KITAHATA URBAN DESIGN CORPORATION

「ニッポンの道・街並みの洗練にむけて」

2004年3月発行



「子供たちに残したい&残したくない」ニッポンの道景色

■国土交通省の後援で「日本の道と街並みを考える会」が主催する
     「子供たちに残したい&残したくない」ニッポンの道景色・大募集
に、弊社ホームページの写真を応募したところ、3月に発行された、
     「ニッポンの道・街並みの洗練にむけて」(カラー138ページ)
に、それらの写真の一部が掲載されました。

 また、日本の道と街並みの現状を見直し、今後より美しい道と街並みの景観を取り戻すための取り組みや方針について考える
     「ニッポンの道景色フォーラム 〜道・街並みの洗練に向けて〜」
が、平成15年11月5日に東京国際フォーラムで開催され、そこでもパネル展示に使われました。

■なお、報告書
    「ニッポンの道・街並みの洗練にむけて」
は ここ(残念ながらH20/12/30現在、リンク切れとなりました)からダウンロード(pdfファイル)することができます。

■一番最初の「マキノ町/メタセコイヤの並木」はJAFの雑誌を見、夫婦で”行ってみたい” と思って訪れた所です。
皆さんもこの本を眺めながら、お出かけプランを立てられては如何でしょう。

応募した写真

■応募した写真だけを集めました。/残したい風景

■中には、採用されなかった写真も数点有ります。さて、どれでしょう?
さらに、コメントの中には”長すぎて” 当然のごとく ”カット” されたものもあります。ここでは、原文をお楽しみ下さい。

■写真をクリックすると、大きな写真を見ることができます。

■こららの写真は、殆ど「ちょっとお出かけ」で公開したものばかりです。どの「ちょっとお出かけ」か、探してみるのも楽しいですよ。
 
■街路樹・並木道・植栽
H15/06/08
滋賀県高島郡マキノ町
町道沢牧野線から県道小荒路牧野沢線に続く、延長2.4kmに渡る”並木路”。メタセコイア約500本が植えられているそうです。
H10/4/4/11:00
八幡市
背割り堤
淀川三川合流地点で木津川と宇治川に挟まれた背割り堤。春には延長1.5km程の堤防が桜で満開になります。
H14/11/29/7:00
乙訓郡大山崎町白味才
観音寺参道
聖天さんの愛称で庶民の信仰を集める観音寺。春は桜も有名ですが、紅葉の参道もまた格別です。

■森・田園・自然
H12/6/24
北海道上川郡美瑛町
美瑛の丘
広大な北海道の中でも、この丘のドライブは空気も景色も最高!
昔懐かしいコマーシャルに出演した木々が、快く迎えてくれます。
H11/2/14/14:00
大阪府高槻市鵜殿
鵜殿の葦焼き
葦の浄化作用は琵琶湖や淀川でも実証済みです。ここ鵜殿は日本一の広さ(38ヘクタ−ル)を誇り、年に一度良質の葦の生産等を目的として葦焼きが行われます。堤防道路から見ることが出来ます。
H14/10/12
三重県名張市赤目町長坂
赤目四十八滝の遊歩道。
滝と清流を眺めながらの散策は心も洗われます。
H14/6/1/10:00
桜井市
山辺の路
よく調べもせずレンタサイクルで散策しました。
やっぱり歩いた方が良いと思います。

■歴史的町並み・景観
H14/11/10
金沢市長町一丁目
有名な茶屋街の格子戸とは趣が変わり、ここは土塀の路地が続く武家屋敷跡。
H14/11/10/13:00
石川県金沢市東山一丁目
ひがし茶屋街
浅野川大橋を渡りさらに進むと、どこからともなく観光客が増えてきます。大通りから少し入ったところが”ひがし茶屋街”映画のセットのようだが本物でです。夕方ともなると、格子戸の奥から三味線や太鼓の音が漏れてくるそうです。
H14/7/26/11:00
徳島県美馬郡脇町大字脇町
うだつの町並み
伝統的な建造物群が面と線で保存されている「うだつの町並み」。穏やかに、安心して歩ける町並みです。
H14/7/26/11:00
徳島県美馬郡脇町大字脇町
うだつの町並み
H12/11/11/10:00
京都市左京区銀閣寺前
哲学の路
琵琶湖からの疎水沿いに歩く「哲学の路」。学生時代は友人や彼女とよく散策しました。今も妻と歩いています。哲学の路と言うより”恋の囁き小路”かも。

■港・水辺・海辺・川辺

■昔ながらの路地・横丁・田舎道
H15/4/29
京都府長岡京市天神
長岡天満宮
ゴールデンウイークが始まると参道は霧島ツツジのトンネルとなります。参道から眺める八条ケ池の水面には、筍料亭の紅殻の紅が映えています。またこの季節、参道脇では地元農家のおばちゃんが筍を売っています。
H11/10/17/11:00
京都市東山区
三条北裏通り付近
岡崎の”京都国立近代美術館
地元の人しか通らないような白川沿いの路は生活感もあり、木陰が涼しくて、落ち着いた路でした。川沿いにそのまま行ってしまうと鴨川へ出てしまいそうなので、京都特有の”路地”を通り抜けて”神宮通”に戻り、「青蓮院」「知恩院」を通り、「円山公園」へ出ました。
H11/7/29/12:00
東牟婁郡那智勝浦町
那智の滝参道
那智の滝から青岸渡寺へ至る熊野古道。このあたりは比較的平坦なので子供でも歩きやすい。
H13/5/26
高市郡明日香村
感動的な史跡も多い明日香村ですが、
昔ながらの曲がった道が何故か心を和ませます。
H13/5/26
高市郡明日香村
飛鳥歴史公園内の散策路に置かれた”無人みかん販売所”
田舎には、このように”人を信用する風景”が残っています。

