KITAHATA URBAN DESIGN CORPORATION
釣友:Junshoさん/いまさん/ベ−さん+友達 |
■一月ぶりの釣行 | ||||||||||||||||
一月ぶりの釣行、ましてや先週は予定しながらのドタキャン。(Junshoさん、tensyuさんごめんなさい。) そんなこともあって、朝から希望に胸を膨らませながら準備をしていると、Junshoさんから電話。 J/「メチャクチャ混んでるようなんで、少し早めに行きます。車、停める所が無くなりそうなんで・・・。」 α/「解りました」 J/「いまさんと時間を打ち合わせて下さい」 α/「はい、そうします」 いまさんと打ち合わせ、3時前に”いまさんち”へ行くことに。 今回は初めて小生の車で”いまさん”と”Junshoさん”を迎えに行くことになっている。 団子釣りだったら3人分の荷物は無理だが、アオリなら行けそうだ。 さらにしばらくして、またJunshoさんから電話。 J/「時間聞いてます?」 α/「(?_?) 3時前・・・」 J/「いえ、終わりの時間です。普通、夕方終わるんですが、今回8時までやります。都合どうです?」 α/「良いですよ(^_^;)」 結局、朝の6時から晩の8時まで釣りをすることになった。 あわてて、ヘッドランプと懐中電灯 (ヘッドランプのスウィチが壊れていて、常時ONなので・・・何せ、学生時代に山用に買った”年代もん”である) 電気浮き、電池を追加する。 | ||||||||||||||||
■夕食で焼酎を | ||||||||||||||||
夕食で焼酎を飲んで、9時に布団に入った。案の定、嬉しさのあまり12時頃には目が醒めてしまい、1時半には目覚ましが鳴る前に起きてしまった。 2時に自宅を出発、いまさんち着は2時40分。阪神高速をJunshoさんちへ向かう。 車中、猛スピ−ドの車に追い抜かれたのをきっかけに、掲示板のカキコにあった、いまさんの”ブイブイいわしてた”若い頃の話を聞く。 インタ−ネットの世界はいきなり現代から入るので、今の自分、今の考え方が一番大切で全てだと思う。 過去はあまり関係ない。すこぶる公平な社会だ。過去は後から付いてくる。 3時過ぎにはJunshoさんちに到着。荷物を積み込んで、”伊勢吉”へ向かう。5分もかからないうちに着く。 こんな近くに立派な「餌・道具」さんが有るとは羨ましい。 ここで飲み物や不足の道具を購入し、運転をJunshoさんに代わってもらって出発。 Junshoさんは”元ライダ−”(”仮面ライダ−”では無い、あれは”あすか”のお父ちゃん)で、 この人も昔”ブイブイいわしてた”のだ。 小生の愛車”シャリオ”が92年の購入以来、経験したことの無い様な猛スピ−ドで、追い越し車線の他車を”アオリ”ながら一路南へ。 J/「いまさん、今日の目標は?」 い/「アオリ2〜3kgを3〜5杯、とバスロッドのダウンショットで年無しをGET!」 J/「アルファ−さんは?」 α/「釣れたら、いいです」 J/「今日は絶対釣れますよ!(^_^)v」 行きの車中は、期待だけで幸せになれる。 | ||||||||||||||||
■阪村筏に到着 | ||||||||||||||||
5時頃に阪村筏に到着。もう、4〜5台の車が止まっている。 着替えてる内にすぐに明るくなる。風が少しある。不安がよぎるが”今日は大丈夫だろう”と思い込む。 べ−さん(旧称”平松”さん)も既に到着している。 事前にジャンケンをして釣座を決める。一回目で一番になった。\(^0^)\ J/「みんなで”グ−”出そうって言ってませんでした?」 α/「・・・・・・・(にっこり笑って無視!) (^_^)/~」 ジャイケンに勝ったのは、「相差」以来の快挙だ。阪村ではべったの方ばかりだった。 岸に向かって右を確保。これで条件が1つ良くなった。(^-^) 勝手知ったる何とかで、軽四に荷物を載せJunshoさんの運転で、港まで運んでさっさと船に積み込んだ。 もちろん一番船確保である。 海は澄んでおり、海底には”うに”らしきものまでが見える。1つ条件が悪くなった。 | ||||||||||||||||
■今回の筏は7号 | ||||||||||||||||
