■四代目は彼方茜香さん |
■ 10日程前、沖一文字さんから 『ロケが入りました』 とのメール。
「毎度です!28日(土)に武庫一でスルメイカ&タコのロケします!
久々の釣りビジョンです!
余程の雨天やない限り決定です。ご一緒しませんか?」
さらに追伸があって、”関西発!海釣り派”のナビゲーターが
”井阪祐子”ちゃんではなく四代目の”彼方茜香(おちかた・せりか)”
という娘(コ)に代わっていると連絡がありました。
そして、今回は久しぶりにいつものメンバー四人(+おかZさん、ひがし君)が揃ってのロケ。
当日、一番船は四時半の予定です。
しかし、月末の土曜(小学生無料デー)の上、この二日ほどタコもスルメイカも釣果は良好。
こうなると、人出が増え、ゼロ番船が出る可能性も高いので、三時半に現地集合です。
二時半に沖さんを迎えに行きました。
武庫一までの車中、『アキバ通り魔殺人事件』の”裏話と真実”や
『死刑』を巡る朝日新聞”死に神”報道問題等を話し合いましたが、
○×等、伏せ字が殆どになるので、ここでは省略。
■ 三時半過ぎに宮本渡船に到着し、先着のおかZさん、ひがし君、撮影スタッフと合流。
ひがし君は昨年の夏以来かな?? お久しぶりです。
”釣りビジョン”のディレクターから名刺を頂き、自己紹介も終了し、
桟橋に降りると、うしろから撮影スタッフも桟橋入り。
で、彼方茜香(おちかた・せりか)らしき女性が、
事務所の前の段差が目に入らなかったらしく、
”おっとっとっと・・・” もう少しで転けるとこ!!
沖一文字さんから、
「今度の娘(コ)、相当”天然”らしいですよ」
とは聞いていましたが、いきなりですから驚きました。
この先に若干の不安が横切ります。
その後、念のため撮影スタッフが準備した道具類をチェックしてみると、
どう見てもタコ釣り仕掛けの糸が細い!触ると三号くらい。
「沖さん、タコ糸”あかん”わ」
「なんで!PEから大丈夫やろ?」
「PEと、ちゃうで!!」
「エエエッ! (スタッフに向かって)16号!言うといたやろ??」
ディレクター ; 「はいっ! 16ポンドですっ!!」
「エエエッ!? 16ポ・ン・ド・?」
”カッチーン”と言う音が聞こえたような気がしました。
「何年釣り番組やってんねん!常識で解るやろうし、前回のV見たら解るやろ!!」
ディレクター ; 「・・・・・・・・・・・・・・ε=ε=┏(
・_・)┛」
■ 宮本渡船さんの協力で、何とか準備を整え、
四時発、”臨時・ゼロ番船”に乗って出発です。
でも、またまたここで・・・・。
私ら四人と茜香ちゃんは、ちゃんと長椅子に座っていたのですが、
撮影スタッフが、機材と共に舳先周辺に座席を陣取ったため、
大勢のファミリーを含む満員のお客さんの邪魔になり、船長から、
「テレビの撮影の人!! あ・ん・た・ら、邪魔や!!」
と怒られる始末。
この先の不安が少しずつ大きくなっていきます。
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タコ釣りのレクチャー中(宮本渡船五番釣り場) |
御一行様遠征から帰還 |
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■ 撮影は”タコ釣り”から始まりました。
私も念のために”タコの旅”へ出ようと、
すぐ近くのケーソンの切れめから探り出しました。
ところが、何と第一投から”当たり!!”
