HOME釣りクラブ釣り日記/平成24年(2012)イサギ/千代丸&サンワード千代


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 イサギ−19   


和歌山御坊・美浜港/千代丸&サンワード千代
H24/5/26(中潮)
旧暦4月6日・月齢5.1

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★ 釣 行 記 ★


千代丸&サンワード千代


イサギの刺身は初夏〜秋が旬とされています。

特にこの時期のイサギを ”麦わらイサギ”と呼んでいます。

白身で一般の魚より脂肪含量が多い上、

産卵時期ですのでさらに脂がのって美味しくなっています。

また、釣り人の特権として、

釣ったイサギ全てにマコか白子が入っており、

白身も新鮮な卵も楽しめる時期なのです。


さて、恒例のイサギ釣り。

今年は一昨年お世話になった、和歌山県御坊市、

     美浜港「千代丸」さん

です。


今回は参加が20人でしたので、

別にもう一隻、「サンワード千代」をチャーターしていただきました。

「千代丸」は他グループのお客さんも同船し、

弊社の部長と大くんの他、平さん、橋さん、河さん、高さん、斉さん、田さん

のベテラン陣が乗り込みました。


サンワード千代は貸し切りで、

私の他、浦べぇ〜さんファミリー3人、浜さんグループ4人、

そして常連の新ちゃん、谷ちゃん、昨年から参加の織君、

そして今年初めての大君の合計12名が乗り込みました。


4時に出船して、4時半頃「日ノ岬沖(ナベ)」に到着しました。

私の釣座は右舷”ミヨシ(舳先側)”、錨の横でした。

”コマセ”を撒くイサギ釣りでは、理論上”最悪の場所”です。

案の定、開始早々”トモ”の方では歓声が上がっています。

谷ちゃんなんかは3本針にトリプルイサギ!!

左舷側しか見えませんでしたが、

トモの皆さんは快調に釣果を伸ばしているようです。(5:00)


私は、”最悪の場所”と開き直り、

タナ取りだけは注意するようにしました。

釣れたタナ、針の位置(3本針のどの針か)、コマセを振った位置、

これら道糸の色を参考に正確に覚えておきました。

当初のタナは、2色プラス一ヒロ前後でした。


仕方のないことですが、”トモ”では100%針掛かりしますが、

私は二回に一回くらいしかイサギが釣れません。

それでも、塩焼きサイズも混じりますが、

30cmオーバーの形の良いのが殆どなので、

   「この調子で10〜20匹も釣れれば、晩餐と近所へのお裾分けには十分!」

と言う気分です。


”最悪の場所”が当たったので、気分的に余裕が生まれ

刺身にできそうな大きなのは、すぐに締めることにしました。

前々回の釣行で、

     血抜きをした場合と氷締めの場合

の差が歴然となったのが理由です。


そのため、右側に海水バケツ、コマセバケツ、クーラー、ナイフ

左側に糸巻き、鉄仮面入れ。

さらに、酔い止めのアネロンを飲むとのどが渇くので、

   背中側のキャビンの屋根

にペットボトル、の配置としました。

この並べ方が悪いと、手返しが悪く、体もしんどくなります。

さらに、釣れた時に道糸が縺れる原因にもなります。

カッパの防水がイマイチなので、ぞうきんはお尻の下です。


ところが、しばらくして大きいのが釣れたのですが、

針が外れて逃げ出した時の騒動で、

ナイフを失ってしまいました。

後半になって船長にナイフを貸して貰うのですが、

それまでは残念ながら血抜きができませんでした。

私の右側では、相変わらず順調に釣果が伸びていました。(7:00)


順調に釣果を伸ばす右舷トモ側 左舷トモの女性陣 船長に竿釣りを進められ奮闘中の大君


コンコンと当たりがあって引き上げても

針掛かりしていない場合が何度もあるので確率は悪いですが、

釣れ続けるので釣果は着実に伸びてきました。

(コンコンの小さな当たりの次ぎに

クイッと言う軽い当たりが来るまで

少々待った方が良かったのかも知れません。)

中盤には”トモ”側で釣果が上がらなくなりました。

それでも私は釣れ続け、だんだん羨ましくなくなってきました。

それどころか、クーラーが満杯近くになってきました。

船長から、

   「氷、入れるトコ空けときや」

とアドバイス。

おまけに、ちょっとだけ船長に誉めていただきました。

釣りで誉めて貰ったのは初めての経験です。


ついに、これ以上クーラーには入いらん程となり、

左舷で”酔った”新ちゃんと、釣りは初めての大君のクーラーに

10匹程お裾分けしました。、

新ちゃんのクーラーには既に船長からのプレゼントの良型も入っており、

   新ちゃんは、寝てる間に ”クーラー満タン”

となりました。


”トモ”側では釣果上がらなくなっていましたが、

私は”空いたスペース分”が埋まるまで釣り続けました。

それも、すぐに満タンとなりました。

この時のタナは、大分上がっており、

2色マイナス1ヒロ〜1ヒロ半でした。

サイズは殆ど30cmオーバーです。


腕も痛くなってきましたので、今日はここで納めることにしました。(9:00)

