KITAHATA URBAN DESIGN CORPORATION

岸和田市・久米田駅周辺
岸和田山手地区だんじり祭り

平成18/10/8

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たまには電車でGO!です。

■岸和田のだんじり(9月祭礼/岸和田地区・春木地区)は、一度見たかったのですが、今年もチャンスを逃してしまいました。

でも10月に入り、営業廻りをしている時に道路にちょうちんが吊されてるのを見て、

   ”そうや、10月のだんじりがあるやん。
     鳳の周辺やったら、全国的にはマイナーなんで、
       岸和田(9月)より空いてるやろし・・・”

と思いつきました。
でも、忙しくて調べる暇がなかったので、事前調査は、HIROさんにお任せ・・・・。


 前日になって、手渡された地図を見ると、

    ”八木地区、南掃守地区、旭・太田地区”

の「地車曳行マップ」と有ります。
   「鳳とちゃうん?何処で調べたん?」
   「岸和田市のホームページに行ったら、有るわ!!」

  
■で、自分でいろいろ調べてみると、岸和田でも10月祭礼(山手地区)と言うのがあることが分かりました。

中でも”JR久米駅”周辺の

    ”八木地区”

は、地車の数も多く、ホームページまであります。

 ひとまず、 ”八木地区”を目指し、面白くなかったら他の地区へ!ってな感じです。


 大阪から関空快速に乗り、和泉府中で普通に乗り換えて、久米寺駅に向かいます。

途中、車窓から時折ハッピ姿の人や、鳳では地車も見ることが出来ました。

 1時間半ほどで、久米寺駅に着きました。時間は9時少し前です。

地車の曳行(8時半から)が始まっているはずです。


 改札を出て、太鼓や鐘の音が聞こえる方向に、そそくさと進んでいって・・・・驚愕です。

何重にも、何段にもなった脚立と人・人・人で、道路がバリケードのように封鎖されています。

高さは1階の屋根の上まで有るような、もう”壁”です。

左右にも人が通り抜けられるような隙間がありません。

もちろん、音は聞こえますが、全く何も見えません。

車窓の風景からは想像も出来ない人出です。


 仕方なく、路地を抜け、交差点から少し離れた場所に出ることにしました。

交差点での”やりまわし”を見るには少し遠いですが、迫力は十分伝わってきます。


 地車は次から次へと、どんどんやってきます。

一台の地車と共に、引き手や世話役など数百人が走ってきます。


 先頭は、纏を持った男性を中心とする集団。

続いて綱を引っ張る集団で、その先頭は高校生くらいの男の子だったり、小学生だったり。

次ぎに綱を引っ張るのは、中学生や女の子達。

地車の直前は、一番元気の有りそうな中学から高校生くらいの男の子です。

だんじりの直前にはブレーキ係が二人。

だんじりの後ろには舵を取る人達、おっちゃんの集団、子供の手を引いたお母さん達と続きます。
↑↑↑女の子達は美容院で頭を飾ってもらうそうです。
男の子達は・・・・・・こんな扱いです。↓↓↓

 地車の後に付いてしばらく行くと、曳行が止まってしまいました。

救急車が来たため、動けなくなったようです。

 肩幅ほどの路地を抜けても、人と地車で道がふさがれ、前に進めそうもないので、

引き返して石の玉垣を乗り越え、久米寺の中に入りました。


 そこでも人が多く、動き出しただんじりも見えないので、元来た境内の道を戻り、再び玉垣を乗り越え、

別のちゃんとした入り口から久米寺の中に入りました。

境内は、休憩に入った引き手や観光客、地車、屋台で、身動きが取れないほど混雑しています。


 だんじりを間近で写真に撮ってから、女の子達の髪型を撮っていました。

すると、HIROさんが、つかつかと女の子達に近づいて、話かけました。

私は気付きませんでしたが、女の子の一人が、写真に撮られているのに気付き、

私の方に”Vサイン”をしたところを、HIROさんが見ていて声を掛けたそうです。

 おかげで、ちゃんとポ−ズをとってもらうことが出来ました。

ありがとう、お姉ちゃん達。

幼稚園や小学生の子供たちも 必死に走ります。
後ろでは、団扇の合図で舵を動かす若い人達が、呼吸を合わせます おっちゃんになると車に乗れるようです

 全部のだんじりがそろったのは10時頃でした。午後のパレードは1時からです。

久米田池の歩道の縁石に腰を下ろして、昼食をどうしようかとあれこれ相談していると、

なんと、だんじりが動き出しました。


 どうやら、行基堂に一番最後に入った地車から順番に、帰っていくようです。

寺の門前で数台をやり過ごしてから、後ろについて駅の方に戻りました。


 所々で足を止め、やり回しを見ながら、地元の子供の後ろについて、路地を抜け、駅前の交差点まで戻ってきました。

そこでも帰っていく地車のやり回しを見学。あっという間に昼になってしまいました。

 ”これで午前は終わり”の声を聞いて、近くの喫茶店で昼食にしました。

ここで一時間足らず休息した後、再び交差点近くの見やすいポイントを探します。

行基堂での休憩中
子ども達は、太鼓を叩いたり、屋根の上に昇らせてもらって将来の練習?


 ダウンロードした地図には、 ”午後からの曳行” は、何処の地区も ”パレード” と書いてあったので、

”やりまわし”などはなく、おとなしく地車を引っ張るだけだと、かってに思っていました。

 ところが、食事をした喫茶店の前で”おにぎり”を売っていた男性に聞くと

   「朝と同じようにして、このあたり”だけ”を回りますよ」

とのこと。

 期待をしながら”やりまわし”が見えそうな場所で待つことにします。


 でも、地図でここにいてると思った地点と、実際の場所とがどうも違います。

自宅前に足場で櫓を建て、見学している地元の兄ちゃん達に、HIROさんが聞きに行きました。

すると、交差点に対し90度違った場所にいることが分かり、納得しました。

どうやら、、メイン道路から路地を歩いて抜けた時に、大阪和歌山方向に走る”大阪泉泉南線”に出たつもりが、

山手側に伸びる久米田駅前商店街に出たようです。商店街は、朝に一度通ったはずなんですが・・・・。

 おまけに今いる場所も、朝一番に来た時に見た場所のすぐ近くでした。





 1時過ぎに午後からの曳行が始まりました。

続々と地車がやって来ては、やり回しをしていきます。

 最初は久米田駅前交差点”大阪泉泉南線”の南側で見ていましたが、

大阪側から来るのは正面ですが、和歌山側から来る地車のやり回しは後ろ姿になるので、

欲張って全部を正面から見たくなり、HIROさんの反対を押し切って、山手側の商店街の方に移動しました。


 でも、大間違いでした。こちらの方が人が多く、(考えれば分かることですが・・・・)

交差点から相当離れなければ、見学の列に入り込むことすら出来ません。


 ようやく商店街の終わりのところの隙間に入り込みました。

もう次の交差点です。でもそこは角度が急なので、ゆっくりと回っていきます。

おまけに上り坂。そのために、目の前はだんじりの渋滞になってしまいます。


 止まってしまった引き手の人達にまたまたHIROさんがたづねます。
   「何回くらい回るんですか?」

  「わからんわ!!5時まで何回でもや!!」
    「へえぇ〜〜!!」
  
 結局、だんじりを十分楽しんで、3時頃の電車で帰途につきました。

夜には、「灯入れ曳行」が行われるそうですが、またの機会です。



INFORMATION


だんじり情報

■岸和田だんじり祭り/オフィシャルホームページ

■八木地区だんじり雑考/個人ホームページ



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