旧箱根街道 |
■横浜で所用があったので、折角だからと箱根で一泊することにしました。
箱根を見て回るには足が必要だろうと、
多少の不安はありましたが、車で行くことにしました。
名神・草津JCTから新名神に入り、東名阪、伊勢湾岸線、東名高速、新東名を使い、
東名・御殿場ICまで高速を走りました。
初めての道で多少肩はこりましたが到着です。
■御殿場から箱根裏街道(R138)を南下。
昼食予定の宮城野へ向かう途中、
後ろを振り返ると綺麗な富士山。
絶景ポイントは無いかと探しながら走っていると、
格好の駐車場(御殿場美華ガーデン)を発見、早速車を停めます。
新名神を走りながら撮った写真とは雲泥の差の写真が撮れました。
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箱根裏街道(R138)より |
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昼食は「やまひこ鮨」の名物、海鮮丼(1,000円) |
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駒ヶ岳 |
■食後、宮ノ下交差点から箱根駅伝のコースに入り、
東海道(R1)を南に向けて走ります。
箱根登山鉄道の踏切を渡り、
元箱根で芦ノ湖へ出て右折し、
湖岸の道路を駒ヶ岳ロープウェーへ向かいます。
■箱根連山の一つである標高1,357mの駒ヶ岳と、
芦ノ湖畔の箱根園駅を結んでいる
全長約1,800mのロープウェーです。
箱根園にあるロープウェー乗り場は、
平日とあって駐車場もガラガラ。
箱根神社・元宮のある山頂は、風も強くガスも出ていましたが、
時々、富士山の頭も少し見えたので満足でした。
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ガラス越しに取ったので少しくすんでますが、芦ノ湖です。 |
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駒ヶ岳山頂より |
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駒ヶ岳山頂付近 |
箱根神社・元宮 |
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■富士山も満喫できたので、
下山後、箱根園で
箱根山の伏流水で作った
とされる「豆腐アイス」を食べて休憩です。
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豆腐アイス、いちごと抹茶 |
芦ノ湖 |
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箱根神社 |
■その後、元箱根方面に少し戻り、湖畔の箱根神社に参拝しました。
箱根神社は、関東総鎮守箱根大権現と尊崇されてきた名社で、
交通安全・心願成就・開運厄除に御神徳の高い運開きの神様として信仰されています。
人皇第五代孝昭天皇の御代(2400有余年前)聖占上人が箱根山の駒ケ岳より、
同主峰の神山を神体山としてお祀りされて以来、
関東における山岳信仰の一大霊場となったと言われています。
杉の大木群は圧巻で、どれ一本取っても、
よそへ持って行けば、御神木と呼ばれるような大木ばかりでした。
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第四鳥居 |
奥は第五鳥居 |
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境内の至る処に杉の大木があります。
本殿の東にあるのが有名な「安産杉」。
古代山岳信仰の名残りをとどめる幸運の栄木で、神話に由来。古代祭祀の象徴たる
神籬 ( ひもろぎ ) (栄木)として崇めてきたものです。
いつの頃よりか里人は、この大樹を健全な母胎の象徴とみなし、子孫繁栄を祈る子授け安産の杉と敬仰するようになりました。
源頼朝は箱根神社を崇敬しましたが、御台所・政子の安産を祈願し、實朝(三代将軍)が誕生したと言われています。
こうしたことから、境内にある矢立の杉と共に「霊妙杉」と称えられています。
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安産杉 |
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神 門 |
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九頭龍神社新宮・竜神水 |
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九頭龍神社新宮 |
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箱根町湯本天成園 |
■元箱根から箱根峠へ出て箱根新道(R1)の長い坂を下り、
箱根湯本の”天成園”に宿泊しました。
宿泊は夕食はバイキングでしたが、
天ぷら・にぎり鮨・ステーキなど豪華なものから
デザート・スイーツ等の細かなものまで品数もそろっており、
大満足でした。
旅館というよりリゾートホテルといった感じでしたが、基調は和風。
エレベーターやロビーの一部の床は畳です。
チェックインした時点ではスリッパが無いので
裸足で廊下を歩くのが気になりましたが、
(部屋に入ると足袋がおいてありました)館内は清潔でした。
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須雲川と天成園 |
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女性の浴衣も5色の中から選べる |
アヒルの放し飼い |
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中庭・玉簾(たまだれ)の滝
山荘へ 玉簾の瀧流れ入り 客房の灯をもてあそぶかな/与謝野晶子・歌碑 |
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ロビーから中庭を望む |
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中庭・飛烟(ひえん)の滝 |
池には鯉やアヒルが |
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■庭にはアヒルが三匹放し飼いされ、
池には鯉やアヒルが泳いでいました。
おまけに立派な滝が二つもありました。
二つの瀧のあいだを登ったところに、
箱根神社の唯一の分社「玉簾神社」(たまだれじんじゃ)があります。
九頭龍神社と同じく、「水の守り神」
そして「縁結びの神様」として崇められています。
■露天風呂は、川側と山側両方を見られるので開放感十分です。
寝る前に入った時には山間に星々が綺麗に見えました。
泉質も余り癖が無く無色無臭でした。
葉っぱや虫が浮いていることも無く、
非常に綺麗でゆったりした時間を過ごさせて頂きました。
お風呂は撮影できませんので、
旅館のホ−ムペ−ジ(外部リンク)をごらんください。
また、各階に無料のお茶、お風呂用の手提げ袋など、
細かな気配りが随所に見られました。
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