KITAHATA URBAN DESIGN CORPORATION

  北海道・道央の旅笑行記  
 平成12/6/21〜24  写真集もあります



旭川・層雲峡

 
 JR西日本の「マイダイヤ」で関空までの時間を調べ、新大阪から「はるか」の自由席に乗る。発車の20分ほど前に新大阪に着いたのでバラバラで何とか2人とも座れたが、5席前後しか空いてなかった。大阪駅で降りる人もいたので、通路を挟み一番後ろの座席に並んで座れた。

 そんなところへ大阪から乗ってきたのが(仮称)「けたたま親子」。空席はないはずなのに前の方で荷物を上に上げている人がいるので、「おかしいなあ」と思っていたが、その荷物をまた下に降ろし後ろの方にやってきた。パパママと幼稚園くらいの女の子、乳母車に乗った赤ちゃんの4人連れである。

 このパパがうるさいと言うか周りに対する気遣いが無いというか・・・・**に欠けると言うか。子供がトイレと言ったらママにもトイレに行けと言ったり、ミルクの作り方から赤ちゃんにあげる時間まで指示したり。おまけに通路に乳母車がデンと置いてあり、車掌さんが来ても知らん顔。
 「何とかなりませんか」
と車掌さんが言っても知らん顔。・・・・・・と言った具合。
降りる直前には「グチ−ン」と、鼻までかんで行きおった。

 久しぶりの飛行機は、東北地方上空からは景色も良く、雪を頂いた山々が見える。2時間ほどで着陸した旭川空港は、すがすがしい天気である。

 荷物を受け取りレンタ−カ−会社の並ぶカウンタ−へ。日産のカウンタ−に着くと
 「北畑様ですね」
と聞かれた。日産のお客さんはどうも小生達だけのようである。
 車での旅行中、コ−スや指示のし方をめぐって、ナビゲ−タ−のHIROさんといつもケンカになるので、今回は何と「カ−ナビ」付きである。滑り出しは好調で、HIROさんもナビが気に入った様子。
 「これからは絶対これやね (^_^)v 」
と、ご満悦である。(そうは上手く行かないことが、あとから判明する。)
 
 カ−ナビに導かれ「旭川ラ−メン村」に到着。ここはショッピングセンタ−パワ−ズの敷地に有り、有名ラ−メン店8店と旅行センタ−、土産物店等が入っている。パワ−ズには他に釣具屋、回転寿司等もある。
ここで、昼食のラ−メンを食べる。味はまずまず。

 早めに層雲峡に着いたが、今夜泊まる「層雲峡Gホテル」が何処だか解らない。場所は解っているのだが入り口が無い。あとで解ったが、カ−ナビの指示どおりにやって来て、どうやらホテルの裏側に来たようだ。カ−ナビには高低差が解らないらしい。ホテルの裏はそそり立つ崖、屋上に駐車せよと言うらしい。
 恒例で、HIROさんと
 「お前が悪い!」
と喧嘩したものの、その時点では2人とも”カ−ナビ”のせいとは気付いていなかった。

 時間が有ったので、銀河の滝と流星の滝を見に行く。滝のある駐車場では、何故か管理人が車を磨いている。暇らしい。
滝を見晴らせる展望台があるので、滝と反対側の歩道を登ろうとしていたら、ちょうど女性が2人降りてきたので、
 「道は険しいですか?」
と聞くと、HIROさんのサンダルを見て、
 「その足元では・・・・」
と危なげに言われる。
 まイイやと思って2人で登ることにする。
HIROさんにしては珍しく、今日は体育会系のノリである。10分ほどで展望台へ。な−んだたいしたことは無い。
シロウトに白い目で「その足元では・・・・」と言われたのは初めてだったので馬鹿にされたような気がする。何せコチトラ「島中登山部OB」だって事知らないか!