■橋
H13/7/31/10:00
十津川村上野地
谷瀬の吊橋
長さ297m、高さ54mで人間用の吊橋としては日本一の規模だそうだ。人が通るだけで揺れる。
妻が
  「下の人が豆粒のように見える。魚もいてる!」
と言うので、止まって下を眺める。その高さに目がくらむ。足元が震えそうで、
  ・・・木の板を突き破ったら50m落下か! クリフ・ハンガ−やな
と思うとスリル満点。そこへ、
  「何止まってんの」
  「そやかて、止まらな下見えへんやんか」
  「歩きながら見たらええやン!」
  「こんな高こうて狭いトコで、そんな恐いことできるかいなぁ」
H15/1/8
木津川/流れ橋
時代劇の裏方である。洪水の時は流されることから「流れ橋」と言われ、正式には上津屋(こうづや)橋。単純で美しい。全長は356.5メートル、幅3.3メートル。地元の生活路となっている、欄干のない歩行者専用橋です。
H14/7/26/11:00
徳島県美馬郡脇町大字脇町
舞中島潜水橋
吉野川の風物詩「潜水橋」地元の人には欠かせない交通路。河面は間近で高欄や手すりもない。
H12/8/6
兵庫県明石市沖
明石大橋
明石ダコの釣り船から撮影。幾何的構造物だが海と空の青に映えています。
H11/5/30/10:00
香川県坂出市与島
瀬戸大橋
昭和30年5月11日の紫雲丸事故以来、瀬戸内海を挟む地域の人々の悲願であった瀬戸大橋。悲しい歴史を乗り越えた勇姿です。
H14/7/26
三好郡西祖谷山村
祖谷のかずら橘
古くは十以上の”かずら橋”があったと伝えられるが、大正末期には姿を消しました。昭和になり、地元有志の力で甦ったのが現在の橋。一部アンカー補強されているが、材料は周辺の山々に自生するシラクチカズラ。安全のための三年毎の架け替えには大変な人手と労力を要するそうです。
H14/7/26
三好郡西祖谷山村
祖谷のかずら橘
H14/7/26
兵庫県津名郡淡路町
淡路ICから明石大橋を望む
スケールの大きさに圧倒されます。

■参道
H15/01/02
京都市伏見区稲荷山
伏見稲荷大社、”奥の院”へ向かう参道にある千本鳥居。
ここを抜けると参道と言っても殆ど登山道のような路を登り、
稲荷山をお参りすることになります。
H15/4/29
京都府長岡京市天神
長岡天満宮
ゴールデンウイークが始まると参道は霧島ツツジのトンネルとなる。参道から眺める八条ケ池の水面には、筍料亭の紅殻の紅が映えています。
H15/4/29
京都府長岡京市天神
長岡天満宮
この季節、参道脇では地元農家のおばちゃんが筍を売っています。後ろに見える玉垣は弊社の設計です。
H14/8/16/19:00
乙訓郡大山崎町大山崎銭原
宝積寺参道
七福神の内、大黒天、毘沙門天、弁財天の三天が祭られていますので、一度のお参りで財産、健康、知恵を授けて頂けます。千灯供養の時の参道の様子です。

■イベント・祭り
15/8/23/13:00
島本町
地蔵盆
子供達が同年齢ばかりで遊ぶようになって久しいですが、この時ばかりは、大きい子が小さい子の面倒を見て夜遅くまで路地で遊んでいます。大人も巻き込んだ年に一度の楽しみです。
15/8/23/13:00
島本町
地蔵盆
平成15/04/19
神戸市三宮
震災後”心の復興”と”街の美化”を目的に富山県砺波のチューリップの花を道路などにしきつめ、花絵を描いている。それが「インフィオラータ」
”あじさい通り”の準備風景です。
平成15/04/19
神戸市三宮
”あじさい通り”
平成13/4/30
神戸市三宮
北野坂
12/11/3/1:00
滋賀県大津市神宮町
近江神宮参道流鏑馬
「文化の日」に近江神宮の参道で行われる「流鏑馬」、間近で見るとすごい迫力です。

■ライトアップ・夜景

■その他
平成11/12/20/21:00
神戸市中央区旧外国人居留地界隈
神戸ルミナリエ
阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂と、復興・再生への夢と希望を託し、道路を歩行者専用にして開催されます。今年でもう9回目を迎えます。
平成11/12/20/21:00
神戸市中央区旧外国人居留地界隈
神戸ルミナリエ
H12/6/4/10:00
長野県木曽郡南木曽町妻籠
中山道妻籠宿
中山道から一本入った通りに面する「駐在所」なかなか趣があります。
平成13/11/24/10:00
京都市右京区御室大内33番地
御室仁和寺仁王門前
バスやタクシーがビュンビュン走っています。京都ではこんな風景も、何故かなじんでいるのが不思議です。
H10/3/22/11:00
三島郡島本町山崎
天王山トンネル完成記念ウォ−キング
いつの間に、路は”車が我が物顔で走る場所”になったのか?狭い日本、高速道路も完成記念日だけでは無く、たまには車を止めて人に開放してはどうだろう。





INFORMATION

参考ホームページ

■参考ホームページ

(残念ながらH20/12/30現在全てリンク切れとなりました)

/「日本の道と街並みを考える会」
/ニッポンの道景色フォーラム
/「子供たちに残したい&残したくない」ニッポンの道景色・募集要綱
/応募結果



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