ご近所紹介ちょっとお出かけ>京都西山・洛西の紅葉

KITAHATA URBAN DESIGN CORPORATION

京都・京都近郊
2008京の秋
ちょっと地味な紅葉の名所



H20/11/09〜増殖中


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ちょっと地味な

■今年も紅葉の時期がやってきました。

"GW特集"は毎年作ってますが、初めて”紅葉”特集をすることになりました。

あまり、雑誌や新聞、TVで紹介されにくい、

   チョット地味? (中には有名な所もありますが・・・ )

ところをご紹介します。

■ホームページ中の拝観時間などの詳細や紅葉状況等は、

時期により異なることもありますので、

事前に現地にお問い合わせ下さいね。




京都大学大学院農学研究科附属農場

■阪急高槻市駅より東へ、徒歩で約15分。

"京大農場"で親しまれる、高槻市八丁畷町の

       ”京都大学大学院農学研究科附属農場”

正門からの紅葉風景です。


 正面が本館、1929年頃に建築された西欧の木造建築物です。

正門から本館まで、150m程の路の両側には銀杏が植えられ、

朝陽を受けて黄金色に輝いています。


 農場の北側には、弥生式の石器や土器が発掘され、

三島地方ではじめて米作りを行ったと言われる

安満の集落”安満遺跡”が広がっています。

     


■京都大学大学院農学研究科附属農場/オフィシャルホームページ
住 所 大阪府高槻市八丁畷町12−1 (〒569−0096)/地図
電 話 Tel. 072−685−0134,Fax. 072−683−1532
見 学 メ−ルで予約/admin-farm@farm.kyoto-u.ac.jp
アクセス 阪急高槻市駅より東へ約800m、徒歩15分
JR東海道線高槻駅から徒歩20分
     駐車場 なし


花の寺・大原野神社

■続いて本当に地味に、京都は洛西コースを紹介しましょう。

まずは、”花の寺”。

天台宗のお寺で、正式名称は”勝持寺”です。

”京都西山三山”の一つで、ここだけが京都市内にあります。

桜でも有名ですが、紅葉もすばらしいです。

近くには”大原野神社”も有ります。




■勝持寺(花の寺)
住 所 京都市西京区大原野南春日町1194/地図
電 話 075-331-0601
拝観料 400円
拝観時間 9:00〜17:00(受付16:30)
アクセス 阪急東向日駅、JR向日町駅より
阪急バス「南春日町行き」に乗車 終点「南春日町」下車(乗車時間約20分)徒歩20分
     駐車場 無料駐車場有

■大原野神社/オフィシャルホームページ
住 所 京都市西京区大原野南春日町1152 /地図
電 話
075-331-0014
拝観料 無料
拝観時間 境内拝観自由
アクセス 阪急東向日駅、JR向日町駅より
阪急バス「南春日町行き」に乗車 終点「南春日町」下車(乗車時間約20分)山の方へ向って徒歩7〜8分
     駐車場 普通自動車 400円

■西山三山
   善峯寺/光明寺/楊谷寺/ホームページ


善峯寺

■”花の寺”の南、「向日善峯線」を西へ登ると、

西国第二十番札所”善峯寺”。

古くから”遊龍の松”で有名ですが、

今は”落ちないお守り”(1000円)で一躍有名になりました。

 阪神大震災の時、高架が落ちた阪神高速で、

ギリギリのところで停止して、墜落を免れたバスの運転手さんが、

善峯寺のお守りを持っていたことで、受験生に人気が広まったそうです。


■さらに、今年の11月15日〜30日、「片岡鶴太郎特別展」が開催中です。

彼がここ善峯寺で4ヶ月かかって作成した、襖絵「游鯉龍門圖(ゆうりりゅうもんず)」が展示されます。

 襖絵「游鯉龍門圖」は本坊の100畳座敷に襖25面、長さ26メートルに250匹の鯉を描いた大作です。

京都の著名な庭師、小川治兵衛作の庭園の池に泳ぐ錦鯉を題材にして、

      池から飛び出した鯉の大群が、

      座敷を回游してまた池へと帰り、

      滝を登って龍になる

という壮大な構想で描かれています。

 題名の「游鯉龍門圖」は、善峯寺の天然記念物「游龍の松」と、

      「龍門」という急流を登りきった鯉は龍になる

という伝説から、彼がつけたものだそうです。

 お寺の方の説明では、池の畔の紅葉は、年中紅葉していると言うことです。


■善峯寺/西国第二十番札所/オフィシャルホームページ
住 所 〒610-1133 京都市西京区大原野小塩町1372 /地図
電 話/FAX Tel (代) 075-331-0020 / Fax 075-332-8342 
入山料 400円(大人),300円(高校生),200円(小、中学生)
※春と秋の寺宝館文殊堂特別公開時期は、100円UP
入山時間 午前8時開門〜午後5時閉門
    
駐車場 大型バス\1000- / マイクロバス\700- / 小型\500-
無料駐車場も有ります。(無料駐車場からは、坂道を登らなければなりませんが、結構楽しいものです。)

片岡鶴太郎特別展
     日本一の鯉の襖絵−『ゆうりりゅうもんず游鯉龍門圖』
 /平成20年11月15日〜30日開催
 /9:00〜16:30/入場料500円



 
光明寺・向日神社・柳谷観音

■ ”善峯寺”から「大山崎大枝線」を南東に進み、

長岡京市に入ったところに、

西山三山の二つめ、”西山浄土宗総本山”粟生の光明寺が有ります。

 いつもは無料なのに、この期間だけ拝観料500円。

車で行くと”臨時駐車料金1000円”が必要です。

ここは超有名なので、他のホームページを見て下さい。


■ここで、チョット寄り道。

光明寺から東へ2km程、競輪場の近所にあるのが”向日神社”