 高いところへ登ったので滝はよく見えるが少しガスっていて、逆光だ。

★アドバイス/銀河の滝と流星の滝は、午前中に見に行くスケジュ−ルにしましょう。午後は逆光です。

 その足で、「層雲峡ロ−プウエ−」に乗る。かわいらしい”案内嬢”が乗ってくるが、喋るのは挨拶だけで観光案内はテ−プの声。・・・の案内で、黒岳の5合目へ。久しぶりのキタキツネの出迎えがあり、そこから少し歩いてリフトに乗って7合目まで登る。ここまでくると残雪が有る。リフトに乗ってるのは2人だけ、前にも後ろにも誰もいない。ニセコの「神仙沼」を思い出す。おまけに看板にはやはり「熊に注意」とある。背筋が寒い。しかし、7合目ではシマリスのご挨拶もあり和やかな雰囲気となる。

 初日の行程、半日で約100qでした。


大雪山・帯広・トマム


 小生はどうしても「姫岩」を見たかったのでホテルを出て再度昨日の滝の駐車場へ。8時なのに既に観光バスで一杯。やはりここは朝がイイのだ。駐車場から「姫岩」までは川沿いの遊歩道(サイクリング可)を歩かなけらばならない。観光地図を見て姫岩まで500mとHIROさんに言ったのだが・・・・どころか1qはある。これもあとで気付いたが、違う岩を「姫岩」と間違って写真を撮ってしまった。(この話しは今でもHIROさんに内緒!)

 車窓に大雪山の残雪を見ながら一路「糠平湖」へ。更に「ナイタイ高原牧場」を目指す。今日は結構走らなければならないので、急ぎ足である。ところがナビが回り道を指示する。はっきり解らなかったので、Uタ−ンまでしてナビの通り走ったが、まっすぐ行けばいいのにわざわざ地道を遠回りであった。

 だんだんと信用できなくなった来た。

 それでもHIROさんは「楽だから」ナビ任せで地図を見ようとしない。2人の言葉遣いがだんだん険悪になってくる。でも、ナイタイ牧場の展望台で1つのソフトクリ−ムを2人で食べて仲直り。(^_^)v
 ここのソフトクリ−ムは山盛りで一人では多すぎる。ミルクたっぷりで、あとくちも良い。2人で食べると更に美味しい!でも残念ながら景色はガスでもう一つだった。帰り道はもちろんナビを無視して直進した。

 ナイタイ牧場に来るときに、ナビが脇道にそれた場所で、HIROさんが「ルピナス公園」を発見! 早速車を止めて見に行くことにする。
 ちょうど橋の下の河川敷のようなところに広がっていたため、運転手には気付かなかったようだ。今回、時期が時期だけにラベンダ−など花のシ−ズン前なので、北海道で初めて見る花の群生にちょっと満足した。

 池田町は、帯広市の東にある小さな町である。その池田町を見渡せる小高い丘の上にワイン城がある。まわりの芝生広場では、私服の高校生らしき子ども達が、暇そうにしている。「暇や!」と言う声さえ聞こえてくる。高校生が平日の昼間に何をしているのだろう?(その答えは夕方に解ることになる。)
 ここでは、な・な・何と十勝ワインのロゼを樽から自分で注げるワイン飲み放題のコ−ナ−がある。サントリ−ウイスキ−の山崎工場には無い設備だ。

 併設されている町営レストランで昼食。しかし、丘の上の城の最上階なので場所も高いが値段も高い。一番安い定食が5,000円。上は7,800円。なんぼなんでも昼食には向かない。
 仕方なく一番安い単品、200gのサ−ロイン(それでも2,800円)とパンを頼むことにする。

 さらに”対策”としてトイレに行ったついでに先ほどのワイン飲み放題のコ−ナ−に戻り、グイッツっとワインを2杯引っかける。それから楽しくお食事だ。HIROさん曰く

 「顔、真っ赤よ」

 せめて千円代のお昼の定食が欲しいぞ! でも、土産にワインを購入。

 ナビの決めたコ−スに文句を言う小生と、あくまで(自分が楽するため)ナビの正当性を主張するHIROさんと、車中でぶつぶつ言い合いながら旧国鉄広尾線の幸福駅へ行く。(途中、国道236の反対車線でねずみ取りをやっていた)

 切符を売ってる駅前の売店には、TVによく出てるオッチャンが居て、
 「あっちから写真を撮った方が良いよ」
とか教えてくれる。

 ここに、昔ながらの手押しポンプの付いた井戸があった。思わず2〜3回がちゃがちゃやって水を飲んだ。・・・が美味しくなかった。あとで気付いたのだが、もっとポンプを何回もがちゃがちゃやるべきだった。結局飲んだ水はポンプの管に残っていた生ぬるい水だったのだ。