しばらくすると、右舷の他メンバーも仕舞い始めました。

ほぼ全員満足行く程釣ったようです。

今までで一番早い時間に船長から

   「そろそろ帰りましょか」

との放送が流れました。(10:00)


一方「千代丸」は、我々「サンワード千代」の回りで

頻繁に場所替えを繰り返していましたが、

いつの間にか見えないところへ行ってしまいました。

「サンワード千代」がドンピシャの場所に錨を入れ、

全く動かなかったのとは対照的でした。

どうやら、船の運はこちらの方が良かったようです。




「サンワード千代」の釣果/大君撮影


「サンワード千代」のメンバー/大君撮影


■海の幸で晩餐


いつもより相当早く、3時に帰宅できました。

数えると40匹入っていました。

船上でお裾分けしたのを含めると約50匹の大漁です。

私はクーラーや道具の後始末、
 さんには、マコと白子と内蔵を出して貰いました。

小型は一匹ずつラップでくるんで塩焼き用に冷凍。

捨てる内蔵もゴミの日まで冷凍しておきます。

家で食べる以外は全てご近所にお裾分けしました。


翌日、三枚に下ろすのは、もちろん

   はさみを使って魚を三枚に下ろす方法

で行います。

この方法だと、比較的簡単にお刺身が作れます。

今年は「カルパッチョ」も新登場です。


友人は、

   白子はさっと湯がいて氷水でしめ、青ねぎと梅肉とポンズ。

   真子は甘辛く煮付け

で食べたそうです。

そこで我が家も、土産に買う「チューブ入り・ねり梅」を使い、

「青ねぎと梅肉とポンズ」にしてみました。



サーモンと生ビンチョウ、イカを足して
刺身食べ放題の晩餐です
イサギの中落ち海鮮丼
白子の青ねぎと梅肉とポンズ イサギのカルパッチョ


■ 反 省 会


前々回の経験から血抜きした方が遥かに身が綺麗な事が解ったので、

血抜きするのがベストですが、今回は途中でナイフを失いました。

予備が必要かも。

釣座に関しては

    ”お祭り”が一回もなかった

ことを考えると、釣れる船では”ミヨシ”も良いかなと。


港に帰ってから、氷水を捨て新しい氷を入れて貰うのですが、

魚に直接氷が当たらないようにすることが必要です。

釣り堀の時は、ゴムマットを持って行きますので、

それで代用しますが、今回は手拭いで魚を覆ってから、

氷を入れて貰いました。



私の釣果
この上に手拭を敷き、氷を入れて貰います


■ お土産/紀ノ川SA


昼食は紀ノ川SAで、定番「南龍軒」の

    「和歌山ラーメン・キムチ入り」 680円

健康診断が近いので、今回は”ソフトクリーム”を我慢。
お土産はさんリクエストで、

    チューブ入り・ねり梅 380円/1固

としました。

次回はだいぶ有名になった”みかんソフト”をいただくこととしよう。



冷奴にちょいと一工夫 380円/個



 



★ 釣り情報 ★

 

持ち物

服装/風があり寒い時が多いです
  /雨カッパ(上下とも。アミエビだらけになるのと防寒兼用で必需品)
  /帽子/長靴/指サック(左右の人差し指、右の親指)
  /手袋(左手、魚をつかむため:私の場合、軍手左・親指人差し指無し)
  /ライフジャケット/尻敷き

必需品
  /ナイフ/ク−ラ−ボックス(20リッタ−以上)/飲み物/防寒着/眼鏡ホルダー
  /酔い止め薬(役に立たない場合もある)+水/ペンチ/ハサミ/手ぬぐい
  /アミエビスプ−ン(手が臭くならない)/朝飯
  /ぞうきん用タオル(氷を入れる時、魚の上に敷くこともできる)

■データ


★仕掛け/船頭仕掛け
 

 ・手釣り/120号天秤、3本針     エサ/アミエビ
 ・エサ、仕掛け、氷が込みで 一人11,000円


★行程
 

往路=24:20/自宅発−→24:50/茨木で車乗り換え−→二名ピックアップ/01:00−→摂津北IC/1:10−→近畿・阪和−→2:00/紀ノ川SA/2:20−→御坊IC−→3:00/コンビニ/3:10−→3:20美浜港着/乗船4:00〜10:00

復路=美浜発/11:00発−→御坊IC−→紀ノ川SA・昼食/12:30−→摂津北IC−→釣友宅めぐり−→車乗り換え−→15:00/自宅着

 

千代丸/オフィシャルホームページ

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餌やさん、釣具屋さん
 /フィッシングオ−シャン御坊店/オフィシャルホームページ
 /御坊インター降りてすぐ。手前にはコンビニが2軒もあるので便利です。


はさみを使って魚を三枚に下ろす方法

参考/チョット休憩ソフトクリーム

和歌山ラーメン 南龍軒/紀ノ川SA上り(上りと下りは店が違うので注意)



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