KITAHATA URBAN DESIGN CORPORATION

97/9/22〜23  越前海岸梅浦港のイカ釣り

 福井県越前海岸の梅浦港にて、「アオリイカが豊漁」との新聞記事を
岡君から見せられたのが、 先週金曜日。
その日の内に、”次回は垂水へハマチを釣りに行く”予定を変更。
次週の23日に
   ”烏賊を釣りに行く”
ことに決定した。

  そして実際には、22日に(幹部3名が)会社を早退し、
大泉君と私の子供を各1人伴って、島本町を出発した。
京都南が5時半頃、北陸道に入ったのが1時間後。目指すはもちろん
   ”梅浦港”
会社では、
   「ワサビと醤油の用意しなあかんな」
とか
   「まな板と包丁もいるな」
とか言った手前もあり、
   「イカ墨で汚れるから作業服着ていかなあかんな」
とまで言った手前もあり、がんばらなければならない。
 
 梅浦港に着いた頃には、漁港の外側はイカ釣り船の明かりで
”こうこう”としている。
   「よっしゃ!!いけるで!!!!!」
本当は、
   「波止では、夕方から日暮れ時がよく釣れる」
と聞いていたが、この漁り火の光景を見ては、
(もちろん見る前から夜釣りもすると決めていたが)・・・・・。
あわてて 餌屋を探す。

   福井県越前海岸の梅浦港。夜8時半から「アオリイカ」に的を
絞って釣り出す。

仕掛けは餌木。1時間釣ったがあたりはない。
周りの人にもあたりはないようだ。

波止には、イカが釣れたときに出した墨が黒々と転々としているので、
釣れることは間違いないのだが。
 
  10時近くになってから、大泉君がク−ラ−を落としたおっちゃんを
手助けしたとかで、
生きた”小あじ”をもらった。
そこで泳がせ釣りに変更。

でも釣れたのは、小さなイカ1匹だけであった。
 
その夜は、
   「ワサビと醤油の用意しなあかんな」
とか
   「まな板と包丁もいるな」
とか
   「イカ墨で汚れるから作業服着ていかなあかんな」
とまで言った元気は何処へやら、
梅浦港のイカ釣り船の明かりを横目で見ながら敗走。

芦原温泉の”別荘”で1泊した。

   イカの刺身の代わりに、イカの缶詰とスルメ、
腹ごなしはカップ麺という晩餐であった。

実はこの時、家族に一報を入れるべきであった。
これを怠ったことが後に大騒ぎになる。

明くる朝、大泉君の義理の妹が、別荘を見に来て
   ????誰もいない????
夕べどっかで海に落ちたのでは、???

と思い電話をかけまくったのである。

   本当は、我々は、翌朝は6時に起きて、朝飯も食べず福井港へ。
仕掛けの用意をしてる間に 大泉君の息子の綾亮(りょうすけ)君が
まず”小あじ”をゲット。

彼にとっては3度目の釣り行にて初めて味わう感触である。
    「すごいな綾ちゃん」
みんなでおだてまくる。
 
  あじ”は前回の釣り、和歌山マリ−ナシティよりはるかに小さい。
さらにその前の和歌山釣り公園よりも小さい。”豆あじ”である。
それでも、”さより”や”はげ”も釣れ、
子供達はまずまず満足したようだ。

  
  10時頃の朝昼飯後、再び梅浦港へ向かう。
夕べのぶっきらぼうなおっちゃんの居る”餌屋”へいやいや入る。
(福井港以南では他になかったから)
今度は愛想のいいおばちゃんだった。

  まず”あじ”を釣る。結構釣れる。
あじを餌に泳がせ釣りでイカを狙う。

全然釣れない。
  岡君は”いか”を諦め、さびきにウキを付けて投げる。
大泉君も諦めたようだ。
子供達はさびきで結構いろんなものを釣ってる。

小鯛、ハゲ、等も釣れる。
  ついに小生もイカは諦める。

  2時に納竿。名神が混む前の5時前に島本町に帰る。
おみやげは、”トロ箱に入った”イカ、ツバス。これらは刺身にした。
我が家では、豆あじやサヨリ、ハゲは、南蛮漬けにした。
おいしかった。今度行くときは正当に、半夜釣りを狙おう。


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