うすい朝靄、”しまなみ海道” |
■梅雨明け直後の好天を予想して、早々に夏休みをとりました。
好天はズバリ的中。快晴の3日間を過ごすことが出来ました。
小豆島を除くと5年ぶり、久々の四国です。
「”しまなみ海道”を通ったことがない」
と言うので、費用のことも考えて、
名神高速→中国自動車道→山陽自動車道→しまなみ海道
というルートを選択。
初日は”しまなみ海道”から愛媛県に入り、宇和島から海岸に沿って四国最南端・足摺岬へ向かいます。
■ETCの30%割引が適用されるよう午前4時直前に名神のインターに入ります。
6時過ぎ、山陽道”吉備SA”で簡単に朝食をとりました。
”桃太郎ソフト”や”赤鬼ソフト”も有りましたが、朝早いので甘いものは少し我慢です。
福山西ICで山陽道を出て、西瀬戸尾道ICからは、いよいよ”しまなみ海道”です。
後ろに車のない時は、少し徐行しながらに写真を撮ってもらったり、
時には停まったり。車も少ないので、ゆっくり走りながら景色を楽しみます。
向島、因島、生口島と渡っていきます。
晴れてはいるのですが、ほんの少しガスが掛かっているようです。
■多々良大橋の手前の瀬戸田PAでは車を停め、多々良大橋を眺めながら小休止です。
大三島、伯方島(伯方の塩とは関係ないのかな?)、大島と続きます。
「途中下車出来るようなシステムが有ったら、ここらの島にかてもっと観光客が来るやろになぁ〜」
「ここのインターで降りたら、やっぱりお金いるんやろね?」
と話ながら、”来島海峡大橋”を渡ります。
第一、第二、第三大橋の三橋からなる世界初の三連吊り橋で、全長は4,105m。
中央部が自動車道で北側に自転車歩行者道、南側にバイク道が併設されています。
ここをゆっくり走れるのもこの時間帯だからでしょうか。
「今や!!早よ撮れよ、今やったら後ろから車きいひんし〜」
超・徐行で写真を撮ってもらいながらの走行です。 |
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吉備SA |
因島大橋 |
生口橋 |
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多々良大橋 |
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大島大橋 |
来島海峡一二三大橋 |
来島海峡第三大橋 |
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釣りは我慢、
足摺宇和海国立公園 |
■ ”来島海峡大橋”を渡ると、"伊予伊予"四国本土です。
橋が見渡せる”来島海峡大橋SA”で休憩を取ります。
残念ながら光の具合が悪く、三連吊り橋の光景は上手く撮れませんでした。
ここでは”伊予かんソフト”が販売されているのですが、
早朝のため店は開いてませんでした。残念!!
今治ICで高速を降り、しばらくR196を南下して、今治湯ノ浦ICから今治小松自動車道に入ります。
当初は松山に寄り、松山城や道後温泉を見るつもりでしたが、
今日の行程を考えると、早めにホテルに着きたかったので、見送ることにしました。
■”いよ小松JCT”から松山道に入り、山道を松山、大洲と走ります。
西予宇和ICで高速道路とお別れ。殆ど信号のないR56を南へ走ります。
宇和島からは、概ね海岸線に沿って、海を眺めながらの”さわやか”ドライブ。
時折、気に入った景色に巡り会うと、車を停め、デジカメでパチリ。
”水ヶ浦の段々畑”は、少し半島の脇道に入らないといけないので残念ですが省略し、
”外泊の石垣”を目指すことにしました。
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■朝ご飯も早かったし、晩ご飯は少し早め→なら昼食は早め、
と思っていたのですが、適当なお店がありません。
そこでいつものとおり、”道の駅”を目指したのですが、たどり着いた”道の駅・みしょうMIC”は、
お土産や海産物を買う人でにぎわってはいるのですが、残念ながらレストランは無し。
”宇和島展望タワー”には有るかもしれない??
(この調子だとたぶん無いだろうな・・・と思いつつ)
ヘアピンカーブの続く山道を登っていくと、煙突の先にキャップがついたような構造物が出現!!
赤白まだら模様に多少違和感有り。
期待通り??先客の家族連れが一組。オンリー??
