KITAHATA URBAN DESIGN CORPORATION 長野県・昼神温泉 平成12/6/4 妻籠宿 |
妻 籠 宿 |
"木曽路はすべて山の中である" の書き出しで有名な島崎藤村の「夜明け前」で有名な所です。関ヶ原の合戦の次の年、幕府により「宿駅」が制定され、整備されたのが妻籠宿だそうです。 妻籠宿本陣には島崎氏が任命され、明治に至るまで本陣、庄屋を兼ね勤めたと云います。島崎藤村の母の生家であり、最後の当主は藤村の実兄でした。 1968年からの歴史的町並み保存事業により、宿場の景観を復活させ、76年には国の重要伝統的建造物群保存地区第1号に選定されています。 あまり時間もなかったので、じっくり見たわけではありませんが、取り敢えず妻籠宿の端から端(大妻籠の手前)まで中山道を歩いてきました。 古い宿場町のたたずまいが保存されており、生活感もあって懐かしい雰囲気を漂わせています。観光客も此処だけは多く、ちょっとした人混みです。よく考えればこの様な板壁・格子戸の町屋は、小生が子供の頃には至る所にあった風景です。 そこで、川沿いの裏道に廻りました。 この地方の川には丸みを帯びた白い玉石が、敷き詰めたように並んでおり、品のある美しさが有ります。いつでも見るような、ごつごつと黒っぽい岩を見慣れた目には、新鮮で優しく見えます。 きょろきょろしていて、交番を見つけました。 パトカ−が停まって無ければ、写真のように単なる民家にしか見えない味のある佇まいです。 中山道に戻り店を覗き込みながら歩いていて、木工専門のお土産屋さんで良い物が目に付きました。粗い仕上げの塗りの”ぐい飲み”です。隣の棚に並べてある茶碗は千円でしたが、その”ぐい飲み”には値段が表示して無かったので、店番の女の娘に尋ねました。 しかし、どうもアルバイトらしく、電話で問い合わせてから 「2,500円・・・。」 と言う返事。 「え!この茶碗が1,000円で、この小さいのが2,500円?」 思わず聞き返しましたが、小さい物の方が手間が掛かるので高いのだそうです。 最初からその値段だったら買ったかもしれませんが、本当かな?と思ったので買うのを止めました。 それにしても高いですね。 | ||||||
博 石 館 |
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「お急ぎの方や、気の短い方は入らないように・・・」 と、注意書きが有ります。 デジカメを取りにバスに戻った隙に観光客の集団からはぐれてしまい、少々ビ−ルも入っていたので、一人で迷路の中に入ってしまいました。 入り口の「地図」を良く頭にたたき込んだつもりでしたが、そこはそれ酔っぱらい。2つ3つ角を曲がったところで、右も左も解らなくなってしまいました。それでも、こんなもん簡単や、いけいけドンドンと進んでいきますが、余計に何処が何処だか解らなくなってきます。 人気も無いので、だんだんと 「チイとヤバイ」 と思うようになりました。 仕方なく、元来た所へ何とか戻りました。しかし腹の虫が治まらないので、秘伝”右手の法則”を使い、一からやり直して、2〜3分で出ることができました。残念! 英国製醸造装置で作った地ビ−ル・博石館ビ−ルも有るらしいのだが、「地ビ−ルレストラン」は結婚式だとかで中に入れず。ビ−ルも飲めず・・・・。残念!あるふぁるふぁ〜。 注)右手の法則 中間通過必須ポイント等が無く、迷路を出るだけならば時間さえ有れば誰でもできる方法がこれ。 入り口で右手を壁に当てる。あとはその手を壁から離さないように、歩き続ける。 ”からくりドア”や”動く壁”がない限りいつかは出ることができます。 |
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INFORMATION |
妻籠宿 |
●南木曽町役場/〒339-5301 nagiso@coral.ocn.ne.jp 長野県木曽郡南木曽町読書3668−1 ●南木曽町観光協会・南木曽町商工観光課/〒399-5301 長野県木曽郡南木曽町役場内 Tel:0264-57-2001・Fax:0264-57-2270 ●妻籠宿観光案内所/〒399-5302 長野県木曽郡南木曽町妻籠 Tel:0264-57-3123・Fax:0264-57-4036 ●関連HP 南木曽町HP/見どころMAP/南木曽商工会 全国町並み保存連盟/全国伝統的建造物保存地区協議会 |
博石館 |
●住所/〒509-83 岐阜県恵那郡蛭川村田原/TEL:0573-45-2110/FAX:0573-45-3006 ●開館時間:9:00 〜 17:00 (入館は16:00まで)/休館日:年末・年始 ●入場料/大人800円/子供500円/団体割引有り ●アクセス/中央自動車道「恵那I.C.」出口より恵那峡方向へ向かい恵那峡多大橋を経て恵那I.C.より車で15分(9Km) ●関連HP/オフィシャルHP/館内案内 |
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