KITAHATA URBAN DESIGN CORPORATION
神戸市 神戸・北野坂平成13/4/30


チュ−リップの絨毯です


インフィオラータ こうべ2001


 昨日(29日)は、長岡京市の「サントリ−ビ−ル祭り」で試食のビ−ルをよばれ、午後に長岡天満宮の「きりしま」を見に行く予定だったが、午前中からポツポツ落ちてくる悪天候。HIROさんと相談の上、残念ながら中止にした。そこで、今日は「インフィオラータ こうべ2001」の”花絵”を見物に、「異人館」で有名な神戸の北野へ出かけた。
 昨日の夕刊や阪急電車の「行楽ガイド」に載っていたため目に入ったのだが、仕事で思案中の”商店街の活性化”とも関連深そうなので、午前10時過ぎにHIROさんと二人で出発。
 ”異人館街の近くだろう”と、三宮駅から新神戸駅方向へ歩き出したが、意外と人が少ない。

  「ほんまに、こっち?」 
  「・・・・・と、思う・・ (-_-;) 」
  「知らんねやったら、何で駅員さんに聞かへんの!」
  「知らんことない、知ってる。・・・見てみ!山が見えてきたやん。」
  「あ!地図がある」
  「地図、見よ。・・・・・・ほ〜ら見てみ! だいたいおおてたやないかぁ。」
  「だ・い・た・い・ね (^_-)〜☆」
  「そや、あすこを曲がったら・・・・・、見てみぃ!よおさん歩いたはるわ!」
という具合で、大回りしたが何とか”北野坂”に着くことが出来た。

オペラ劇場ではあるまいし・・・。歩道に向かって恥ずかしくないのかな?
道路側にある「花絵」を見ながら食事すると
こうなるのです。
 曇り空にかかわらずたくさんの人出だ。
 新潟や富山から運んだチュ−リップの花びらで、地元の人やボランティア1000人が5時間かけて作成した「花絵」は全部で12枚、坂の延長は300m。近くからでは何の絵か解らないので、ちょっと離れて想像を働かすのが楽しい。「絵」の周りはこれまた本物の芝生。職業柄(メンテナンスが大変では・・)と思うのだが。
 
 HIROさんと、赤いベレ−を被ったボランティアの青年に話を聞く。
  「花びら飛ばないんですね」
  「大丈夫です」
  「串で刺した〜るんかと思ったけど?」
  「置いてあるだけですよォ」
  「雨降ったら大変ですね?」
  「いえ、ちょと降った方が重くなって飛ばないんです。」

「花絵」を見ながら北野坂を登り切ると、ベストも要らないくらい暖まった。「花絵」を堪能した後は、さらに北へ坂を上がり異人館に廻る。震災よりももっと前に来た頃よりは、商業化されてしまい少し残念。でも、これだけ活気が出てきたのは良いことで、イベントの価値があるというものだ。

 しばしの散策の後三宮へ戻り、「リュリュ」でパスタを食べて解散。


パンダ?
レストランの二階から

しだれツツジ?
北野坂を登り切ったところ


北野町広場のイベント

風見鶏の館

うろこの家

自由に持って帰る事が出来る
チュ−リップが用意してある



INFORMATION

インフィオラータ

 「インフィオラータ」とは、イタリア語で「花を敷きつめる」という意味。ヨ−ロッパで広く行われている催しで、広場や道路に花びらを敷き詰めて色鮮やかな絵模様を描く、イタリア発祥のお祭りである。5回目の今年はより盛大にグレードアップして、市内6ヵ所で地域ごとに特色を生かした花絵が登場。なかでも北野坂の長さ約300mの大インフィオラータは圧巻。結婚式やライトアップも行われる。
●期間:4月21日(土)〜5月6日(日)/北野坂は4月30日で終了
●会場:三宮東、北野坂、ポートアイランド、元町あなもん、湊川、六甲アイランド

OBE2001

神戸21世紀・復興記念事業
●2001年、たのしいことはじまる神戸です。震災のときお世話になった全国のみなさんに感謝の気持ちを込めて、2001年・・・神戸はおもてなしのまちになります。市民・企業・行政が連携し、花と光、夢と彩りにあふれた楽しいイベントの数々でみなさんを心からお迎えいたします。
  
■期間:2001.1.17〜9.30
  ■会場:神戸市内各地
●21世紀最初の1.17から始まった復興記念事業は、人と人とのつながりを豊かにすることを通 じて生活を再建させるための壮大な社会実験だ。それは復興記念祝賀会ではない。神戸がより開かれたまちになるための復興推進事業そのものだ。/関西学院大学社会学部教授 立木茂雄
●オフィシャルホ−ムペ−ジ/ここ

北野異人館

●交通アクセス/JR三宮駅・阪急三宮駅から北へ歩いて10〜15分
●中山手通から北の一帯に集中的に異人館が保存されている。
ホ−ムペ−ジ神戸市の異人館紹介地図



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