は、1号筏の5番となった。いざ!阪村筏に向け出発。

阪 村 筏

 落っこちたら、ころころと田んぼの中に・・・そんな細くて、曲がってて、急な道を過ぎると駐車場。雨もぱらついてきたので、準備を万全にし、荷物を船に積み込んだ。防寒と雨具を兼ねるため、<Yuki>(長男)の使わなくなった”スキ−ウエア−”をしっかり防水して持って来た。オ−バ−ズボンは、学生時代から使っている年代物である。
 筏まではホンの5分ほど。湾内は静かだ。荷揚げの時、荷物と一緒にビ−ルまで配られる。tensyuさん(彼は一ケ−ス冷やして持ち歩いている)ありがとう。

 アオリイカのヤエン釣りの「仕掛け」は大変シンプルである。4号の道糸に極小(黒)のスナップサルカンを付け、そこに管付きチヌバリかバス用の針(いずれも黒)を付ける。生きたアジの尻尾に針を刺し、元気に泳がす方が釣果が上がる。
 釣り始めてすぐに、陸側で釣っているメンバ−から歓声が上がる。6号筏でも釣れ出す。結構当たりも多い、ただし海側の2人を除いて・・・・・。海側の2人とは、<siuさん>と小生である。小生には1度当たり(アオリイカがアジを食えて引っ張って行く、ドラグは最大に緩めてある)が有ったもののその後何もナシ。陸側が騒ぎとなっている間、<siuさん>と「あかん」「あかん」の繰り返し。<C_RAN_Eさん>には、超大物が来た。取り込みが難しいため、タモ入れの瞬間のバラシも多い。小生達はいつの間にか、カメラマン!?に成ってしまった。

 <Junshoさん>が気を使って、
 「海側は当たりは少ないですが、来れば大物ですよ!」
と慰めてくれるが、当たりすらない。
 そのうち、ぷかぷかと大きな魚が浮いているのが見えてきた。だんだん筏に近寄ってくる。すかさず<Siuさん>がタモですくい上げた。何と、40センチくらいの大きなアイゴである。でも病気らしく、残念ながらリリ−ス。そして、コレが、<Siuさん>がこの日、何でもすくう羽目になる幕開けであった。

 海側の2人が全く釣れないので、<Junshoさん>が”席替え”を提案してくれた。みんなも同意してくれたので、11時過ぎに場所替えをした。小生は、<いまさん>の場所と交替。 と、とと、おっととと・・・、<いまさん>が投げろと言ったところへ投げたとたん、席替えの直後の第1投で、何と来ました”あたりぃ!” 「ジィ−」と糸が引っ張られ、ドラグが回る小気味のいい音がするではありませんか。<ryoushiさん>や<Junshoさん><いまさん>がいろいろアドバイスしてくれる。しばらくイカにアジを食わせておくと、5分ほどでイカが食事に夢中になってバカになる。その頃合いを見計らって底にいるイカを浮かせるため糸をゆっくりと引く。浮いたら根掛かりの心配が無くなるので、ヤエンを入れる。ヤエンがイカに届いたら少しあわせを入れる、入った。そしてゆっくりドラグ調節をしながら引いてきて、タモ入れとなる。このタモ入れが難しい。タモに入る確率は5割イカか?
 で、小生の場合、この当たりはバラしてしまった。引き寄せてくる力加減が非常に難しい。緩めても、逆らっても気づかれたら逃げられる。残るのは囓られた”アジ”だけである。

 数回のあたりとバラシのあと、投げ直すため仕掛けを巻き、何の気ナシに水面を見ていると、あれ!付いてる!イカが乗ってる。
「わぁ〜〜」
その時何を言ったか自分でも覚えていないが、隣の<siu>さんが素早くタモを持って飛んできて、”すくって”くれた。ヤエンを入れる暇もなく、釣ったのではなく”釣れた”のだ。これが貴重な1匹になった。
 <siu>さんも何回もバラしている。おまけに筏を固定するロ−プもあり、釣れてもイカを寄せてくるのが難しい。と、とと、おっととと・・・、そのロ−プのそばに、さっき<siuさん>が逃がしたアオリイカが、口をもぐもぐしながら、悠々と泳いでいるではないか。すかさず<siu>さん、素早く長いタモを持って来て、このイカを”すくった”のだった。

 昼食は、コンビニで買ったおにぎり、船で弁当も運んでくれる。それに<C_RAN_Eさん>がおでんを作ってくれた。さらに<服部さん>が取れたてのアオリイカを刺身にしくれる。美味しい!小生は<kurosioさん>に教えてもらって、コンビニで買った「燗番娘」を取り出し、”ちびちび”やらせてもらった。お−最高!!もうボウズでもイイ!!

 暗くなって6時過ぎに納竿。カラス口に箸を突っ込んで締めると茶色いからだが見る見る白くなった。感動!
全体釣果は25ハイ。アオリイカ釣りとしては爆釣である。それにも増して、新しく知りあった9人の個性的な人達が小生にとっては貴重な釣果である。お土産に<Junsho>さんのも1パイいただいた。これで後日、家族7人の空腹が満たされ、喜んでもらえた。
 阪村筏の事務所前で記念の撮影をして、再び紀ノ川SAへ戻り、みんなで食事の後解散。逆コ−スで<tensyu>さんちへ戻り、自分の車で家に帰ったのは11時過ぎであった。24時間の不眠の釣行であった。

   楽しい”不眠の24時間”をありがとう!
   皆さん、これからもよろしくお願いします。

今回同行した皆さんのHPには、もっと楽しい釣行記や写真が載っています。
是非、読んでみて下さい。

Junshoさんgochantensyuさんいまさんkurosioさん
KokusokuさんとっちゃまASTROさんC_RAN_Eさんsiuさん


アオリイカ・OLM/アルバム
1号筏で最初?の獲物 Junshoさん第1号♀ Siuさんがタモですくったアイゴ
この日Siuさんは、「すくう」運命に・・
6号筏/tensyuさん
とっちゃま・Kurosioさん
1号筏の6号側
足立さんJunshoさん
C_RAN_Eさんのアオリイカ チョ−満足のC_RAN_Eさん Junshoさん2匹目?
大物を釣り上げ、
余裕のC_RAN_Eさん
いかさしを造る服部さん おでんを調理する
C_RAN_Eさん
冬でもTシャツ
Junshoさん
ふて寝のいまさん みんなが食べてても
釣ってるsiuさん
トイレの前でお食事 みんなの釣果
1号筏メンバ− 6号筏メンバ− 竿頭のgochan/6号筏 手前からα、刺身を造る服部さん、Kokusokuさん。遠景は6号筏


アオリイカ−2も有ります
アオリイカ−2


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