今回の筏は7号。前回オフ会と同じだ。餌は、活きアジをとりあえず1人20匹。 小生から時計回りで、いまさん、Junshoさん、べ−さんと四隅に並ぶ。 お客さんが多いので各筏とも満員。そのため、アジの餌もすぐに来そうもないのでゆっくりと竿を出す。 小さな筏に4人も乗るのだし、筏に乗る前に、 J/「一人2本しか出せないね」 と言っていたので、小生は泳がせで2本出した。他のメンバ−も2本づつ出している。 ところがしばらくして横を見ると、べ−さんがもう一本、浮き仕掛けを出している。 その横ではJunshoさんもぶつぶつ言いながら、3本目を出している。 α/「く、く、く、・・・(-_-;) また騙された」 小生もすかさず、準備していた浮き仕掛けをさっと出した。 釣り初めてしばらくすると、天気は良いのだが、だんだん風が強くなってきた。 当たりはない。7時、8時、時間がすこぶる長い。誰にも当たりはない。 風も弱まりそうになく、時折突風が吹く。 | ||||||||||||||||
■事件発生 | ||||||||||||||||
4人共が (-_-)と成っている、その刹那! 小生の椅子が突風にあおられて、すぐ風下のいまさんの方向へ飛んで行く。 運悪くその方向にはいまさんの竿立てが・・・・。 ガシャンという音も風にかき消され、竿と、椅子とが海中に! すかさずJunshoさんがタモを持って飛んできて、浮いていた椅子をキャッチ。しかし竿は沈んでしまったようだ。 いまさんは呆然としている。小生も何をして良いやら解らない。
( いまさんの釣行記では、 「いまさん済みません、弁償します」 と小生が言ったことになっているが、その覚えが無い?) 取り敢えず、そこいらのものを飛ばない様にし (ちゃっかりアジも投げたような気もするm(_ _)m) いまさんの方向に泳いでいったアジを巻き取る。 と、それがいまさんの仕掛けとからんでいる。 さらにもう一本の糸が・・・。 いまさんの横に座る。 い/「切っても良いですよ」 α/「いえ、すぐ解けます。ところで”これ”いまさんの糸?」 い/「わからん!」 いまさんは自分の糸が解らないくらい動揺している。 無理はない、バイオマスタ−付の高級ロッド2セットが海中に沈んだのだ。 でも、これはいまさんの糸に違いないとぐいぐい引っ張ると、ドンドン糸が出てくる。 根掛かりした糸ではないらしい。やはり、いまさんのか? 巻き取ること白髪三千条、ついにロッドの先端が見えてきた。 その下からは白い駆体のバイオマスタ−が上がってきた。 いまさん自身ももう一本を巻き上げる。\(^O^)/良かった。 | ||||||||||||||||
■昼寝 | ||||||||||||||||
その後強風の中、4人とも昼寝状態に入る。時折波飛沫も飛んでくる。天気は良い。 11:00 阪村さんが弁当を持って来てくれるも、誰も起きない。 12:00 少し気分が船酔いだったが、昼食のおにぎりを1つ、無理矢理食べる。 12:30 腹具合が悪くなり、○ン○をする。潮下に流れて行くが、みんな寝ているので気づかれずにすんだ。 13:00 最悪の気分となり、撒き餌をする。 昼食べたおにぎりが、蒼い海に真っ白な撒き餌となって広がっていく。 ご飯粒は細かくなっているものの、消化されていない。結構、量が出る。 何の力で、こんなに勢い良く胃の中のものが逆流するのだろう。不思議だ。
14:00 まだみんな寝ている。他の筏はほとんど人が居なくなった。 小生は起きあがるたんびに気分が悪くなり、起きては寝るの繰り返し。 tensyuさんから電話が入る。南港も風が強いらしいが、チヌを1枚ゲットしたとのこと。 「ジ−」の音(ゆるゆるのドラグが廻る音です)は聞かれず、 一度居食いで尻尾だけになったアジが上がってきたのみ。 糸も一度噛み切られはしたが・・・・。 15:00 風が止み、一人また一人と動き出す。 小生も気分が快調に向かう。 | ||||||||||||||||
■気を取り直し | ||||||||||||||||
