KITAHATA URBAN DESIGN CORPORATION

奈良県奈良市  ならまち平成10/11/28

東大寺大仏殿

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ちょっと「独り言」です



 今回も貰い物で過ごさせて貰いました。新聞屋さんに「モネ・ルノア−ルと印象派の画家達」(12月23日まで)の招待券をいただき、奈良県立美術館へHirokoさんと2人で行って来たのです。残念?な事に子ども達はもうついてきません。
 気は進まなかったのですが車で行くことにしました。案の定Hirokoさんが、
   「この地図、駐車場載ってへんわ!」
仕方なく行き当たりばったりで行くことにしました。
   「奈良公園と県庁近いんやろ?県庁に停めよ!」
黒壁スクエアのことがあるので、また「ただ」で役所に停めようと言う魂胆らしい。
公園に近づいてから、ちょっと道を確かめようと地図を見る。何のことはない、ちゃんと「駐車場」が地図に有るではないか。
   「ちょっと、この『P』ちゅ−のは何やねん? お腹ピ−ピ−の『P』か?
   『P』いうたら普通、駐車場ちゃうんか?
   子供の歌であったやろ、『お−なか出る出るD!、車のホテルは、P!』 」

 車の中で何やかんや言いながら、無事、県庁東横の観光駐車場に車を入れました。一回1,000円です。後から判ったのですが、この北側には700円の民間駐車場もありますが、場所が解りにくい上、一方通行になっています。
 HPに使えそうな写真を撮りながら奈良県立美術館へ。やっぱり印象派は素人には解りやすくて見ていて安心です。また、デ・キリコのまじめな?作品が1点だけあったのには驚きました。
 次に行ったのは興福寺。Hirokoさんが「阿修羅」のファンなので奈良に来る度「国宝館」に入っています。私はどちらかというと、血管まで見える「金剛力士像」の力強さや、「天灯鬼・竜灯鬼」のユ−モラスな表情、スカ−フを巻いた八部衆の「迦楼羅」の異形が好きです。<興福寺五重塔写真>
「国宝館」を出た頃にはお腹も減っていて、
   「どっか食べるとこ、ないの?」
と聞くので、、
   「奈良は、商店街が近鉄駅前にしかないから、他に食べるとこはあらへん。鹿煎餅やったら何処でも売ってるけど」
これは、仕事で奈良県庁に来たことのある人の共通の実感でしょう。私は正直に答えたまでです。
ただ、”ならまち”に行きたかったので、(Hirokoさんは、「平城京跡」へ行きたいらしい)
   「”ならまち”やったら食べるとこあるんちゃうか?」
この一言で、すぐに猿沢の池を南に下り、”ならまち”へ向かうことに決まりました。

 春日大社の西、興福寺の南に”ならまち”は位置し、昔は率川と言われた1級河川菩提川の流域の中心地です。この流域面積3ku、人口2万弱の河川は、関西でただ一つ「雨水循環モデル事業」に選定され、猿沢池の浄化を始め地域と一体となって河川浄化を行う予定の地域です。 ”ならまち”は江戸時代から明治時代にかけての町屋の面影を残し、「路地」を歩く楽しみを味あわせてくれます。また、「奈良観光ボランティア」が居られ、無料で観光案内をして下さるそうです。
 第一目的の昼食は、「ならまちセンタ−」の南西角で、偶然見つけたイタリア料理店「とらっとりあ」。1,000円のランチコ−スを頂きました。オ−ドブル、パン、パスタ、飲み物がついています。明るく落ち着いた雰囲気のお店で、オ−ドブルは凝った料理で、パスタも細麺でしたがおいしかったです。

 食事後、「庚申堂」や「奈良町資料館」を見て回り、「あしびの郷」でツケモンを買いました。ここでは、何と「しかのふん」を売っていました。実は「柿の葉寿司」が欲しかったのですが見あたりません。それというのも、近所の親戚からうちの娘に”どうぞ”と不要になった洋服を沢山いただいたので、そのお礼に奈良のお土産で”有名なのは”と考えついたのが、「柿の葉寿司」だったのです。
  「そんなもん、奈良には商店街、ここしかないんやから」
と”下御門町”から”もちいど”を歩きましたが「田中の柿の葉寿司」売ってませんでした。
 結局、近鉄なら駅の売店で「田中の・・・」ではない「柿の葉寿司」を家用とプレゼント用に買い、「東大寺」に向かいました。
久しぶりの「大ぶっつあん」は大きくて元気そうでした。よく歩いたので「平城京跡」は次回と言うことになりました。





INFORMATION

ならまち
●交通アクセス/近鉄奈良駅Cから南へ歩いて10分から20分/周辺の地図
●県庁周辺に観光(有料)駐車場有り(1回1,000円)
●イタリア料理店「とらっとりあ」/「ならまちセンタ−」の南西
●「ならまちセンタ−」には「奈良観光ボランティア」が居られます。
 無料で少人数のグル−プに観光案内をしていただけるそうです。
    申し込み問い合わせ/0742−27−9889
●見所/奈良町資料館(0742-22-5509)/奈良オリエント館(0742-24-8415)/あしびの郷(0742-26-6686)/時の資料館(0742-26-5187)/今昔工芸美術館(0742-22-5516)/元興寺/等多数あります。
    (財)ならまち振興財団/0742−27−1820
興福寺
●県庁の南/駐車場(20台程度)有り/周辺の地図
●宝物収蔵庫(国宝館)/入場料;大人500円
 「阿修羅」「金剛力士立像」「八部衆立像」等、国宝重文が数多く納められています。
●国宝・五重塔塔、国宝・東金堂など国宝建築物が無料で見られます。
●平成10年12月、世界文化遺産に指定されました。
東大寺
●交通アクセス/近鉄奈良駅Cから東へ歩いて20〜30分/大仏殿は有料/周辺の地図
●県庁から東大寺に行くまでに駐車場有り(1回1,000円)休日は混んでます。
●現在の大仏殿は江戸時代(1708年)に再建されたものですが、
 もうこんな大きな木造建築(世界最大)は作れないでしょう。
●平成10年12月、世界文化遺産に指定されました。



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