KITAHATA URBAN DESIGN CORPORATION

京都市
下鴨神社

桜門   平成16/01/02

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2004初詣


石清水八幡宮

■京滋バイパスが大山崎まで延び、昨年末には名神高速道路「大山崎インター」が完全開通! 
そのおかげで側道のような「新設国道478号線」が開通。

以前は淀の「宮前橋」廻りでしか行けなかった宇治・久御山・八幡方面に、大山崎から一気に行けるようになった。
枚方大橋から宮前橋までの間、橋が無かったので、このあたりの住民にとってはインターと言い新橋と言い、非常にありがたい。

昨年と同じアングルだ
私が子供の頃は、山崎に橋本への渡しがあった。その名残か、今でも正月にはJR山崎駅から八幡行きの京阪バスが出ている。
今年は新しい道を通るのかなと思ったが、まだバス路線の認可を取っていないようで、宮前橋を渡る旧ルートでの運行だった。

新ルートは桂・木津・宇治が三川合流して淀川になる広大な河原を跨ぎ、右に天王山、左に男山を望む絶景である。いつもは運転していてゆっくり観られないので、楽しみにしていたのだが・・・。

■バスは八幡駅前まで。そこからは、例年どおり「男山ケーブル」に乗る。昨年より早く家を出たためか、非常に空いている。
なんと、「スルットKANSAIカード」が使えるではないか!小さな驚きだ。

参拝をすませ、徒歩で下山しても家を出てから1時間程。
次は、京阪電車で伏見に向かう。
(石清水八幡宮の詳細は昨年の初詣を参照)


伏見稲荷大社

■参拝に良い時間になったためか、稲荷さんの参拝客は結構多い。
昨年は和歌山の現場で膝を痛めたため、奥の院(奥社奉拝所)までの参拝だったので
  「今年は山登りしようか?」
と、hiroさんに。
三つ辻、四つ辻から一之峯、二之峯、三之峯と参拝する大回り(「伏見稲荷/平成12年」参照)を提案した。が、
  「やめとこ」
と一蹴されてしまった。

しかたなく、今回も奥の院で引き返すことにする。

下鴨神社

■昨年、上賀茂神社へ行った帰りにhiroさんは下鴨神社を観たそうで、
  「今年の初詣は、下鴨神社!」
がリクエスト。

伏見稲荷から、そのまま京阪電車で「出町柳」まで向かう。
時分時になったので、昼食は駅の近所のロッテリア。

本当は、稲荷さんの門前町で、
   ”いなり寿司”と”雀のピン焼き”で熱燗をぐいーと・・・
といきたいとこだけど、晩さん程高く付くのと、雀のピン焼きにhiroさんが拒否反応を示すので諦めたのだ。

■「糺の杜」で有名な下鴨神社は、葵祭の斎王や行列に参加する人のみそぎの儀が御手洗池で行われる。
かつて斎王代は、宮中、未婚の内親王が選ばれてたが、現在は市内の未婚の女性が選ばれるそうだ。

そんなことも有ってか境内には「相生社」と言われる縁結びの神様も祭ってあり、カラフルなおみくじが目を引いた。

ちょっと変わった船型の御手洗 「君が代」に歌われた”さざれ石” 舞殿/毎年1月4日に
この前で蹴鞠が行われる
お供え物を調理する
「大炊殿(おおいどの)」の竈
三井神社 干支毎にお参りする「干支の守護社」
夫婦別々にお参り
斎王禊の儀の行われる
「御手洗神社」と「みたらしの池」
「相生社」は縁結びの神様 「糺(ただす)の杜」のせせらぎ
河合神社の手水鉢 世界文化遺産の石碑 鴨長明が「方丈記」を記した
と言われる”方丈”

■緋色の桜門をくぐり、4日に蹴鞠の行われる舞殿の横を通って中門をくぐると、「干支の守護社」。
干支毎に社が構えてあるのでここでhiroさんとしばしのお別れだ。

東西本殿にもお参りし、西にある大炊殿(おおいどの)を観る。(有料/甘酒と河合神社の拝観券付き)

方丈の内部
大炊殿は葵祭の時などの”お供え物”を調理する場所で、巫女さんが解説付で案内してくれる。
   「お正月のお箸が両端とも細くなっているのは、片方は人間もう一方は神様が食べるためです」
だとか、お供え物の由来だとか・・・。

巫女さんは私たちの子供くらいの年なのに、色々と良く知ってるな〜と感心する。
これも仕事だからかな〜。

■本殿の東に有るのが、葵祭で”斎王禊の儀”の行われる「御手洗神社」と「みたらしの池」。
伊勢神宮の五十鈴川の御手洗場を思い浮かべさせる光景だ。

■帰り道、さっき戴いた「無料サービス券」で甘酒を頂戴する。
ついでに鴨長明の「河合神社」も拝観。
この神社には「方丈記」を記したと言われる”方丈”が有り、鴨長明にゆかりの品が保存展示されている。

「方丈記」は鴨長明があちこちを転々としながら書いた随筆で、”方丈”というのは移動に便利なように組み立て式になっているという。移動に便利なように柱は石の土台の上に立てるようになっている。広さはわずか3m(一丈)四方。その中に棚や机が置いてある。

■帰りは出町柳からバスに乗り四条河原町へ出る。
お土産に「おたべ」(粒あん入りの生八つ橋)を買おうと、四条通りを八坂さんの方へ向かうがこれといった店がない。仕方なく木屋町通りから先斗町に入り、人一人通れるくらいの名前も解らない路地を西へ抜け、河原町通を横切り、新京極の創業100年くらいの土産もんやさんでようやく購入した。

今回も良く歩きました。



INFORMATION



 下鴨神社

■電話:075-781-0010/FAX:075-781-4722
■電子メール:info@shimogamo-jinja.or.jp
■アクセス/案内図
 ●京阪出町柳駅・叡電出町柳駅より徒歩8分(三条京阪で地下鉄東西線連絡)
 ●地下鉄北大路駅より市バス(1・205系統)下鴨神社前(または糺の森)下車
 ●JR京都駅より市バス(4・205系統)下鴨神社前(または糺の森)下車
 ●阪急河原町駅より市バス(1・24・205系統)下鴨神社前(または糺の森)下車
■オフィシャルホ−ムペ−ジ/下鴨神社

交通アクセス等
■石清水八幡宮
 ●京阪八幡市駅から京阪男山ケーブルで10分(大人片道220円)/徒歩約一キロ
 ●JR山崎駅←→京阪八幡市駅/正月三ヶ日はバスが出ている/一時間に3〜4本/所要時間約15〜20分/大人320円、小児160円
 ●所在地/〒614-8588 京都府八幡市八幡高坊30
 ●TEL/ 075-981-3001 FAX/ 075-981-9808
 ●関連HP/オフィシャルホ−ムペ−ジ地図

■伏見稲荷大社
 ●JR奈良線稲荷駅、京阪本線伏見稲荷駅・深草駅から徒歩10〜15分(本殿まで)
 ●所在地:京都市伏見区稲荷山
 ●関連HP/オフィシャルホ−ムペ−ジ地図



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