本殿は応永2(1418)に建造されたもので、

室町時代の”流れ造り様式”の代表的な建築物として、

重要文化財に指定されています。

この向日神社をモデルにして、明治神宮の本殿が造られたそうです。


■光明寺から南へ、

西陣町の変則四差路を真っ直ぐ行くと

霧島で有名な”長岡天満宮”の裏を通って、「伏見柳谷高槻線」へ。

山路を登っていくと、西山三山の二つめ、”柳谷観音”(楊谷寺)へ。

眼の病気に効く”霊水(独鈷水)”の湧く井戸があり、

毎月17日は縁日(命日)ですので非常に混雑します。

柳谷観音”(楊谷寺)

■向日神社/オフィシャルホームページ
住 所 京都府向日市向日町北山六十三番地/地図
電 話 075-921-0217
拝観料 無料
拝観時間 自由
アクセス 阪急電車京都線
 西向日駅 西北0.5km
 東向日駅 西南1.0km

JR東海道本線
 向日町駅 西南1.5km
     駐車場 無料駐車場有/10台

■柳谷観音/オフィシャルホームページ
住 所 京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2/地図
電 話 075-976-0017
拝観料 無料
拝観時間 10:00〜17:00
アクセス 毎月17日の縁日は8:00〜14:00/阪急「大山崎」駅より直通バスあり
     駐車場 無料駐車場有

■長岡天満宮/オフィシャルホ−ムペ−ジ
 最寄り駅/阪急京都線長岡天神から北へ、徒歩約15分
 弊社が「設計・施工監理」を委託された「参道石玉垣設置工事」が平成13年10月に竣工しました。

 参考までに
   梅の季節/実際に行って来ました!レポート
   霧島の頃/実際に行って来ました!レポート


 
若山神社

■洛西コースの締めくくりは”若山神社”

柳谷観音から「柳谷島本線」を下り、公団住宅の奥にあります。

桜でも隠れた名所ですが、宮司さんが紅葉を増やされ、

今では紅葉の知られざる名所に育っています。


■若山神社
住 所 大阪府三島郡島本町大字広瀬1497/地図
電 話 075-962-1651
拝観料 無料
拝観時間 境内拝観自由
アクセス 水無瀬駅より/阪急バス、終点若山台センター、または、一つ手前の若山台1丁目から歩いて10分足らず
     駐車場 無料駐車場有

 
聖天さん・大山崎山荘

■若山神社から京都府に少し戻ったところにあるのが、聖天さん。

平安時代の宇多天皇の創建、本尊は十一面千手観音菩薩で、

聖徳太子の作と伝えられています。

江戸初期、木食以空(もくじきいくう)が、

住友家、三井家、鴻池家らの援助で再興したので、

歓喜天の信者が多く、本尊の観音菩薩より、

山崎の聖天(しょうてん)さんとして有名になりました。

 夫婦和合、除災招福、商売繁盛のご利益が特に多いとのことで、

天下の天皇、将軍、大名、豪商が、こぞってご利益をお願いするので、

庶民がお願いする隙間がなかったと言われています。


■「聖天さん」(歓喜天)は、

    箕面の勝尾寺から雲に乗って飛んでこられた

との伝承もあり、

象頭人身の双身が相抱くお姿の秘仏です。

聖天堂は天皇の命令により神社造で、

お寺でありながら鳥居があり、一の鳥居には観音寺、

二の鳥居には聖天宮の扁額が掛かっています。

春は桜、秋は紅葉が美しく竹林もみごとです。

      
■近くには大山崎山荘があります。

山荘は、木津・宇治・桂川の三川を望む天王山山麓にあり、

大正から昭和初期にかけて加賀正太郎によって建築された山荘を中心に、

天王山山麓の自然と、山荘や庭園が一体となったやすらぎの空間です。


美術館では、アサヒビール初代社長の山本爲三郎が収集した

陶芸を中心としたコレクション約1000点が展示されています。

特に、安藤忠夫設計の新館は、

モネの名作「睡蓮」など、印象派の名品が公開され、

人気を集めています。


JR山崎駅から踏切を渡り、山の中に入ると、

緩やかな坂道が楓のトンネルになります。

山荘周辺を含め、隠れた紅葉スポットです。


トンネルのような山荘の門をくぐると、そこは別世界。

美術館の中は有料ですが、

山荘庭園は無料で自由に見ることが出来ます。


今回が2度目ですが、以前来たのは随分前だったので、

記憶にあったより庭が広く感じました。

今(平成20年11月30日現在)ちょうど銀杏や紅葉が、今を盛りに色づいています。



■山崎聖天(観音寺)
住 所 乙訓郡大山崎町白味才62/地図
電 話 075-956-0016
拝観料 無料
拝観時間 境内拝観自由
アクセス JR京都線山崎駅・阪急大山崎駅から、北へ徒歩約10分。
     駐車場 無料駐車場有

■大山崎山荘美術館/オフィシャルホームページ
住 所 〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字銭原5-3/地図
電 話 TEL:075-957-3123(総合案内)   FAX:075-957-3126
入場料 一般:700円(団体:600円)/高・大学生:500円(団体:400円)/障害者手帳をお持ちの方:300円/小・中学生:無料
時 間 午前10時〜午後5時(最終入館は午後4時30分まで)
アクセス JR京都線山崎駅・阪急大山崎駅から徒歩10〜20分。
     駐車場 専用駐車場が無いため、JR山崎駅東の町営駐車場を利用。
24時間営業 150円/時間




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