■2023年2月1日
ニュートラムでフェリーターミナル駅へ。
大阪築港17時発。
新門司港へは翌朝5時30分に到着
2月2日、欅坂橋梁等を見て回った後
西小倉駅で乗り換え、折尾駅へ。
駅前にねじりまんぼがある。
折尾三連橋
駅を背に左のアーチはねじりまんぼ(斜橋)
中央、右の2アーチは直橋
不思議な3連橋である
■撮影と採寸を済ませ1駅隣の陣原(じんのはる)駅まで電車で。
皇后崎橋梁は「ねじりまんぼ」だが、
事前の資料によると川を渡って行くとあった。
ネットで潮の高さ予想を調べていた。午前9時ごろが最低
今は、実際どれくらいの水位か見ておきたかった。
ここから歩いて1.2km。ビジネスホテルに投宿
今日の資料をまとめていた
そして、えらいことが・・・・・・
カメラの画像データを「削除」してしまった
データ容量が一杯になったので不要な写真を消すつもりでいたのが、
すべて削除
信じられない!!
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■2月の初め九州のレンガアーチを探訪したが、
撮影した画像データを消去してしまった。
畜生!
今回は無くした箇所を再撮影するぞ。
15日から3泊4日で再訪した。
■鹿児島本線 折尾駅前にある
折尾3連橋(旧折尾高架橋)
折尾駅は2021年に新築されたばかりであり、
駅前は再開発の工事中である。
電車を降りるとホームからレンガ造りの3連橋が見える。
また、ホームにねじりまんぼの説明板が掲示してある。
3連橋の一番端のアーチが斜橋でねじりまんぼで施工され、
中央ともう一方のアーチは直橋である。
工事中なのかどうか知らないが
ねじりまんぼに隣接する2橋は資材置き場か廃材置き場となり、
かなりげんなりする。残念至極である。
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■3連橋に近づき撮影。
写真左がねじりまんぼ。手前の2アーチは直橋。
この3連橋の上を電車が通っていた(西鉄北九州線)
この3連橋の右端から鉄橋が渡っていてその下を鉄道が走っていた(福北ゆたか線)
写真の右手に区画柵がある。
線路があったことを示す注意看板が立っている。
ねじりまんぼを抜けて直橋側を見る。
鉄橋がかかっていたのでアーチ橋であり鉄橋の橋台でもある。
左側のL形に鉄橋の支承が載っていた。
ただ、ひどい亀裂が坑門に見える。
他にない構造物であるのに残念な光景である。
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■3連橋を採寸する。
正径間長、斜径間長はレーザー測距器で。菱角、槍角をデジタル分度器で測る。
正径間長 6118mm、斜径間長 6395mm、斜架角θ=約73° 起拱角β=約11°
正径間長、斜径間長より展開図を書く
斜架角θと 起拱角βとの関係式。
レンガの傾き(起拱角)を見る。
■レンガの傾斜角を測る。
cadで画像を取り込み、 cadの角度計測を用いる。
得たデータ6回の平均値は14°57'35" となり約15°
である。
写真は曲面を斜め下から撮影している。
実際は縦軸方向の長さは
縦距は写真計測した時、 短めの値と考えると角度は
投影されると短く写るはずである。
これより大きいはずである。
おそらく、 起拱角 β は 15°+α
故に理論式で得た β ≒ 11° とは多少相違する
ただし、 流布している文献を見るとθ=75°としているが
これを理論式に当てはめればβ=9°41'
となり写真計測値と
大きく相違している。
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■3DーCADの「スケッチアップ」を使って作図
ネットに載っている昔の写真を参考に作図
ねじりまんぼのある3連橋に鉄橋がかかり次の6連橋に結ばれる
その3連橋の上が西鉄の終点、折尾駅。
3連橋+鉄橋+6連橋
そして、駅が付いてくるとは
ここに来るまで全く知らなかった
写真を見てのイメージ図である。間違いもあるだろう・・・
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■以上、たけちゃんのブログ
Day by day(外部リンク)>九州のレンガアーチ探訪/旧折尾高架橋−1/−2/−3/−4
から引用しました。(一部編集しています) |