 HIROさんがどうしても帯広の「六花亭本店」でお土産を買いたいと言うので北上する事にした。来た道を”ねずみ取り”に気を付けて戻り、愛国駅へ寄る。ここもノスタルジックな小さな駅跡だ。

 しばらく走って、パンフレットを読んでいたHIROさんが、不意に
 「しもた、六花亭木曜は定休日やわ m(_ _)m」
と言い出す。残念だが市内へ入らなくても良いので、安心して西の占冠村へ向かう。
(またまた、あとでパンフを良く読んで解ったのだが、売店だけは無休だそうである。皆さんも早とちりには気を付けましょう)

 今日の泊まりはHIROさん期待のアルファ−リゾ−ト・トマム。早く行ってプ−ルで泳ぎたいというので早めにチェックイン。うん?私服の高校生が沢山いる。廊下の立て看に「大阪府立**高校」と書いてある。どうやら昼間池田のワイン城にいた高校生らしい。だって大阪弁やンか。ε=ε=┏( ・_・)┛

 アルファ−リゾ−ト・トマムは二組のツインタワ−、別棟のホテル、ゴルフ場、スキ−場、レストラン村(フォレスタ・モ−ル)・海鮮バイキング(海鮮市場)等の施設の他、様々なアウトドアスポ−ツの楽しめるプログラムも用意された大規模リゾ−トである。
 ところが何と楽しみにしていたプ−ルの入場料が、大人一人一回3800円 (>_<)。高い!高い!ワイン城のメニュ−も高かったが、ここのタワ−も高いがプ−ルの入場料がこんなに高いとは・・・。 もちろん諦めて、部屋のバスで我慢する。
 
 二日目の行程、約350q


富良野・吹上温泉


 翌朝、トマムを出で金山湖を目指したが、ナビが示した山越えの道が工事のため通行止め。(?_?) 
 「みんな、夏のお客さんのために、今のうちに工事して準備してるんやわ」
 「そやな、北海道から土木工事取ったらこれといった産業、何も無いもんな」
結構西へ来ていたので、さらに西へ大回りして金山峠を越えて富良野へ向かう。

 出先でつまずいたが、富良野駅の「観光案内所」に寄ってから、今日のというより今回最も楽しみにしている場所の1つ「ファ−ム富田」へ向かう。

 残念ながら花の時期には少し早すぎたようだ。それでも早咲きのラベンダ−がほんのり紫色に咲いている。「彩りの畑」へも向かったが、ここもまだ花は咲いていなかった。他の花もこれからの様だ。それでもチャイブとポピ−が咲いて結構様になっていた。

 さらに、追い打ちをかけるように、あの、高校生の一団が・・・・ここでも昨日の高校生と一緒ε=ε=┏( ・_・)┛
彼らの話を耳に挟んで面白いのは、女の子が
 「時間がない」
男の子は
 「こんな所で何すんねん?」
そうだろうなと思う。特に彼氏彼女のいない子はね。

 休憩に、ちょっと色はキツイがラベンダ−ソフトクリ−ムを食べる。ところが以外と美味しい。甘すぎず、それでいてミルキ−だ。

 昼食を取るため、これまたHIROさんの希望で「麓郷」にある「小野田そば」を目指す。ナビの案内で未舗装ヶ所もある山越えをすると、十勝岳(富良野岳?)の見える盆地が広がっている。広くて、緑で、いい眺めだ。
 もっと良いル−トが有ったはずと思いながらも目的地へ着いた。が、肝心の「小野田そば」が見つからない。おまけに、ナビだけを頼りに山道をぐるぐる回ったので、北も南も自分の位置も解らない。
小生は、
 「北が・・・、南が・・・・」
と言うし、HIROさんは、
 「右へ・・・・左へ・・・」
の感覚だから話が噛み合わない。何回かUタ−ンを繰り返す内に、言葉遣いも喧嘩腰になる。おまけに、ようやく見つけた「小野田そば」は板張りの建物で、のれんも逆さ。何とも”ボロそう”な店である。いい加減嫌になっていたところに、この外観では・・・
 「止めとこうや」
と言うと、
 「ホ〜ンなら、かまへんわ!(プンプン) 勝手にしてぇ〜なァ! 」
売り言葉に買い言葉。 (-_-) でそのまま「麓郷の森」へ向かった。