レストランは無し。見かけた職員さんは二人のみ。
お腹が空きましたが、少し待って”宇和島展望タワー”に乗ります。
ドーナッツ型のゴンドラが、”赤白煙突”をぐるぐる回転しながら登っていくのです。
その高さ地上107m、海抜260m!!紛れもなく360°絶景の回転展望です。
御荘湾、愛南町の平野部、宿毛湾が一望出来る大パノラマです。
下山途中に”紫電改保存館”があり、無料だったので立ち寄りました。
ああ懐かしの紫電改。もちろん乗っていたわけではありません。
昔、良くプラモデルで作ったからです。零戦、隼と並んで人気の機種です。
これら戦闘機のプラモデルを天井から吊っていたことを思い出します。
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宇和島展望タワーからの360°大パノラマ
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紫電改 |
宇和島展望タワー |
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■さて、お腹が空いたままですが、ここまで来たら”外泊の石垣”を見なきゃ!!
ということで、さらに半島の先に進みます。
山を下りるまでは、昔有料だったようで結構幅のある路でした。
海岸沿いに来ると野猿のご挨拶。ようやく外泊です。
ここも人の気配なし。
案内地図を見ると”だんだん館”というお店が載っていたので、石垣の間の階段を登っていきます。
お城の石垣と違い、コツコツ手で積んだ様子が浮かぶような頭大の石が高く積んであります。
人一人がやっと通れる迷路のような石段を上り詰めたところに”だんだん館”が有りました。
幸運にもお店は開いており、ここでやっと昼食にありつけました。
元来た路を愛南町まで戻るときにナビがパニック!!
半島を逆回り一周するような路を示すので、無視して発進!
やはり頼りになるのは地図と感ですね。
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外泊の石垣
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四国最南端・足摺岬 |
■宿毛(すくも)で、長いことお世話になったR56にお別れし、
R321で今日の宿泊先足摺岬を目指します。
途中、道の駅”すくも”でソフトクリーム休憩。
人気も少なく、和風の建物が古びて、”チョット暗い”感じ。
冬には”ダルマ・夕日”を見ることが出来る絶景の地ですが、
「愛媛の道の駅はいまいちや!!」
誤解の無いように、宿毛からは高知です。
さらに小一時間走ると、ようやく竜串海中公園です。
駐車場から足摺海底館までは、500m程歩かなければなりませんが、
数々の奇岩を目にすることが出来ます。
間近に見る海水はコバルトブルーで透明度があります。
「ああ、こんな所で釣りがしたいなぁ〜」
足摺海底館で海底の魚の様子見ていると、飽きませんね。
■土佐清水からは尾根路を走る”足摺スカイライン”を走ります。
巨石群や唐人駄馬という観光地があるそうなのですが、見つけることが出来ませんでした。
今夜お世話になる予定の”足摺テルメ”を通り越し、足摺岬灯台に向かいます。
展望台から見た灯台の写真を撮りたかったので、灯台へは向かわず砲台のような展望台へ。
念願の写真も撮れて満足でしたが、残念ながらジョン万次郎の銅像は逆光で真っ黒けになってしまいました。
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■国民宿舎”足摺テルメ”は、太平洋を望む南斜面に沿って建つホテルで、
瀟洒な白い外壁が南国の雰囲気満載です。
健保組合の割引がある上、天然温泉など11ものSPAが有るので選びました。
もちろん、カツオのタタキが出ることがの条件でしたが・・・。
チェックイン時に”さばの刺身”の追加を勧められました。
数量限定とのことでしたが、注文している”黒潮コース”が食べ切れたら頼もう!!
ということでとりあえずお断り。
結局、夕食は十分な量があり、ビールもたらふくいただいて、満腹になりました。
カツオのタタキも美味しかったです。
「ごちそうさまでした。」
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夕食”黒潮コース” |
朝 食 |
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四国旅行
■7月26日 |
澄んだ海を満喫
夏の足摺岬 |
しまなみ海道、宇和島展望タワー、外泊の石垣、道の駅すくも、
足摺海底館、土佐清水、足摺スカイライン、足摺岬、足摺テルメ
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■7月27日 |
四万十川
船母遊覧 |
白山洞門、津呂、アカメ館、船母、炭や一風、トンボ自然公園、
安並の水車、ビオスおおがた、あぐり窪川、土佐ロイヤルホテル
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■7厚28日 |
金比羅さん参りと
栗林公園 |
金比羅さん、中野うどん学校、栗林公園、瀬戸中央自動車道、
与島PA、龍野PA・115
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■番外編 |
ソフト・アイス特集 |
●食べたソフト/牛乳、マンゴー、ガヴァ、四万十川青のり、伊予かん、スダチ、栗
●紹介/桃太郎、赤鬼、どぶろく、豆腐、生姜、きなこ、黒ごま、小倉、ラムレーズン、地酒醤油、蜂蜜、鳴門金時 |
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