北畑都市設計・HOME釣りクラブ釣り日記/平成19年(07)乗合船のタチウオU

      
KITAHATA URBAN DESIGN CORPORATION

 垂水沖
乗合船の太刀魚U



大阪市/ヤザワ渡船
H19/9/16(中潮)

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■ 少々早すぎた・・・ ■
 
日曜日に天保山から乗合船で出船し、太刀魚釣りに行ってきました。

”おかZ”さんと、朝潮橋駅近くの”ヤザワ渡船”に5時待ち合わせだったのですが、

気持ちはわかって頂けるとお思いますが、

3時に目覚まし時計をセットしたのに、張り切りすぎて3時前に起床。

3時過ぎには準備が出来て出発。

高速も空いていたので(当たり前か・・・)4時過ぎに到着してしまいました。


少し待っていると”おかZ”さんも到着。

買い忘れたケミ蛍を買おうと、店で物色していると、船長が、

  「そんなんいらん!!あってものうても、かわらん!!」

と言うので、素直に従いました。


実は前日に読んだ「釣りサンデー」に”ヤザワ渡船”の記事があり、

太刀魚名人の言葉として同じ事が書いてありました。

また、同じ記事に、”シャクる”釣り方が載っていたので、

少しマネして”ナイロンハリス”も事前に準備しました。


乗船名簿に名前を記入し、代金8000円を支払い、

ペットボトルの水でアネロン(酔い止め薬)を飲んで、早めに船乗り場に向かいます。

■ 須磨沖へ ■ 

 
左舷のミヨシ(舳先側)14番に私、トモ側15番に”おかZさん”が座ります。

船長の真横の席だと言うことが気になります。

6時前に出船。

30分ほどで、淡路島の岩屋の東、神戸須磨の南、

双方同じくらいの距離で見えるポイントに到着しました。

(N34度34分/E135度08分付近)

 天気は曇天。風もほとんど無く、絶好の釣り日よりです (^_^)v 

明石大橋も綺麗に見えます。


 海底までは、60〜70m。私とレンタル竿以外の方は殆ど電動です。

私のは、カウンターも付いてないので、PEラインの10m毎の色分で判断します。


座る場所によっては、電源が無い場所もあるので、電動の方は注意が必要ですよ。

掛け流しの海水が流れる透明プラスチック製の”生け簀”は一人づつに設置されています。

エサのイワシは、助手の人がバケツに入れて配ってくれます。

エサが痛むと思ったので、半分だけビニル袋に入れ、

クーラーで保存してましたが、そうしたのは最初の一回だけ。

後は忙しかったのと、太陽が当たらない場所だったので必要がありませんでした。


仕掛けが底に着いたら5m程底を切り、少し待ってからゆっくり巻き上げます。

しばらくその作業を続けていると、”アタリ”!!

ピクピクと竿先に来ました。”ガツン”と引き込まれる様子がないので、一呼吸待って合わせました。

しかし、後ろから船長の声で

   「合わせが弱すぎる!!もっと強う!!」

案の定バラしてしまいました。

 次の当たりも思いっきり合わせたつもりが、海面で痛恨のバラシ。

そうこうするうちに八時過ぎ、おかZさんは1匹目をゲット!!