 白々しい雰囲気の中、ドラマ「北の国から」で使われた丸太小屋とか何かを見ているうちに、気分も落ち着いてきた。園内のレストランも今一で、周辺には食べる所も無い。
 今日のスケジュ−ルにも無駄があり、時間も”もったいない”が、元々HIROさんの希望で、麓郷の「小野田そば」で昼食の予定だったので、やっぱり「小野田そば」へ行くことにする。 (^_^)v

 マスコミで評判になっただけあって店の中は有名人の色紙やお客さんの名刺が一杯貼ってある。小生も一枚貼らせてもらった。ざるそばを頼む。少し太麺でコシもあり、なかなかの美味しさである。もちろんそば湯も付いてくる。

 機嫌が直ったので「ポプリの里」にもちょいと寄る。ポピ−が咲いていたほか、いろんなハ−ブが植えてある。

 HIROさんの願いを叶えたので次は小生の番。無料、混浴、秘境?の「吹上温泉」にルンルン気分で向かう。前回の旅行では、長万部の二股ラジウム温泉(有料、混浴、秘境)へ入った。

 本当は、他にも行きたい温泉があったのだが、ヌプントムラウシ温泉は、昨日のスケジュ−ルではちょいと山奥過ぎて無理。旭岳温泉や天人峡温泉もロ−プウエイが今月いっぱい運休なので諦めた。

 さて、「吹上温泉」に着いてみると予想に反して大きな駐車場に、既に10台くらいの車がとまっている。駐車場から坂を下っていくと”おっちゃん達”が10人近く、フリチンで入っているのが見える。女性も入っているがバスタオルを巻いたり水着を着たり。
 「いややわぁ、なんぼ何でも。こっちが”水着”着てても・・・」
とHIROさん。水着は持ってきていたが、仕方なく小生だけで入浴することに。

 一応カ−テン一枚で仕切って、屋根だけテントを張った脱衣場(女性用か?)男性用は露天で、板が敷いてあるだけ。ここで着替える。もちろ道からも風呂からも、丸見え。(-_-;) 小生が風呂へ入っているところをHIROさんが写真に撮ろうとすると、おっちゃん達が、
 「俺の**ぽこ撮ったら金取るぞ!」
と、からかっている。
 「何で一緒に入いらへんのや」
と聞かれたので、
 「恥ずかしがってるんですわ (*^_^*)」
と言うと、周りのおっちゃん達が口々に、
 「風呂やから、ええやんか」
(^_^;)ま、何を期待しているのか。それぞれに言い分はある。(^_-)

 山を下ってくると「日の出公園」がある。ラベンダ−で有名だがここもまだ早い。しかし遊歩道に沿って、婦人会や企業・自衛隊、1年A組から3年D組まで、それぞれの団体が一畳分くらいの花壇に花を植えており、花を見て歩くだけで楽しい。展望台の奥にはさらに「お花畑」があり、紫色のルピナスが満開だった。(^_^)v 敷地も結構広く、将来はオ−トキャンプ場も整備されるそうだ。

 今日も目一杯ドライブしたのでホテルへ向かう。HIROさんがアイスクリ−ムを食べたいというので、ナビを「新富良野プリンスホテル」近くの「ふらのアイスミルク工房」に合わそうとしたが、ナビ地図に載って無い。仕方なく、近くの「富良野チ−ズ工房」に合わせる。

 ところが「富良野チ−ズ工房」まで来ても近くに「ふらのアイスミルク工房」が見つからない。またまたUタ−ンを繰り返していると、
 「ごめん、”チ−ズ工房”の中に有るゆうて、書いた−るわ (^_^)v 」
やぁて〜。ちょうどその時”チ−ズ工房”の”入り口”を通り越してしまっていた。
 「あの”出口”から入ったらええやン (^_^)v 」
(>_<) はいはい。

 「ふらのアイスミルク工房」のアイスクリ−ムを食べ、着いたところは「新富良野プリンスホテル」。だが、ここにも魔の手が・・・。またまた修学旅行の高校生が・・・・(^_^;)

 幸い、このホテルのプ−ルは千円。直径15mくらいの円形プ−ルだが、風呂やサウナも付いてるし、宿泊中何回入ってもかまわない。夕食まで1時間ばかりをプ−ルで過ごす。

 前日の夕食は、(パックで朝夕付きなので)3500円分と言われたが、このホテルでは4300円分とのこと。何か腑に落ちない気分。レストランもこちらの方がしっかりしているし・・・・・。和食にしたのだが、冷酒「北の誉」も飲めて十分満足。

