■今年の祇園さんは、鉾巡行が平日ですが、宵山・宵々山はいずれも休みですので、
夕方からは大変な人出が予想されました。
そこで、13日(金曜日)の”宵々々々山”に的を絞り、烏丸御池、炭火焼きの”串くら”も予約しました。
ところが、今回の台風4号!! 何しに来んねん
!!
(四国の水瓶”早明浦ダム”は満杯になったそうです)
ホコテンが始まった”宵々々山”(14日)は近畿地方に最も接近。
それでも例年の1/3、7万人の人出。
”宵々山”も曇り〜小雨模様ですが、”宵山”と”山鉾巡行”は楽しめそうです。
■と言うことで、13日(金曜日)は雨の中、”串くら”へ食事に行きました。
毎回、店先でウロウロしている店長を見かけるのですが、雨のためか、その姿はありません。
築百余年、京町家の玄関を入るとお香の香り。
さらに引き戸を入ると土間が有り、大きな火鉢が迎えてくれます。
ほんのりと懐かしい炭の焼ける匂い。かすかに、祇園囃子も流れています。
■いつもは、風情のある小部屋を予約するのですが、
”炭火で焼いているところを目の前で見たい”
というお連れさんの要望で、今回は初めてカウンター席を予約しました。
馬目樫の備長炭は触れあうと金属音がします。燃えると真っ赤な鉄のようです。
私が串を焼いたらすぐに焦げそうですが、
若い二人の店員さんは、手際よく串を並べ、味付けをして焼いていきます。
■メインの丹波地鶏など、何を食べても、”見ても楽しく”美味しいですが、
これだけは欠かせないのが、
「半割タマネギの丸焼き」
と、季節毎に変わる
「鶏釜飯」
タマネギは、苦みは全く無く、果物かと思うくらい甘くまろやかです。
騙されたと思って絶対食べてください。
夏の釜飯は”新生姜の鶏釜飯” 生姜の香りが新鮮で、具だくさん。
二人で食べたても十分な量が入っています。
■お腹一杯になってしまったのですが、今度食べたいのは”お餅”
私たちがいる間に一回だけ注文があって、店員さんが目の前で焼いていました。
昔、火鉢に網を載せ、焼いていた頃の懐かしい匂いです。
焼き鳥とは違うタレにつけています。
「タレも違うな・・・・・」
と話していると
「カキ醤油のタレです」
と、説明してくました。
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