それも、小振りながら久しぶりのダブル、さっそくカメラに撮って貰います。
気分が良くなって、内側を探りながら六番の人だかりの手前でUターン。
外側を探りながら帰ってきました。
しかし、200gぐらいのを二匹追加した他は、
ピンポン玉のようなシンコ(撮影後リリース)しか釣れませんでした。
ま、前回の武庫一は満足な釣りが出来たので、今日のところ”タコ”はこれで良し。
みんなが居る五番に戻り、スルメイカに転向しました。
波止の内側で釣れると聞いていたので、まずは内側狙い。
何回か投げていると浮きが横になる食い上げ当たり。
合わせて取り込むと、前回より少し大きくなった”今頃のレギュラーサイズ”が引っ掛かっていました。
これも、割り込んで撮していただきました。
その後、レクチャーを撮り終えた”先生”沖さんと”生徒”茜香ちゃんは、
スタッフを引き連れて、タコを釣るため六番方向に遠征に出ました。
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■タコからスルメへ・・・ |
■ 撮影班が遠征に行っている間、私とおかZさん、ひがし君の三人で、
番組の後半に向け”スルメイカ”を狙います。
周辺では、時間的にはパラパラとですが一応釣れています。
私も午前中に、小型をトリプル(上の針に1匹、下の針に2匹)で釣った他、
レギュラーサイズをさらに3匹追加しました。
そんな中、水中カメラを持って来ていた”ひがし君”が、
「タコ居てますよ!」
底付近にシンコを見つけたそうです。遊び心で、
「そら、釣らないかん!!」
急いでタコ仕掛けに持ち替え、ひがし君の横へ。
「もうちょい右!・・・・もうちょい!!」
ひがし君の指示に従いタコジグを落とし始めた時、不覚にも、
「ごめん、ちょっと”イガイ”に引っ掛かったみたい。」
あわてたせいか、水面付近から少し下、見えるところでジグが止まっています。
ちょいと引っ張ると、やっぱりどっかに引っ掛かっています。
思いっきり引っ張ると、何か付いているようです。
「ええッ!! ひがし君!! 重たいで・・・・ タコやタコ!!」
何と、狙ってた底にいるシンコではなく、上に居た”お母ちゃん”を釣ってしまいました。
これが、結果的には今日一番大きな500g級のマダコでした。
我々の大騒ぎを見た周りの人は、
”水中カメラで追いかけてタコを釣った”と思ったらしく、
「釣れるんやなぁ〜」
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四代目、彼方茜香(おちかた・せりか)さん
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■ 撮影班が遠征から帰ってきました。
姿が見えなくなるまで遠くへ行きましたから、六番くらいまで行ったのでしょう。
時間も数時間経っています。
ところが、結果を聞くと、茜香ちゃんがシンコを数匹釣ったくらいで、全てリリース。
沖先生もシンコのみで全てリリース。映像にならずの惨敗です。
気を取り直して午後からは、いよいよスルメイカです。
外向きにみんなで並んで釣ります。
タコ同様、沖先生のレクチャーから始まります。
茜香ちゃんが釣り始める頃には、周辺の釣り人もパラパラ釣り出しました。
私は、少し前に仕掛けを無くしてしまい、
それを契機に”針仕掛”から”テーラー仕掛”に変えたのですが、アタリすら有りません。
午後は耐えに耐えましたが、結局丸坊主でした。
しかし、茜香ちゃんと沖先生は数匹づつスルメイカを釣り上げ、
”おかZ”さんも茜香ちゃんの横で”フェロモン”を発揮。
静かな波止の中で五番周辺だけが、茜香ちゃんの黄色い声で大騒ぎです。
私だけが蚊帳の外ですが、何とか”スルメイカ編”は上手くいきそうです。
■ 撮影は予定時間を遥かに過ぎて・・・。でも納まらないのが・・・・タコ先生さん。
私も昼過ぎには切り上げるつもりでしたが既に夕刻。
午前中、さんに釣果の中間報告をしてから、
携帯の電池が切れてしまい、午後からは連絡を取れず。
そして、小雨の中、この場に至ってさんが ”旅に出る” と言い出しました。
小型カメラを持ったディレクターを連れ、タコジグとタコ袋を持って、
再び六番方向へ歩き出しました。
その間、先生が居なくなった”生徒”茜香ちゃんが活躍を始めます。
何と、足元に降ろしたタコジグでシンコを数匹釣り上げています。
おまけにおかZさんが、茜香ちゃんの投げたままの”スルメイカ仕掛”がアタリっているのを発見。
「浮きが寝てるでぇ〜」
何と、先生が居ない方が良い調子でスルメイカを釣り上げます。
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先生が居なくても釣れた!! |
今日の感想 |
茜香ちゃん、初スルメイカ |
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■ 結局、手ぶらで帰ってきたを待って納竿。
19時の船で桟橋に戻りました。
今日は五番で我々がスルメイカやタコを釣ったくらいで
六番、六西は全く振るわず、釣り客も殆ど帰ってしまったと言うことです。
桟橋に戻ってすぐに携帯を充電。
先生と生徒が番組の途中に入れる”解説”や”締め”を撮っている間に、家に電話をします。
「ごめん、まだ桟橋に居てるから、これから帰っても・・・・」
「何時や思てんの!!昼過ぎに終わる言たから・・・心配するやろ」
「いやぁ〜、釣果が悪うて撮影が長引いてしもて・・・」
−−−−−−これ以降は”大人の事情”でカット!!−−−−−−−−−−−
翌日、タコの”ヌメリ取り”を手伝いました。
■ 番組は、木曜日に”タコ”のみリベンジを行うと言うことになりました。
放送日が決まり次第、ここで報告します。
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■反省会 |
■ 釣りに行く前に、携帯電話の充電は満電にしておくこと。 |
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スルメイカ/全てお刺身でいただきました。 |
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今回も定番”タコ飯” |
イカ刺し、タコ刺し |
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