 食後、ホテルの中庭にある、ぺ−パ−クラフトや木工、ガス細工の土産物ログハウスが並ぶ、「ニングルテラス」(倉本聡プロデュ−ス)を散歩。娘の土産のピアスを購入する。

 本日の行程、230q


美瑛、パッチワ−ク・ロ−ド


 早朝、売店に「六花亭」のチョコレ−トが売ってたので、お土産に購入。昨日の”十勝ワイン”や”富良野のポプリ”も一緒に、ク−ル宅急便で家に発送した。
 本当はこの朝は、熱気球に乗る予定だったのだが、高さはたった40mだし、朝は霧が多いため景色も悪いだろうということで止めにした。

 「この道何遍通ったやろ」
と言いつつ、5回目の”中富良野駅”前通過。美瑛町に向かう。陸上自衛隊富良野駐屯地の前を通り、いくつかの交差点を過ぎてから、三叉路の赤信号で停まる。前から来る自衛隊の車が、みんな右へ曲がる。

 「やっぱこのナビおかしいで。見てみ、自衛地の車は地元やから、近いとこ通るやン。オレらも自衛隊の前、通って来たんやから、やっぱ遠回りさせられてんねや。」
 昨日も「吹上温泉」へ向かう途中、地図で道は真っ直ぐ行けるのに、ナビに遠回りさせられてしまった。やっぱりナビは人間に限る。
 更にはっきりしたのが交差点の名前。交差点の名前が違うのだ。と言うか

 ”交差点に名前がいくつもあるのだ”

 関西なら、四条と烏丸の交差点は「四条烏丸」である。
ところが北海道では、進行方向左奥の信号が「北3条東条」でも手前にある信号は、「北3条東条」なのだ!

 とりあえずの目標を「ぜるぶの丘」にする。途中「クリスマスの木」があったが
 「あれちゃうか・・・」
と聞いている間に通り過ぎ、交通量も多かったので
 「も〜、ええやん!」
と言われてしまった。(^_^)/~

 「ケンとメリ−の木」を皮切りに「セブンスタ−の木」 「親子の木」 「マイルドセブンの丘」等を見て回る。パッチワ−クの様に色とりどりに広がる丘の景色は、今回の旅行で最も印象深い場所となった。

 ぐるっと一回りして「ぜるぶの丘」に戻り、再びラベンダ−アイスを食べる。やっぱり「ファ−ム富田」の方が美味しかった。

 時間があるので2人で相談の上、「幸せの黄色いハンカチ」の小屋があると言う夕張へ向かうことにする。ところが、美瑛町から南西へ抜ける道がまたまた通行止め。(?_?) 富良野回りも可能なのだが、中富良野駅前を6回も通ることになるので、当初の予定どおり旭川から高速に乗ることにする。

 「昼は何を食べようか?」
 「北海道はイクラ丼や」
と走っていると回転寿司を見つけたのでそこで昼食を取る。
店員は元気良く、べっぴんさん揃い。一皿120円と240円で大阪の魚心のようにネタが大きい。気づいたら小生は高い方のサラばかり食べてたが、美味しくて満足。(^_^)v

 高速道路で新千歳へ向かう。途中高速だから安心してナビ任せにしていたら ”分岐!”
 「おいどうすんねん、真っ直ぐか、左か? (?_?) 」
 「そんなん、急に言われても解らへんやん (-_-) 」
 「そやから地図見とけゆうたやろ!もう・・・ (-_-;) 」
分岐を過ぎてしまったが、やむなく、路側に停まった。地図を調べると、留萌への分岐で、結局は真っ直ぐで良かった。

 札幌に近づいた頃、HIROさん何を思ったか突然、
 「札幌の時計台が、見・た・いっ!」
1時間ほど余裕があったので札幌で高速を降りることにする。実は、前回北海道に来た時「時計台」は修理中で見ることが出来なかったのだ。女は執念深い。