私も九時過ぎ、三回目の当たりで、ようやく80cmクラスの太刀魚を釣り上げました。(^_^)v


しかし次の当たりの時、巻いてる途中で

    「巻きながら、合わせを入れる!!」

との船長のアドバイスに従い、巻きながら合わせようとして一瞬糸をふかせてしまい、痛恨のバラシ。

でもこれで、ポンピングしながら合わせるように、タイミングの取り方を学習。


 しばらくして、少しテンヤを降ろした時に食い上げるような当たり。

反応を確認ししてから思いっきり合わせました。

もちろん、巻き上げの途中でも再度合わせを入れます。

こうして、何とか二匹目をゲット。


■ 潮が落ち着いて・・・ ■ 


一時間(10km程)くらい流しては、エンジンを掛けて船を元の位置に戻します。

その時に、トイレに行ったり食事をしたり。これの繰り返しです。

しかし、9時を過ぎると当たりも極端に少なくなり、

おまけに二枚潮となって、お祭りが頻発。

釣りにならない時間が過ぎ、当たりも遠のいたので、だんだん眠くなってきました。

右隣ミヨシ側の電動のおっちゃんもコックリコックリ・・・・。


 そこで、GPSでは、さっきより3km程淡路島に近づいたポイントに船が移動。

感覚的には須磨に近づいたように思いました。

ここでは潮も落ちついていてお祭りも全くなし。


満を持して、ハリスをワイヤーからナイロンに変更。

当たりを待ちます。

しばらくしてミヨシでは方々で当たり連続。

私も合わせましたが、エサだけ取られてバラシ。

でもタナが海面から40〜50mであることがハッキリ解ったので、

重点的にそのポイント攻めることにしました。

 おかげでバラシも多かったものの、その後4匹を追加。

型も昨年より一回り大きくなりました。


■ 反省会 ■


合わせは船長の言うとおり、竿を海面から屋根に当たるくらい一気に上げる。

思いっきりです。それが重すぎてなかなか上がらない。

そこが面白いところでもあるのですが・・・。

 巻き上げる途中もポンピングの要領で再度合わせを入れる。

これがバラシを少なくし、確かに釣り上げる要領です。


ハリスをワイヤー(市販、30cm程度)からナイロンに変更したのですが、

”釣りサン”の記事どうり長さを2m取ってたら長すぎました。

竿の長さが、2.4mですので、一ヒロ取ったのがちょうど良かったです。

でもハリスより、ミヨシの人はまんべんなくよく釣れてたので、

やはり場所ですか・・・。


昨年の釣果は、6匹だったのでもう一匹釣りたかったのですが、

残念ながら、7匹目は”おあづけ”となりました。

 帰宅後の計量の結果、もう一歩でメーターというのが二匹、

90センチ前後が二匹、80センチ前後が二匹と言う結果でした。


 左腕が筋肉痛になりはしましたが、太刀魚の強力な引きが楽しめた釣行でした。


おかZさんの大型 さしみ(上)・釣果(下)

■インフォメ−ション/釣れた仕掛け

■船のタチウオ仕掛け

項目 仕掛け詳細 メ−カ−
竿   MULTI WAY 船/L=2.4m/50号 (中通し) MARINE
リ−ル   DYNASTER 3000DX  (両軸リール) DAIWA
道糸   SUPER STRONG PE−3号/200m
    (PE4号以下、外の糸はお祭りの原因になるので使えません)
TORAYL
仕掛け   タチウオテンヤ(40号/1本針←船長指定)
   ワイヤーハリス→後半/ナイロンハリス・8号・1ヒロ
    (ケミホタルは極力付け無いよう船長の指示、
    水中ランプは”お祭りの原因になる”と言うことで禁止)
日本化学発光
YO−ZURI
タナ・エサ   冷凍塩イワシ ヤザワ渡船

■服 装

  Tシャツ、ライフジャケット(船でも無料で貸してくれます)、帽子、長靴(運動靴は濡れます)

■必需品

  ク−ラ−ボックス(20リッタ−以上)、酔い止め薬、船竿

  船長指定仕掛け=太刀魚仕掛け40号/針一本/PE4号以下

  座布団(これはあった方が断然楽)、ハサミ、ぺンチ、手ぬぐい、眼鏡ホルダー、ゴミ袋

  飲み物、食べ物、ぞうきん用タオル、

  (ケミホタルは極力付け無いよう船長の指示、水中ランプは”お祭りの原因になる”と言うことで禁止)

■有ると便利なもの

  冷水(帰る時、車を運転する前に、タオルを濡らし顔を拭くとスッキリする)、サングラス

■行 程 

  往路=3:15山崎発−→コンビニ−→守口/阪神高速−→九条出口−→4:15/ヤザワ渡船(店)

     /渡船乗り場発5:50〜釣り開始6:30〜12:40/納竿〜帰船13:30

  復路=渡船乗り場/13:50−→天保山/阪神高速−→守口出口−→山崎/14:50

ヤザワ渡船/オフィシャルホームページ「釣り公園・波止案内」

  乗合船22人乗り/エサ・氷り付き/大人/8,000円

  船のキャビンは冷房完備、電子レンジ付です。

  トイレ有り、個人毎に生け簀付き、バッテリー電源は無い席もあるので注意。

  朝潮橋近くの店にも、餌・釣具の販売があります。

  店主:矢沢明 大阪市港区八幡屋1-9-24  TEL:06-6573-7712

ヤザワ渡船”乗合船の太刀魚”/H18-1回目H20−3回目


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