いまさんも気を取り直し竿を出す。さらに、チヌを釣るんだとバスロッドを取り出し、 道糸にナス錘を付け、エダスを出してオキアミを付けている。 Junshoさんが、 J/「そんなんでチヌが釣れたら、ちぬ師に失礼ですよ。ねえ!アルファ−さん」 と言いながらも、オキアミの指し方を教えている。 α/「(心の中で)そこ、その辺、さっき・・・・小生が撒き餌した所なんだけど・・・。」 知ってか知らいでか い/「うんうん、撒き餌が効いてきた。当たりが多い!」 とか何とか・・・・・・小生(-_-;) でも釣れるのはベラばかり。 夕方、ベ−さんの友達(加藤さん)が到着し、ベ−さんと共に6号イカダへお引っ越し。 | ||||||||||||||||
■午後4時過ぎ | ||||||||||||||||
いまさんの竿に沈黙を破る「ジ−」の音!。時刻は、いまさん記では午後4時過ぎ(Junsho記では15:30になっている) しかし、鳴り方がおかしい。長〜い。 い/「エソかな?」 慎重なやり取り、ちらっと姿が見える。 J/「青モンかな?」
近づいてくると、頭がのべ〜としているのでボラを横に伸ばしたように見える。 Junshoさんがタモ入れする。 い/「ふぐ?」 なんとも派手なふぐである。60センチは優にある。 いまさんの腕がいいので、ちゃんと針が唇に刺さっている。 針をペンチで抜こうとするいまさんに、 J/「いまさん、下手に触ると危ないですよ」 α/「そうです、何処に毒有るか解りませんよ」 い/「リリ−スするっ!」 J/「もったいないから、ゲンさんに聞いてからにしましょう」 い/「スカリが汚れれんのがいややっ」 α/「高級魚かもしれませんよ、とにかくゲンさんに聞いてから・・・」 何とかいまさんも納得して、追加のアジを持ってきた阪村さんに現物を見せると、 ゲ/「おやまよ」 毒は無いという。 ゲ/「べっぴんさんよ」 α/「へ?何て言うんですか?」 ゲ/「おやまよ、おやまやから”べっぴんさん”ろ」 おやまふぐと言うらしい。通称”べっぴんさん” ふぐ専門店の安いふぐが、これらしい。 | ||||||||||||||||
■夕日がきれい | ||||||||||||||||
夕日がきれいだ。昼寝のおっちゃん以外に撮る写真もないので、夕日をパチリ。 暗くなってきて、電気浮きに代えるも変化無し。
しかし、納竿間際の魔術師、我らがJunsho師匠にあたり。 小生の”安物でスウィチが壊れていて常時ON”のヘッドランプが間違って照らしでもしたら、アオリイカが驚いて逆噴射しかねないので、あわてて電池を外す。 幸いJunshoさんは、居食いのアオリを的確に引っ張ってきて見事ゲット。 めでたし、めでたし。\(^O^)/ 20時納竿。 J/「いまさん、”べっぴんさん”どうぞ、毒無いですよ」 い/「いりません」 J/「アルファ−さん、持って帰ります?」 α/「なんぼ何んでも、うちの嫁さん、これは”よう”料理してくれません。Junshoさんどうぞ」 J/「僕も結構です」 と言うことで、誰も持って帰らないのなら近所の小料理屋「あこう」で料理してもらおうと言うことになった。 α/「アオリも一緒にねっ (^_^)v」 J/「アオリイカは一度冷凍した方が美味しいすよっ」(持って帰りたいときの意思表示) い/「トレトレの方が美味しいっ!」 J/「(小声)ぶつぶつ・・この年寄り共、苦労して釣り上げたオレの”今日イチ”を・・・(-_-;) 嫁も子供も待っているのに・・・・・」(αの想像) | ||||||||||||||||
■あこう | ||||||||||||||||
料金を精算し、Junshoさん、いまさんと3人で「あこう」に行く。 と、案の定ゲンさんが既に赤い顔で上機嫌。 「あこう」のお母さんに”べっぴんさん”とアオリを託し、4人で宴会モ−ドに入った。 アオリイカは、もちろん刺身でいただいた。新鮮で美味しかったあ〜。 べっぴんさんはゲンさんの指示により、醤油風味で炊いてもらった。 一応、いまさんが先に箸を付け、しばらく異変がないのを確認してからJunshoさんと小生もいただくことにした。 身が締まっててそれでいて柔らかく、これも絶品だ!
宴会終了後、3人とも唇が痺れてないのを確認し、大いに安心・満足して帰途についた。 帰宅は1時半。苦しくも楽しく、はてまた美味しい釣行であった。 関連HP/阪村筏/アオリカ−1/アオリイカ−2 | ||||||||||||||||
釣りサンデ−の「釣魚検索図鑑」を見るとこのふぐは、「しまふぐ」となっていて、 <毒> と書いてあるのですが・・・・・・・???? |