 しかし、世の中とは皮肉なもんで、1時間しか無いとなると札幌市内はのろのろ運転。HIROさんは、路上駐車を指さし
 「停められるやン」
と言う。確かに路側は車で一杯だ。でも、
 「帰ってきて車無かったら、飛行機に乗れへんでぇ」
と説得。時間を気にしながらも、時計台前から大通公園横をぐると廻り、来るときに見つけた駐車場に入れる。小走りに時計台を見て写真を撮り、車に戻る。

 最後は何とも慌ただしい幕切れであった。新千歳のレンタカ−営業所へは、ちょっとの遅刻で到着した。

HIROさん曰く
 「二年後の旅行も北海道にしよ!」


最終日行程/310q(飛行機は除く)




INFORMATION

ホテルの感想
JASの「飛行機+ホテル+レンタカ−」パックでの感想ですので、絶対的な物ではありません。

**閣Gホテル
●夕食(パックに込み)/部屋食・和食/
●部屋/和室・谷側/結構広かった。
/冷蔵庫は旅館タイプで有料の飲み物が入っていて何も入れられない。
/1Fに製氷室有り、有料?。
●職員/レンタカ−を駐車場まで持っていってくれた。
●その他/風呂へ行くのにいちいち玄関前(フロント前)を通らなければならない。
●温泉/ほとんど無味無臭。1階の大浴場と別に5階に露天風呂がある。

オレのリゾ−ト*マ*/ザ・タワ−
●夕食(パックに込み;3,500円相当分)/レストラン/ちゃんとしたレストランが少ない。
/少し離れた「ホテル・***」にあるらしい。
/「フォレスタ・モ−ル」と言われるレストラン街へ行ったが、ほとんど居酒屋風で、閉まっている店も多い。
●部屋/洋室・ゴルフ場側
/冷蔵庫は空でビ−ルやお茶を冷やせた。
/製氷室は無いが給湯室有り、無料。
●職員/愛想のいいのはホテルに入ったときだけ。私語も目立つし客と会っても挨拶しない。
●プ−ル/HIROさんはプ−ルを楽しみにしていたのだが、大人一人3,500円とべらぼうに高いので、入るのを止めた。
●その他/空港バスのように幅広のシャトルバスが有ると聞いていたが、普通のバスに変わっていた。

新富良野Pホテル
●夕食(パックに込み;4,300円相当分)/レストラン/洋食・和食・バイキング有り
/和食の十分満足な内容
/料理内容に対する質問にもウエイタ−はちゃんと応対してくれた。
/予約してなかったので30分ほど部屋で待った。
●部屋/和室・谷側/結構広かった/冷蔵庫は空でビ−ルやお茶を冷やせた。
●職員/ちゃんと挨拶するし、旅行に関する質問や土産物の発送に関してもちゃんと対応できた。
●プ−ル/大人一人1,000円と安かったので2人で1時間ほど泳いだ。風呂とサウナも入れた。
●その他/「ニングルテラス」と呼ばれる<手作りの店>で出来た小さな村が併設されていて、土産を探したり夜の散歩にもってこい。
訪問先・宿泊先のHP
■宿泊先
 ●層雲閣グランドホテル地図温泉
 ●アルファ−リゾ−ト・トマム地図トマムの達人
 ●新富良野プリンスホテル地図レストラン
■訪問先
 ●層雲峡黒岳ロ−プウエ−/ロープウェイを運営している「りんゆう観光」のHP
 ●池田ワイン城/十勝ワインのHPはこちら
 ●ファ−ム富田/「ファーム富田」の公式サイト

旅行前に参考にしたHP
■自治体や観光協会
 ●上川町 /層雲峡のある上川町商工観光課のHP
 ●ふらの観光協会 /ラベンダ−情報や夏のアルバイト紹介もあり。
 ●上富良野町 /上富良野町役場商工観光まちづくり課作成
 ●太陽と森と湖のまち南ふらの /どろんこ野外学校や金山湖を紹介。
 ●(社)美瑛町観光協会 /花暦や宿泊案内など。
 ●SIMUKAPPU VILLAGE /北海道で暮らしませんか?住宅情報もある占冠村のHP
■北海道案内HP
 ●気ままに…ドライブ! HOKKAIDO! /道内をあちこち、気ままに訪れた中から自分のお気に入り情報を勝手にpick
 ●北海道ドライビングガイド /道中・南・北・東に分けてコンテンツ有り
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 ●Masashi−KoizumiHP/ホントの姫岩の写真のあるHP
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